LA-7000 シリ−ズ サウンドレベルメータは、大型カラー液晶タッチパネルの採用により、操作を大幅に改善し、わかりやすく直感的な操作で計測を開始することができる騒音計です。

LA-7000 シリ−ズ は、本来の騒音レベルの測定や演算を行うこと以外に、測定中に「音を聞きながら計測する」ということも可能です。音を聞くことで、対象物の状態を確認したり、音源探査、確実に録音できたかを確認できるようになりました。失敗の許されない測定現場で、安心・確実な計測を行うことができます。

また、オプションを装備することで、サウンドレベルメータ(騒音計)としてのみならず、サウンドアナライザ、周波数分析や、サウンドレコーダー* へと進化します。 (*オプション)

LA-7000 シリーズ サウンドレベルメータ1台で、騒音測定、音の収録、周波数分析、異音の音源探査が可能となり、測定作業の効率を大幅に向上させることができます。

さらに LA-7000 シリーズで保存したデータと当社の多彩な分析ソフトウェアと組み合わせることで、『波形解析』、『音質評価』、『変動音解析』、『音の周波数シミュレーション』が可能となります。

 

 

LA-7700 サウンドレベルメータ
クラス1

高感度タイプ
無響室などで、小さな音を測定する方に

測定周波数範囲:10 Hz - 20 kHz
測定レベル範囲(JIS、IEC)A : 20~128 dB
自己雑音レベル A : 12 dB 以下
 

LA-7500 サウンドレベルメータ
クラス1

広帯域タイプ
超低周波音から可聴域を測定する方に

測定周波数範囲:10 Hz - 20 kHz / 1 Hz~20 kHz (超低周波機能有効時※2
測定レベル範囲(JIS、IEC)A : 24~138 dB
自己雑音レベル A : 16 dB 以下

LA-7200 サウンドレベルメータ
クラス2


高機能な環境騒音計測を行う方に

測定周波数範囲: 10 Hz - 8 kHz
測定レベル範囲(JIS、IEC)A : 23~138 dB
自己雑音レベル A : 17 dB 以下
 

 

 

 

紹介動画

プロモーション

プロモーション

特長

持ちやすい !


ハンドストラップ付属
測定使用時、本体落下を未然に防ぎます
サイズダウン
前機種から、35% の小型化を実現。手の小さい方にも優しい設計、持ちやすさを追求したデザインです

 

わかりやすい !


4.3インチカラー液晶
重ね書き表示も明快にできます。レンジオーバーを赤色で警告します
収録スタートもタップ1つ
演算データやレコーディングが、スタート(自動メモリ保存用)を1タップすることにより開始されます
リスニング機能搭載
マイク(騒音計)を音が大きく聞こえる方へ向けることで数値だけではなく、聞きながら音を実感できます

使いやすい !


長時間計測を実現
アルカリ電池使用時 約12時間、USBからの給電も可能です
タッチパネルで直感的な操作
演算切替、レンジ切替、測定時間など表示をタップする事により変更が可能です
ホームキーの搭載
ホームキーを押すと基本画面に戻ります
キーロック機能
ホームキーを長押しでキーロックが可能です
防風(ウィンド)スクリーン補正機能
防風スクリーンを使用して測定する場合、装着の影響を補正することができます
日本語切替表示
日本語/英語 表示切替が可能です
画面撮りに便利なキャプチャ機能
キャプチャした画像を出力することができます
外部電源ON/OFF機能
装置に組込 外部電源と連動させ ON/OFF する場合、スイッチ切替で可能です

 

 

 

機能一覧

 

標準機能

 

オプション機能

 

 

 

標準機能

 標準機能  SINGLEモード、DUALモード、QUADモード 表示

異なる周波数重み付け特性や時間重み付け特性の組み合わせで同時に2つ(DUAL)、4つ(QUAD)の演算値を表示することができます。
A特性とZ特性の値など、異なる重み付け特性の測定結果の比較に有効です。

SINGLE モード MAIN
DUAL モード MAIN、SUB1
QUAD モード MAIN、SUB1、SUB2、SUB3

QUADモード表示例

<Trend 画面:MAINやSUBのトレンド波形を表示。値は選択している値のみ。(MAINかSUB)
※トレンド表示は、瞬時値の組合せ、 もしくは演算値の組合せ。

List> 画面:選択したMAINかSUBの測定中の全演算値(Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak、LN)を表示。
※選択するには、MAINやSUBの表示をタップすると、太字(選択中を意味します)に変わる。
 標準機能  リスニング機能(Phone出力)

音を聴きながら計測が可能

● 無響室での測定や遠隔場所の測定に有効
● 環境騒音などで遠隔場所の監視などに有効

※延長ケーブル、ヘッドホンは、別売となります。

 標準機能  1/1 リアルタイムオクターブ分析機能

RTA1/1モード

周波数分析モードの一つで、オクターブバンドに分けた表示です。縦軸が音圧レベル(音の大きさ)、 横軸が周波数(音の高さ)になります。どの高さの音が大きいかひと目で見ることが出来ます。 また、RTA1/1のメモリデータとMAINデータを重ね書きし、比較することもできます。

Filter1/1モード

オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことで、騒がしい現場でも気になる音だけを聞くことが可能です。
マイクをかざし、異音の音源を探査するのに役立ちます。
また、Allpass(全帯域)と Bandpass(特定バンド)の音圧レベルを比較することができます。

適合規格 IEC 61260-1:2014 Class1 / JIS C 1513-1:2020 クラス1
分析バンド 16 Hz ~ 16 kHz(11バンド)、Allpass1、Allpass2
※超低周波機能有効時は、1 Hz~16 kHz(15バンド)[リストのみ], Allpass1, Allpass2
演算項目 Filter Mode(Bandpass、Allpass切替) ・・・Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak、LNリスト
RTA Mode ・・・ Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin (Main)
計測レンジ ノーマルレンジ(ワイドレンジ は非対応)
メモリモード Manual、Auto、Logging、Record* ( *LA-0704装着時 )
  • オーバーレイ機能   RTAモード *

オクターブ機能には、オーバレイ機能(OVERLAY)があり、RTAのメモリデータと測定データ(生データ)を重ね書くことができます。

  • 暗騒音補正機能   RTAモード *

騒音測定で、現場の暗騒音補正をしたい場合に使用することができます。

暗騒音補正とは
測定対象機器を作動している状態で測定した音圧レベルは、対象機器からの音と暗騒音を合成した値になります。 この測定値から暗騒音の影響を差し引いて対象機器の放射音圧レベルを算出することを、暗騒音補正と呼びます。

注意が必要な点
暗騒音値の測定では、十分安定した値になることが重要です。
周波数バンドでは暗騒音のデータの方が大きくなると補正ができず表示がされません。

 

 

*RTA1/3でも、オーバーレイ機能、暗騒音補正機能の使用が可能です。

便利機能

 校正履歴機能

騒音計の性能を確認する作業として「校正」が重要視されます。 測定前の騒音計チェックには「音響校正(音響校正器による確認)」を行います。その場合、校正履歴があると非常に管理をしやすくなります。

便利機能 1

使用する推奨校正器を騒音計に登録ができる。
登録項目:使用校正器の型式、校正レベル値、製造番号


便利機能 2

校正モードをOKで完了すると、自動で、校正データが内蔵メモリに保存される。(max約100回程度) その校正履歴データは、SDカードに出力することができる。(.CSV形式)
保存項目:(校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/内部基準信号、校正日時)
※使用する校正器を登録し、選択が必要。


 

オプション機能

オプション 1/3 リアルタイムオクターブ分析機能 LA-0702

オクターブバンドをさらに詳細に分けた音の分析や評価が可能です。
1/3オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことも可能です。 音では最もよく用いられる分析機能 及び フィルタです。

RTA1/3モード

周波数分析モードの一つで、オクターブバンドに分けた表示です。縦軸が音圧レベル(音の大きさ)、横軸が周波数(音の高さ)になります。 どの高さの音が大きいかひと目で見ることが出来ます。また、RTA1/3のメモリデータとMAINデータを重ね書きし、比較することもできます。

Filter1/3モード

オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことで、騒がしい現場でも気になる音だけを聞くことが可能です。
マイクをかざし、異音の音源を探査するのに役立ちます。
また、Allpass(全帯域)と Bandpass(特定バンド)の音圧レベルを比較することができます。

仕様
分析バンド12.5 Hz ~ 20 kHz(33バンド)、Allpass1、Allpass2
※超低周波機能有効時は、0.8 Hz~16 kHz(45バンド)[リストのみ], Allpass1, Allpass2
適合規格
演算項目
計測レンジ
メモリモード
1/1 オクターブモードと同様のため、ご参照ください
 オプション  FFT分析機能 LA-0703

FFT分析により、周波数成分ごとに音の大きさを確認することができます。
平均結果の演算や、トリガを掛けて単発音を捉えることも可能です。

● オートメモリに対応
  → 数値データの自動保存が可能
● レコードメモリ(*LA-0704が必要)に対応
  →録音しながら、FFT分析が可能
● 分解能の向上 800ライン、1600ラインに対応

仕様
周波数レンジ 1 k、2.5 k、5 k、12.5 k、25 kHz
ライン数 (サンプリング点数) 400(1024)、800(2048)、1600(4096)
トリガ ON/OFF 回数(1~16 回)/ レベル(40.0~130 dB)、ポジション(-64点固定)
平均モード SUM、MAXhold、EXP(指数)
計測レンジ ノーマルレンジ(ワイドレンジは非対応)
対応メモリ Manual、Auto、Logging、Record
画面拡大表示 (Expand) ×1、×2、×4
※LA-7700では、トリガレベル(30.0~120.0 dB)
 オプション  サウンドレコーディング機能 LA-0704

音声データを収録し、騒音計本体で収録音を聞くことができます。収録ファイルは O-Solution でオフライン解析することが可能です。

仕様
メモリモード: Record
サンプリング周波数: 64 kHz
収録時間: 16 bit使用時(4 GB 約8時間)
24 bit使用時(4 GB 約5.5時間)
収録レンジ: ノーマルレンジ
(16bit設定のワイドレンジは非対応)
ファイル形式: wav(音声データ)と
csv(再生用トレンドデータ:1 s間隔のLz
※ RTA、FFT モードでの分析同時収録も可能

(注意) Oscope で読込む場合は、2 GBまで(LA収録データ)となります。
以下の時間内で、収録ください。
収録時間:
16 bit使用時(2 GB 4.5時間)
24 bit使用時(2 GB 3時間)

 オプション  オフライン分析機能 LA-0704

測定現場では、ゆっくり時間をとれないケースも増えてきています。オフライン分析機能により、音をレコーディングして後で分析が可能です。
オフライン分析機能で、Leq などの「再演算」や「再分析」(FFT, RTAなど)が可能です。 ※ さらなる詳細解析は、2次処理ソフトウェアなども取り揃えています。

仕様
・SLM(Single/Dual/Quadモード)
・RTA1/1、Filter1/1モード
・RTA1/3、Filter1/3モード・・・LA-0702 必要
・FFTモード      ・・・LA-0703 必要

※ 注意)トリガ機能は使用できません。
※ 注意)時間設定は、MeasureTime のみとなります。
※ L-SIM(LA-0707)、SQE 定常音(LA-0708A)は、Ver4.0以降にて対応。

 オプション  レベル判定機能 LA-0705

出力ケーブル(MULTI I/O - BNCコネクタ)2 m 付属

設定値を超えない場合(緑色)/
※OFF設定の場合(灰色)
設定値を超えた場合(赤色)

仕様
比較対象 SLMモード(SINGLE/DUAL/QUAD)
MainのLp 瞬時値
Filter 1/1,1/3(BP:Lp),RTA1/1,1/3(AP1:Lp),FFT(OA:Inst)
(演算値は非対応)
設定レベル 30.0 dB ~ 130.0 dB
DELAY設定 OFF、10 ms、100 ms、1 s、2 s、3 s、5 s、10 s
HOLD設定 100 ms、200 ms、500 ms、1s、5 s、10 s、30 s、Manual
出力モード OFF、ON(Mode1LOW)、ON(Mode2HI-z)
 オプション  レベルシミュレータ機能 LA-0707

問題となる周波数帯域のレベルを下げ、対策後の音(仮想音)を試聴すること、そのオーバーオール値を求めることができます。 対策前の音(原音)と聞き比べて、対策効果を事前にシミュレーションする際に有効です。

仕様
計測モード L SIM
切替表示(Phoneマーク) UD(シミュレーション可能)もしくは、AP(原音)
調整範囲 - 50 dB ~ + 20 dB(1dBステップ)
可変レベル対応 16 Hz ~ 16 kHz(11バンド)
表示バンド 11バンド、Overall、Allpass(スルー)
一括編集機能 0 dB(リセット用)、- 50 dB(全カット)、UD設定時の表示
MAIN オーバーオール値(増減した計算値)
リスト表示 バンド毎の編集量、及び増減後の数値
UD設定の出力 Phone 端子
ヘッドホン出力 Overall(仮想音)出力
AC出力 Overall出力(UD設定の出力)
AC/DC出力 次のうちから1つ選択 
DC出力:Overall出力(UD設定の出力)
AC-Z出力:Z出力(生音のZ特性)
Through出力:マイク出力(生音をレベル化した出力)
 オプション  音質評価機能 LA-0708A

騒音レベルの評価で、人の聴感と異なるような場合があります。その場合には、ラウドネス値などの音質評価が非常に有効な手段となることがあります。
ラウドネスは、人が感じる音の大きさの評価に有効です。
シャープネスは、金属的な甲高い嫌な音の成分を見るのに有効です。

CI値* は、時間平均サウンドレベルとシャープネスを加味した値。 環境騒音、機械音(歯科ドリル)に用途では簡便で有効です。(今後、適用範囲についてはさらに検討されています。)
LA-0708A 音質評価機能は、定常音を対象にしたものです。 非定常音ラウドネス については、Oscope シリーズ の音質評価ソフトをご利用ください。

仕様
使用範囲 定常音 「拡散音場(GD)、自由音場(GF)」の選択
演算リスト
ラウドネス(ISO532-1の定常音適合) “N”
ラウドネスレベル(〃) “LN”
シャープネス(DIN45692適合) “S”
シャープネス(Aures) “SA”
シャープネス(Bismarck) “SB”
コンフォートインデックス* “CI”
同時計測Main 上記の演算リストより1つ
SUB1/SUB2/SUB3 SLM値より各1つ(SUB1の周波数重み付き特性はA固定となります)
計測レンジ ノーマルレンジ
※ LA-7200(クラス2)には、装着できません。

* CI(コンフォートインデックス)とは、桑野園子* 先生の研究による音の評価量の一つ。 CI は、「シャープネス値」と「A特性時間平均サウンドレベルの 1/10」を加えた値。環境騒音、機械騒音の相関例があり、耳障りな音の評価量として有効と考えられている。 現在も適用範囲の検討がなされており、参考値としてご使用ください。

桑野園子*(工学博士) 大阪大学名誉教授 日本音響学会会長、日本騒音制御工学会副会長、国際音響学会副会長などを歴任

 オプション  超低周波音測定機能 LA-0709

人間の耳では聞こえない超低周波音(1~20 Hz 音)の計測も可能。

測定周波数範囲 1 Hz~20 kHz
(測定モード切替により、10 Hz~20 kHz または、1 Hz~20 kHz の計測が可能)
周波数重み付け特性 G特性選択可能
時間重み付け特性 10 s選択可能
適合規格 ISO7196:1995 Acoustics - Frequency-weighting characteristic for infrasound measurements
対応モード SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1 、Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703)

※ LA-7500 にのみ搭載可能です。また、ご購入済みLA-7500に装着する場合は引取対応となります。

 

インターフェース

 

↓     ↓ 詳細のリンクがあります     ↓

イラスト(LA-3000シリーズリアパネルの出力関連)

 

付属品

キャリングケース
付属品

仕様

 

LA-7700 精密騒音計 LA-7500 精密騒音計 LA-7200 普通騒音計
計量法型式承認番号 ※1
第TF2210号
第TF228号
第TF229号
第TF227号
第TS225号
第TS224号
適合規格 JIS C 1509-1: 2017 クラス1
JIS C 1516: 2020 クラス1
JIS C 1509-1: 2017 クラス2
JIS C 1516: 2020 クラス2
IEC 61672-1:2013 Class 1 IEC 61672-1:2013 Class 2
ANSI S1.4-2014/Part1 Class1 ANSI S1.4-2014/Part1 Class2
測定周波数範囲 10 Hz~20 kHz 10 Hz~20 kHz
1Hz~20kHz(超低周波機能有効時※2
10 Hz~8 kHz
測定レベル範囲(JIS、IEC)
A: 20~128 dB
C: 28~128 dB
Z: 34~128 dB
A: 24~138 dB
C: 32~138 dB
Z: 38~138 dB
Z: 50~138 dB(超低周波機能有効時)
G: 35~138 dB(超低周波機能有効時)
A: 23~138 dB
C: 30~138 dB
Z: 36~138 dB
自己雑音レベル A: 12 dB 以下
C: 20 dB 以下
Z: 26 dB 以下
A: 16 dB 以下
C: 24 dB 以下
Z: 30 dB 以下
G: 27dB以下(超低周波機能有効時)
A: 17 dB 以下
C: 24 dB 以下
Z: 30 dB 以下
マイクロホン MI-1281 MI-1271 MI-1471
マイクロホンプリアンプ MI-3270
リニアリティレンジ ワイドレンジ: 110 dB/ノーマルレンジ: 80 dB
レベルレンジ 10~120 dB(wide)/50~120 dB/40~110 dB/
30~100 dB/20~90 dB/10~80 dB/0~70 dB
20~130 dB(wide)/60~130 dB/50~120 dB/
40~110 dB/30~100 dB/20~90 dB/10~80 dB
基準レンジ 50~120 dB
時間重み付け特性 例:LAF F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms ,10 s(超低周波機能有効時) F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms
周波数重み付け特性 例:LAF A,C,Z 特性 A,C,Z G特性(超低周波機能有効時) A,C,Z 特性
測定項目 Lp, Leq, LE, Lmax, Lmin Lpeak,
LN (L5, L10, L50, L90, L95, Lhigh, Llow, Lave.任意の2個のLN値)
サンプリング間隔 15.6 μs (Lp、 Leq、 LE、 Lmax、 Lmin、 Lpeak)、 100 ms (LN)
測定時間 例:毎正時10分の繰り返し計測で24時間測定する場合、
M.T:10 min, P.T:1h, T.T:24h となる
  計測時間(Meas. Time) 手動(OFF)、任意設定 0.1~199 hour 59 min 59.9 sec まで 分解能:0.1 sec
周期時間(Period Time) 1 min~24 hour まで 分解能:1 min
全測定時間(Total Time) 0.1 sec~999 hour 59 min 59.9 sec まで 分解能:0.1 sec
スタート種類(スタートモード) マニュアルスタート、タイマースタート、カウントダウンスタート、レベルスタート
表示機能 表示器 カラーバックライト付き 4.3 インチ液晶表示器(タッチパネル対応)
  デジタル表示 4 桁/分解能 0.1 dB /表示周期 1 s
バーインジケータ ワイドレンジ:表示範囲 100 dB/ノーマルレンジ:表示範囲 70 dB
電池残量表示 4段階表示
オペレートモード (オンライン)モード
標準 :SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1
オプション :Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703)、LSIM(LA-0707)、SQE 定常音(LA-0708A)
標準 :SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1
オプション :Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703)、LSIM(LA-0707)
※「SQE 定常音(LA-0708A)」オプション不可。
オフラインモード
(LA-0704 必要)
標準:SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1
オプション:Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703)
※ LSIM(LA-0707)、SQE 定常音(LA-0708A)は、Ver4.0以降にて対応。
重ね書き表示
(Overlay)
重ね書き 表示 標準:RTA1/1
オプション:RTA1/3(LA-0702)
暗騒音補正 表示 標準:RTA1/1
オプション:RTA1/3(LA-0702)
メモリ機能 SD/SDHCカード内に保存( SDHCカード 32 GBまで使用可能)
  メモリモード
MANUAL(CSVファイル)、AUTO(瞬時値、演算値、CSVファイル)………標準機能
LOGGING(瞬時値 10 ms or 100 ms、CSVファイル)………標準機能
RECORD(WAVEファイル:64 kHzサンプリング)………LA-0704必要
パネルコンディションメモリ 内蔵メモリ および SD/SDHCカード
(内部メモリ: 任意書換え 5個、EZコンディション5個、電源OFF時のコンディション1個)
(SD/SDHC: 個数は、SD/SDHCカード容量による)
簡易測定モード 5モード
(EZ1:LAeq+LCpeak、EZ2:Record、EZ3:Logging 100 ms、EZ4:NC、EZ5)
時計機能 内蔵(年/月/日/および時:分)
連続動作時間:約1年(充電時間:完全放電状態から24時間)
校正履歴機能 内蔵メモリ(保存点数:約100点)
内容(校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/内部基準信号、校正日時)
レジューム機能 内蔵メモリに測定コンディションを保存
校正 基準信号
(外部機器接続時のための出力)
内部発信器による電気的校正(1 kHz 正弦波)
ノーマルレンジ:フルスケールの-6 dB、ワイドレンジ時フルスケールの-16 dB
推奨校正器 SC-2500A SC-2500A,SC-2120A
出力/入力 Phone 出力
(ヘッドホン出力)
実音、または収録音(再生音) 1/1オクターブFilter(標準機能),
1/3オクターブFilterモード(オプション:LA-0702)使用時は、
選択された1バンドの実音、または収録音(再生音)。
レベルシミュレータ(LSIM:LA-0707)の「UD」選択時はレベル編集音、
「AP」選択時は実音
最大出力:0.03 mW( 63 Ω:1 kHzにて)、コネクタ:ステレオφ3.5
AC 出力 A/C/Zのいずれかを画面(Main)に連動して出力
  AC 出力レベル 出力レベル:0.707 Vrms±5 %(ノーマルレンジ)、2.236 Vrms±5 %(ワイドレンジ)
レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時
歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下、
負荷抵抗 :10 kΩ以上、
オフセット電圧:±30 mV以内、
出力インピーダンス :50 Ω±2 %
AC/DC 出力 DC, AC-Z, Through の切り替え
  DC出力レベル 2.5 V±20 mV(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時
スケールファクター:0.25 V±10 mV/10 dB、
負荷抵抗:10 kΩ以上、
出力インピーダンス :50 Ω±2 %
AC-Z出力レベル 出力レベル:0.707 Vrms 5 % (ノーマルレンジ)、2.236 Vrms±5 % (ワイドレンジ)
レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時、
歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下、
負荷抵抗 :10 kΩ以上、
オフセット電圧:±30 mV以内
出力インピーダンス :50 Ω±2 %
Through出力レベル

0.707 Vrms± 5 %(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)フルスケール入力,1 MΩ 負荷時
歪率:0.2 %以内出力

外部コントロール入力
動作:リセットしてスタート
コントロール電圧 :無電圧接点入力
入力パルス幅 :200 ms以上
絶対最大入力電圧:24.0 V
レベル判定出力(LA-0705) オープンコレクタ(出力耐電圧:DC+24 V以下、シンク電流:20 mA以下)
「出力ケーブル(MULTI I/O - BNCコネクタ 2 m)付属」
  レベル判定比較対象 SLMモード (Main:Lp)、Filter 1/1,1/3(Main(BP):Lp)、 RTA1/1,1/3(AP1:Lp)、FFT(OVERALL:Instant)
インタフェース RS-232C 転送速度:9600,115200 bps、MULTI I/Oケーブル(別売)
USB
Ver2.0:USBハイスピード準拠
USB 接続用ケーブル:USB(A)オス-マイクロUSB (B) オス(別売)
機能:コマンド制御、もしくは マスストレージ ※3
外部メモリ SD/SDHCメモリカード、最大容量 SDHC 32 GB ※4
適合延長ケーブル
(マイクロホン延長)※5
AG-3400シリーズ(CE対応は 30 m以内)、最大延長:103 m(AG-3305)、
5 mを超えるケーブル延長は、補正機能有り。
電源 ・単3形( アルカリ乾電池またはNi-MH二次電池)4本
・USBバスパワー(動作入力電圧範囲:DC 4.75~5.25 V)
・ACアダプター(PB-7090 消費電力 AC100 V時、約7 VA)
外部電源動作機能 ACアダプターからの電源供給と連動して本体の電源操作を行う機能。(外部電源起動モードは、電池では動作しない設定です) 電池ボックス内のスイッチで切り替えが可能(標準機能)
防風スクリーン補正機能 防風スクリーン「防風スクリーン(φ70)/全天候防風スクリーン(LA-0207A)」の影響を補正する機能。(LA-7700は、全天候防風スクリーンには対応していません)
電池寿命(連続使用)※6 アルカリ乾電池LR6:約12時間 Ni-MH二次電池:約12時間
使用(保存)温度範囲 −10 ~ 50 ºC (−20 ~ 60 ºC)
使用(保存)湿度範囲 20 % ~ 90 % RH (10 ~ 90 % RH))ただし結露のないこと
寸法 約 90 mm (W)×279 mm (H)×42 mm (D)
質量 約 540 g(電池含む)
付属品 AC アダプター(PB-7090)※7
信号ケーブル(AX-501)
防風スクリーン(φ70 mm)
ハンドストラップ、単3形アルカリ乾電池4本
キャリングケース(ショルダーベルト含む)
SDHCメモリカード(4G)
取扱説明書(CD版)
セットアップガイド
価格(税込)

( )

( )

( )
出荷時検定料 ※8 (税抜き) (税抜き) (税抜き)

※1 計量法(令和3年施行)

※2 LA-0709 超低周波音測定機能にて対応

※3 ファームウェア Ver.2.0 以降にて対応

※4 SDメモリ機能をご使用になる場合には、推奨SDカードをご使用ください。

※5 ここに記載されたケーブル延長距離は、それぞれ当社指定の専用ケーブルを用いた場合です。

※6 操作Mode、メモリMode、バックライトにより使用時間が異なります。

※7 海外仕様のコンセントケーブルは別途お問い合わせ下さい。

※8 当社は原則として、出荷時おこなう検定については自主検査により「基準適合証印」を付してこれに代えています。
出荷後の製品に対する検定は、当社で点検・調整をおこなった後に(財)日本品質保証機構(JQA) に検定を依頼しています(普通騒音計:¥15,300(非課税)+¥22,900(税抜き)精密騒音計:¥23,000(非課税)+¥35,400(税抜き))。また、当社では検定無しの製品を標準としているため、検定(基準適合証 印)付きの製品をご希望のお客様及び出荷時から公的機関による検定をご希望のお客様は、製品発注時にその旨をお申し付けください。

オプション価格

型名 品名 価格(税込)
LA-0702 1/3リアルタイムオクターブ分析機能
LA-0703 FFT分析機能
LA-0704 サウンドレコーディング機能
LA-0705 レベル判定機能
LA-0707 レベルシミュレータ
LA-0708A 音質評価機能
LA-0709 超低周波音測定機能

 

関連製品

音響校正器 (SC-2500A / SC-2120A)

騒音計測に不可欠な音響校正器です。JIS C1515 に適合しています。
SC-2500Aは、静圧による音圧レベルの変動をコントロールし、使用環境が変化しても安定した音圧を発生します。 音圧フィードバック制御方式の採用により、クラス1であり、1000 Hz、114 dB の音圧を出力します。
SC-2120A は、Class 2 のスピーカータイプです。1 kHz、94 dB の音圧を出力します。
LA-7200(クラス2)は SC-2120A、SC-2500A。
LA-7500(クラス1)/LA-7700(クラス1)は、SC-2500A をご使用ください。


LA-0207A 全天候防風スクリーン

全天候防風スクリーンを使用することで、屋外での騒音測定時に風による雑音の軽減、雨や雪などによるマイクロホンの損傷を防ぐことができます。LA-7000 本体で延長ケーブル補正機能を設定の上、ご使用ください。

スクリーン直径:Φ  200 mm
取付ネジ部:1/4-20 UNS 深6(カメラ用三脚ネジ)

* LA-0207Aを装着した状態で、JIS C 1509-1:2017/ IEC 61672-1:2013 に適合。
* 消耗部品(防風スクリーン、防水メッシュ)については、定期的な交換が必要となります。
* LA-7700(クラス1)には、装着できません。

LA-0207 全天候型防風スクリーン



MI-0301 ホルダー付属

AG-3400 シリーズ マイクロホン延長ケーブル

マイクロホン部と本体部を切り離し、専用のマイクロホン延長ケーブルを使用して、長距離延長することが出来ます。
※ LA-7000の延長ケーブル補正機能を設定の上ご使用ください。
AG-3401 マイクロホン延長ケーブル (5 m): (税込
AG-3402 マイクロホン延長ケーブル (10 m): (税込
AG-3403 マイクロホン延長ケーブル (20 m): (税込
AG-3404 マイクロホン延長ケーブル (30 m): (税込

推奨 USBケーブル

(U2C-AMBF2U12BK ELECOM製)

Micro-USB(A-microB)ケーブル 2A出力対応 (1.2 m)フェライトコア付
USB(A) USB(microB)(騒音計側)

USBケーブル

RS-232Cケーブル

MULTI I/Oケーブル

(製品コード PS-D10758* )

RS-232Cインターフェースに使用します。(2 m)
シリアルポート側 (D-sub9pin) MULTI/IO(騒音計側)

*弊社社内コード


音響振動解析システム O-Solution/DS-5000

解析モードによる詳細な解析

LA-7000シリーズ(+LA-0704)で収録したデータ(wav形式)を O-Solutionへインポートする事でPC上で音の再生、周波数解析、オクターブ解析する事ができます。
また、IIRフィルタ(オプション)を使用することにより、収録した音を再生しながらフィルタ通過後の音を試聴することも可能です。

 

DS-5000 の信号入力源として

マイクロホンの代わりに、LA-7000シリーズ のアナログ出力を DS-5000 に入力することで、リアルタイム解析を行うことができます。 LA-7000シリーズ からは音響フィルタ(A 特性など)のかかった信号と、フラット(Z 特性)の信号を 2 系統同時に出力できるので、これらを DS-5000 で同時に解析することも可能です。

 

O-solution O-solution

時系列データ解析 O-Solution

OS-0525 音質評価機能では、「ラウドネス」「シャープネス」「ラフネス」「変動強度」「トーナリティ」など、 人の聴感特性を考慮し、音に対するさまざまな感覚に対応した音質評価指標を求めることが可能です。

変動音解析機能 OS-0526は、レベルに左右されない時間変動の大きな成分のみを抽出でき、ラフネスや変動強度では検出の難しかった、様々な時間変動の特徴を定量化できるようになります。また、変動がある音と変動がない音を聞き比べる機能を搭載しています。(変動音シミュレーター)

FFT解析では捉えることが難しかった過渡現象を評価する事ができます。特徴量(周波数)を周波数分解能を維持したまま、周波数成分の時間変化を鮮明に表示する事ができます。短時間フーリエ変換とウェーブレット変換を搭載しています。


感性と物理をつなぐ音のプラットフォーム Sound One

音の収録・音の編集・データの管理・オーディオテスト・主観量と物理量の結び付けができるWebアプリケーションです。 異音の評価やサウンドデザインに役立ちます。

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環境予測ソフトウェア SoundPLAN noise
様々な騒音源を同じフィールドで予測

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ASJ CN-Model 2007
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道路、鉄道、工場などから発生する騒音がどのように伝搬していくかを予測計算する音響シミュレーションのためのソフトウェアです。
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音源可視化システム BF-3200 / MI-5420A

音源可視化システム BF-3200 / MI-5420A

LA-7000シリーズでオクターブバンドパスフィルタの周波数を通した音(気になる異音)の場所を特定できる機能から、一歩進めた装置となります。気になる音(1/3オクターブバンドパスフィルタの周波数)を「可視化」をすることができる装置です。

音源可視化システム BF-3200 / MI-5420A
BF-3200 BFモニタ