近年、自動車パワートレイン開発は、電動化などによる種類の増加、燃費エミッション低減デバイス追加など制御の複雑化、新興国向けなど数の増加や燃料種の多様化に対応するため、量産開発の必要リソースが増大しています。OEM各社は外部委託やMBD(Model BasedDevelopment)による手戻り削減など、量産開発の必要リソース低減と新技術開発への再配分によってこれに対応しています。一方、当社は新実験棟を建設し社内試験設備を増強し、受託事業の展開を開始致しました。自社製品を使用しお客様と同じ業務を行うことで、より多くの本質的なお客様視点を獲得し、そこで得た知識や経験を製品開発にフィードバックすることが可能となりました。そうしたプロセスから生まれた新商品によって、更にお客様の課題解決や効率改善を図る提案を積極的に行って参ります。
またMBDバーチャルテスト環境やデータ管理ツール、計測制御解析ツールや各種CAE(Computer AidedEngineering)ツールを統合したトータルソリューションの提供を目指し、ご購入後の充分なご活用やダウンタイム削減のためのサポートサービスも行っております。お客様業務に深く入り込み、お客様視点でのものづくりにこだわることで、ツールや設備を販売するだけのメーカーではなく、お客様と共に先端技術に取り組む“新技術共創メーカー”となることを目指しております。
オートモーティブ・テスティング・ラボラトリー(通称:ATラボ)