Oscope


新機能紹介

Ver 2.2 新機能

基本機能

 

Windows7対応

Microsoft Windows 7(32bit/64bit)に対応しました。
なお、64bit環境では32bitアプリケーションとして動作します。
また、収録・再生機能(OSRECO)でWindows7(64bit)では、DS-2000/DS-3000シリーズをデバイスとして選択できません。
ご注意ください。

 

OS-2700 プロフェッショナルOS-2710OS-2720OS-2740OS-2750

コントロールAPI 機能

Windows 上の他のソフトウェアから、時系列データ解析ツール Oscope の起動や操作をする機能を追加しました。
Oscope をアクセス・コントロールする為のアプリケーションインターフェイスライブラリであるコントロールAPI と、その状態を表示するコントロールAPIモニターが新たに追加されました。
コントロールAPI はネットワークにも対応しており、LAN 上で動作している他のPC からも複雑な設定をせずに運用することが可能です。また、コントロールAPI は、DLL コンポーネントとして提供しているため、 .NET Framework で扱えるマネージドコード (Microsoft Visual C#) 上からの利用が可能です。

*クライアントPCには以下のインストールが必要になります。
.NET Framework 2.0 Service Pack 2 以上
Microsoft Visual C# 2005 以上

また、サンプルとして他のプログラムから Oscope をコントロールするためのサンプルプログラム実行ファイルとソースコードも提供しています。クライアント側からコマンドを送信することで、以下のような機能を外部からコントロールすることが可能です。

接続・通信関連 Oscope と接続する
Oscope と接続を閉じる
Oscope との接続確認
最新のエラーコードを取得する
最新のエラーメッセージを取得する
Oscopeのバージョンを取得する
ログメッセージを取得する
ログメッセージの行数を取得する
表示関連 データマネージャーの表示状態を切り替える
データマネージャーの表示状態を取得する
メッセージボックスの表示設定を行う
メッセージボックスを表示するかどうかを取得する
プロジェクト関連 新規プロジェクトを作成する
プロジェクトを開く
プロジェクトを保存する
名前を付けてプロジェクトを保存する
テンプレートを開く
テンプレートに含まれる情報を取得する
インポート関連 ASCIIファイルのインポート
FAMS-8000ファイルのインポート
エクスポート関連 インポートデータを CSV 形式でエクスポート
データマネージャー関連 チャンネルをフィールドに展開する
指定ファイルの全てのチャンネルをフィールドに展開する
指定ファイルの全てのチャンネルをフィールドから除去する
インポートデータを削除する
インポートファイルの数を取得する
インポートファイルのID一覧を取得する
ファイルに含まれるチャンネルの数を取得する
ファイルに含まれるチャンネルIDの一覧を取得する
ファイル名を取得する
チャンネル名称を取得する
フィールドアイテム関連 アイテムの遅れ時間の設定
アイテムの遅れ時間を取得する
範囲選択の設定
選択範囲の取得
範囲選択の解除
フィールド上のアイテム一覧を取得する
フィールド上のアイテム数を取得する
アイテムとリンクしているチャンネルを取得する

外部コントロールAPI

 

 


機能強化

ver 2.2 機能強化

 

信号処理

OS-0261OS-2740OS-2750

 

IIR フィルタ

パラメトリックイコライザで、周波数フィルタだけでなく次数フィルタも使用できるようになりました。
次数フィルタは、エンジンやコンプレッサ等の回転機器において、回転速度の変化に合わせて周波数が変化する騒音や振動に対して適用するためのフィルタです。特定の回転体に起因する騒音や振動のみを取り出したり、取り除いたりして評価することができます。

例として、中心周波数を 100 Hz とした場合と次数を3次とした場合のバンドリジェクトフィルタ (以下、BRF ) を下図に示します。
中心周波数を 100 Hz とした BRF では、回転体の回転速度が 2000 r/min から 8000 r/min に変化しても、フィルタの中心周波数は100 Hz のままです。一方、次数を3次とした BRF は、回転速度が 2000 r/min のときには中心周波数が 100 Hz の BRF として、8000 r/min のときには中心周波数が 400 H zの BRF として振舞います。これにより、トラッキング解析等で発見された特定の回転体に起因する騒音や振動のみをフィルタリングすることが可能となります。

 



カスタム

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収録・再生機能 (OSRECO) の DS-3000シリーズ対応

Oscope の収録・再生機能 (OSRECO) が DS-3000シリーズに対応しました。
収録機能を強化し、従来機種 (DS-2000シリーズ) では、入力チャンネルが 8チャンネルのとき、収録可能なサンプリング周波数は最大 51.2 kHz でしたが、DS-3000シリーズでは、8チャンネルのとき最大 102.4 kHz で収録できます。

また、接続用のインターフェースとして、PCI Express、PCカード、そしてExpress Card に対応し、お使いのPCに合わせたインターフェースを選択できます。

収録可能な最大サンプリング周波数

入力チャンネル数 →

1 ~ 4 5 ~ 8
DS-2000 シリーズ 102.4 kHz 51.2 kHz
DS-3000 シリーズ 102.4 kHz

なお、Windows7(64bit)では、DS-2000/DS-3000シリーズをデバイスとして選択できませんので、ご注意ください。

その他

All Type

Oscope ver.2.2 へのバージョンアップ について

Oscope ver.2.2 に、バージョンアップの際には、 Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 または 3.5 Service Pack 1 が必要になります。 Microsoft .NET Framework のアップデートを行ってください

 



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