新機能紹介
信号処理
● 変動音シミュレータ
これまで変動音の影響を確認するためには、バンドパスフィルタでその周波数帯域成分を増減していたため、周波数特性も変化させた音になっていました。
変動音シミュレータは、変動成分のみを除去や強調することで、周波数特性を変えずに変動成分を変化させた音を作成することができます。
また、変動成分だけを確認したい場合には、該当の変動成分のみを抽出することも可能です。
>> 詳しくはこちら (OS-2760)
波形解析
● トラッキング解析
これまで定幅トラッキング解析のみであったトラッキングオプションに、定比トラッキング解析機能を追加しました。
これにより、回転速度ベースの定比トラッキングが行えます。
※ トラッキング(定幅)オプション(OS-0262)の販売は終了します。今後は2 種類のトラッキングが統合されたトラッキング解析 オプション(OS-0265)になります。
トラッキング解析(定幅)オプション保守契約中のお客様は、無償バージョンアップの対象となります。
機能強化
●音声再生機能
再生チャンネルの切替
音を止めずに再生チャンネルを切替えることができるようになりました。微妙な音の聞き分けや、タイミングを合わせて多点で収録した音の切り替えが簡単に行えます。
ミキシング再生
個別の現象ごとに収録した音や、周波数帯域ごとに分解した音を合成して再生することができます。
その他
● USB 3.0 対応
Oscope の収録・再生機能 (OSRECO) が DS-3200 (USB3.0インタフェース搭載) に対応しました。
※ DS-0366 2ch 100 kHz 帯域入力ユニット、DS-0373 1ch 100 kHz 帯域信号出力ユニットでは使用できません。
※ 筐体間接続 (FRAME LINK) には対応していません。
エクスポート
● AVIエクスポータ
メインウインドウの動画出力が行えます。
信号処理
● 実効値演算
実効値演算の結果をリニア値で出力できます。
カスタム
● 動画再生 オプションの機能強化
動画を用いた解析をより分かりやすくするための機能を追加しました。
再生スピードの調整
スライダーで自由に再生速度を調整しながら、高速の映像をスローモーションで確認ができます。また、コマ送り機能により連続的なデータを段階的に変化するデータとして確認できます。
明るさ・コントラストの調整
明るさ・コントラスト調整機能により、撮影時に光量が足りなかった暗い映像も見やすくなりました。
2点間距離の表示
2つのサーチカーソルをマウスで移動し、画像内の距離や変位を調べることができるようになりました。