新機能紹介
基本機能
●アナリシスマネージャー
解析画面を一元管理できるアナリシスマネージャーを搭載しました。 複数の解析画面を一覧で表示し、管理できます。
この機能により、複数の解析グラフがあっても、見たいもののみ表示することができ、解析画面をすっきりと整理することができます。
また、解析グラフのサイズ変更も簡単に行える他、何を解析したグラフなのか等を説明するコメントも添付することが可能です。
波形解析
●FFT 解析機能拡張
FFT 解析機能拡張として
OS-0252 FFT解析 ( オプション) に 「基本周波数解析EXプラグイン」 と「相互周波数解析EXプラグイン」 が追加されました。
FFT解析機能拡張は、1つのアナリシスウィンドウで表示できるチャンネル数を、最大4チャンネルから最大32チャンネルまで拡張したものです。
実稼動解析における、多数の計測点でのパワースペクトルや周波数応答波形の重ね書き表示、あるいは、何度も繰り返して計測するケースで、
繰り返した回数分のスペクトルの傾向を重ね書きグラフ表示で確認する、などといったケースで便利な機能です。
機能強化
インポート
● FAMSインポーター
自動計測制御システム FAMS-R5 収録ファイル対応
EV/HEV試験など高度で複雑な試験に柔軟に対応できる自動計測制御システムFAMS-R5の大容量データを抽出し可視化できます。
波形解析
● 音質評価強化
DIN 45631/A1 非定常音ラウドネスに対応
2010年3月にドイツ工業規格 DIN 45631/A1 として制定された非定常音ラウドネスを
搭載しました。
規格に準拠した非定常音ラウドネスを、本ソフトウェアで簡単に算出することが可能になりました。
1/Nオクターブ解析
● 1/N オクターブバンドでの解析周波数範囲の拡大
1/3 オクターブの解析周波数範囲を 0.8 Hz ~ 20 kHz へ拡大しました。低周波数領域については、振動レベルの解析や超低周波数領域の音(可聴周波数領域より下の音)の解析に対応できるようになりました。 また、20kHzまで周波数上限が拡大し、人間の可聴周波数領域全域をカバーできるようになりました。 さらに、音響フィルタ、振動フィルタもかけられる機能を搭載しています。