高機能騒音計(サウンドレベルメータ)
LA-7000 シリーズ
LA-7000 シリ−ズ サウンドレベルメータは、大型カラー液晶タッチパネルの採用により、操作を大幅に改善し、わかりやすく直感的な操作で計測を開始することができる騒音計です。
LA-7000 シリ−ズ は、本来の騒音レベルの測定や演算を行うこと以外に、測定中に「音を聞きながら計測する」ということも可能です。音を聞くことで、対象物の状態を確認したり、音源探査、確実に録音できたかを確認できるようになりました。失敗の許されない測定現場で、安心・確実な計測を行うことができます。
また、オプションを装備することで、サウンドレベルメータ(騒音計)としてのみならず、サウンドアナライザー、周波数分析や、サウンドレコーダー* へと進化します。 (*オプション)
LA-7000 シリーズ サウンドレベルメータ1台で、騒音測定、音の収録、周波数分析、異音の音源探査が可能となり、測定作業の効率を大幅に向上させることができます。
さらに LA-7000 シリーズで保存したデータと当社の多彩な分析ソフトウェアと組み合わせることで、『波形解析』、『音質評価』、『変動音解析』、『音の周波数シミュレーション』が可能となります。
LA-7700 サウンドレベルメータ
クラス1
高感度タイプ
無響室などで、小さな音を測定する方に
測定周波数範囲:10 Hz - 20 kHz
測定レベル範囲(JIS、IEC)A : 20~128 dB
自己雑音レベル A : 12 dB 以下
LA-7500 サウンドレベルメータ
クラス1
広帯域タイプ
超低周波音から可聴域を測定する方に
測定周波数範囲:10 Hz - 20 kHz / 1 Hz~20 kHz (超低周波機能有効時※2)
測定レベル範囲(JIS、IEC)A : 24~138 dB
自己雑音レベル A : 16 dB 以下
LA-7200 サウンドレベルメータ
クラス2
高機能な環境騒音計測を行う方に
測定周波数範囲: 10 Hz - 8 kHz
測定レベル範囲(JIS、IEC)A : 23~138 dB
自己雑音レベル A : 17 dB 以下
紹介動画
特長
持ちやすい !
わかりやすい !
使いやすい !
機能一覧
標準機能
オプション機能
標準機能
異なる周波数重み付け特性や時間重み付け特性の組み合わせで同時に2つ(DUAL)、4つ(QUAD)の演算値を表示することができます。
A特性とZ特性の値など、異なる重み付け特性の測定結果の比較に有効です。
SINGLE モード | MAIN |
DUAL モード | MAIN、SUB1 |
QUAD モード | MAIN、SUB1、SUB2、SUB3 |
QUADモード表示例
※トレンド表示は、瞬時値の組合せ、 もしくは演算値の組合せ。
List> 画面:選択したMAINかSUBの測定中の全演算値(Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak、LN)を表示。
※選択するには、MAINやSUBの表示をタップすると、太字(選択中を意味します)に変わる。
音を聴きながら計測が可能
● 無響室での測定や遠隔場所の測定に有効
● 環境騒音などで遠隔場所の監視などに有効
※延長ケーブル、ヘッドホンは、別売となります。
RTA1/1モード
周波数分析モードの一つで、オクターブバンドに分けた表示です。縦軸が音圧レベル(音の大きさ)、 横軸が周波数(音の高さ)になります。どの高さの音が大きいかひと目で見ることが出来ます。 また、RTA1/1のメモリデータとMAINデータを重ね書きし、比較することもできます。
Filter1/1モード
オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことで、騒がしい現場でも気になる音だけを聞くことが可能です。
マイクをかざし、異音の音源を探査するのに役立ちます。
また、Allpass(全帯域)と Bandpass(特定バンド)の音圧レベルを比較することができます。
適合規格 | IEC 61260-1:2014 Class1 / JIS C 1513-1:2020 クラス1 |
---|---|
分析バンド | 16 Hz ~ 16 kHz(11バンド)、Allpass1、Allpass2 ※超低周波機能有効時は、1 Hz~16 kHz(15バンド)[リストのみ], Allpass1, Allpass2 |
演算項目 | Filter Mode(Bandpass、Allpass切替)
・・・Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin、Lpeak、LNリスト RTA Mode ・・・ Lp、Leq、LE、Lmax、Lmin (Main) |
計測レンジ | ノーマルレンジ(ワイドレンジ は非対応) |
メモリモード | Manual、Auto、Logging、Record* ( *LA-0704装着時 ) |
- オーバーレイ機能 RTAモード *
オクターブ機能には、オーバレイ機能(OVERLAY)があり、RTAのメモリデータと測定データ(生データ)を重ね書くことができます。
- 暗騒音補正機能 RTAモード *
騒音測定で、現場の暗騒音補正をしたい場合に使用することができます。
暗騒音補正とは
測定対象機器を作動している状態で測定した音圧レベルは、対象機器からの音と暗騒音を合成した値になります。
この測定値から暗騒音の影響を差し引いて対象機器の放射音圧レベルを算出することを、暗騒音補正と呼びます。
注意が必要な点
暗騒音値の測定では、十分安定した値になることが重要です。
周波数バンドでは暗騒音のデータの方が大きくなると補正ができず表示がされません。
*RTA1/3でも、オーバーレイ機能、暗騒音補正機能の使用が可能です。
便利機能
騒音計の性能を確認する作業として「校正」が重要視されます。 測定前の騒音計チェックには「音響校正(音響校正器による確認)」を行います。その場合、校正履歴があると非常に管理をしやすくなります。
便利機能 1
使用する推奨校正器を騒音計に登録ができる。
登録項目:使用校正器の型式、校正レベル値、製造番号
便利機能 2
校正モードをOKで完了すると、自動で、校正データが内蔵メモリに保存される。(max約100回程度)
その校正履歴データは、SDカードに出力することができる。(.CSV形式)
保存項目:(校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/内部基準信号、校正日時)
※使用する校正器を登録し、選択が必要。
オプション機能
オクターブバンドをさらに詳細に分けた音の分析や評価が可能です。
1/3オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことも可能です。
音では最もよく用いられる分析機能 および フィルタです。
RTA1/3モード
周波数分析モードの一つで、オクターブバンドに分けた表示です。縦軸が音圧レベル(音の大きさ)、横軸が周波数(音の高さ)になります。 どの高さの音が大きいかひと目で見ることが出来ます。また、RTA1/3のメモリデータとMAINデータを重ね書きし、比較することもできます。
Filter1/3モード
オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことで、騒がしい現場でも気になる音だけを聞くことが可能です。
マイクをかざし、異音の音源を探査するのに役立ちます。
また、Allpass(全帯域)と Bandpass(特定バンド)の音圧レベルを比較することができます。
分析バンド | 12.5 Hz ~ 20 kHz(33バンド)、Allpass1、Allpass2 ※超低周波機能有効時は、0.8 Hz~16 kHz(45バンド)[リストのみ], Allpass1, Allpass2 |
---|---|
適合規格 演算項目 計測レンジ メモリモード | 1/1 オクターブモードと同様のため、ご参照ください |
FFT分析により、周波数成分ごとに音の大きさを確認することができます。
平均結果の演算や、トリガを掛けて単発音を捉えることも可能です。
● オートメモリに対応
→ 数値データの自動保存が可能
● レコードメモリ(*LA-0704が必要)に対応
→録音しながら、FFT分析が可能
● 分解能の向上 800ライン、1600ラインに対応
周波数レンジ | 1 k、2.5 k、5 k、12.5 k、25 kHz |
---|---|
ライン数 (サンプリング点数) | 400(1024)、800(2048)、1600(4096) |
トリガ | ON/OFF 回数(1~16 回)/ レベル(40.0~130 dB)、ポジション(-64点固定) |
平均モード | SUM、MAXhold、EXP(指数) |
計測レンジ | ノーマルレンジ(ワイドレンジは非対応) |
対応メモリ | Manual、Auto、Logging、Record |
画面拡大表示 (Expand) | ×1、×2、×4 |
音声データを収録し、騒音計本体で収録音を聞くことができます。収録ファイルは O-Solution でオフライン解析することが可能です。
メモリモード: | Record |
---|---|
サンプリング周波数: | 64 kHz |
収録時間: | 16 bit使用時(4 GB 約8時間) 24 bit使用時(4 GB 約5.5時間) |
収録レンジ: | ノーマルレンジ (16bit設定のワイドレンジは非対応) |
ファイル形式: | wav(音声データ)と csv(再生用トレンドデータ:1 s間隔のLz) ※ RTA、FFT モードでの分析同時収録も可能 |
(注意) Oscope で読込む場合は、2 GBまで(LA収録データ)となります。
以下の時間内で、収録ください。
収録時間:
16 bit使用時(2 GB 4.5時間)
24 bit使用時(2 GB 3時間)
測定現場では、ゆっくり時間をとれないケースも増えてきています。オフライン分析機能により、音をレコーディングして後で分析が可能です。
オフライン分析機能で、Leq などの「再演算」や「再分析」(FFT, RTAなど)が可能です。
※ さらなる詳細解析は、2次処理ソフトウェアなども取り揃えています。
・RTA1/1、Filter1/1モード
・RTA1/3、Filter1/3モード・・・LA-0702 必要
・FFTモード ・・・LA-0703 必要
※ 注意)トリガ機能は使用できません。
※ 注意)時間設定は、MeasureTime のみとなります。
※ L-SIM(LA-0707)、SQE 定常音(LA-0708A)は、Ver4.0以降にて対応。
出力ケーブル(MULTI I/O - BNCコネクタ)2 m 付属
※OFF設定の場合(灰色)
比較対象 | SLMモード(SINGLE/DUAL/QUAD) MainのLp 瞬時値 Filter 1/1,1/3(BP:Lp),RTA1/1,1/3(AP1:Lp),FFT(OA:Inst) (演算値は非対応) |
---|---|
設定レベル | 30.0 dB ~ 130.0 dB |
DELAY設定 | OFF、10 ms、100 ms、1 s、2 s、3 s、5 s、10 s |
HOLD設定 | 100 ms、200 ms、500 ms、1s、5 s、10 s、30 s、Manual |
出力モード | OFF、ON(Mode1LOW)、ON(Mode2HI-z) |
問題となる周波数帯域のレベルを下げ、対策後の音(仮想音)を試聴すること、そのオーバーオール値を求めることができます。 対策前の音(原音)と聞き比べて、対策効果を事前にシミュレーションする際に有効です。
計測モード | L SIM |
---|---|
切替表示(Phoneマーク) | UD(シミュレーション可能)もしくは、AP(原音) |
調整範囲 | - 50 dB ~ + 20 dB(1dBステップ) |
可変レベル対応 | 16 Hz ~ 16 kHz(11バンド) |
表示バンド | 11バンド、Overall、Allpass(スルー) |
一括編集機能 | 0 dB(リセット用)、- 50 dB(全カット)、UD設定時の表示 |
MAIN | オーバーオール値(増減した計算値) |
---|---|
リスト表示 | バンド毎の編集量、および増減後の数値 |
UD設定の出力 | Phone 端子 |
ヘッドホン出力 | Overall(仮想音)出力 |
AC出力 | Overall出力(UD設定の出力) |
AC/DC出力 | 次のうちから1つ選択 DC出力:Overall出力(UD設定の出力) AC-Z出力:Z出力(生音のZ特性) Through出力:マイク出力(生音をレベル化した出力) |
騒音レベルの評価で、人の聴感と異なるような場合があります。その場合には、ラウドネス値などの音質評価が非常に有効な手段となることがあります。
ラウドネスは、人が感じる音の大きさの評価に有効です。
シャープネスは、金属的な甲高い嫌な音の成分を見るのに有効です。
CI値* は、時間平均サウンドレベルとシャープネスを加味した値。
環境騒音、機械音(歯科ドリル)に用途では簡便で有効です。(今後、適用範囲についてはさらに検討されています。)
LA-0708A 音質評価機能は、定常音を対象にしたものです。
非定常音ラウドネス については、Oscope シリーズ の音質評価ソフトをご利用ください。
使用範囲 | 定常音 「拡散音場(GD)、自由音場(GF)」の選択 | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
演算リスト |
|
|||||||||||||
同時計測 | Main | 上記の演算リストより1つ | ||||||||||||
SUB1/SUB2/SUB3 | SLM値より各1つ(SUB1の周波数重み付き特性はA固定となります) | |||||||||||||
計測レンジ | ノーマルレンジ |
* CI(コンフォートインデックス)とは、桑野園子* 先生の研究による音の評価量の一つ。 CI は、「シャープネス値」と「A特性時間平均サウンドレベルの 1/10」を加えた値。環境騒音、機械騒音の相関例があり、耳障りな音の評価量として有効と考えられている。 現在も適用範囲の検討がなされており、参考値としてご使用ください。
桑野園子*(工学博士) 大阪大学名誉教授 日本音響学会会長、日本騒音制御工学会副会長、国際音響学会副会長などを歴任
人間の耳では聞こえない超低周波音(1~20 Hz 音)の計測も可能。
測定周波数範囲 | 1 Hz~20 kHz (測定モード切替により、10 Hz~20 kHz または、1 Hz~20 kHz の計測が可能) |
---|---|
周波数重み付け特性 | G特性選択可能 |
時間重み付け特性 | 10 s選択可能 |
適合規格 | ISO7196:1995 Acoustics - Frequency-weighting characteristic for infrasound measurements |
対応モード | SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1 、Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703) |
※ LA-7500 にのみ搭載可能です。また、ご購入済みLA-7500に装着する場合は引取対応となります。
↓ ↓ 詳細のリンクがあります ↓
付属品
仕様
LA-7700 精密騒音計 | LA-7500 精密騒音計 | LA-7200 普通騒音計 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
計量法型式承認番号 ※1 |
第TF2210号 第TF228号 |
第TF229号 第TF227号 |
第TS225号 第TS224号 |
||||||||||
適合規格 |
JIS C 1509-1: 2017 クラス1 JIS C 1516: 2020 クラス1 |
JIS C 1509-1: 2017 クラス2 JIS C 1516: 2020 クラス2 |
|||||||||||
IEC 61672-1:2013 Class 1 | IEC 61672-1:2013 Class 2 | ||||||||||||
ANSI S1.4-2014/Part1 Class1 | ANSI S1.4-2014/Part1 Class2 | ||||||||||||
測定周波数範囲 | 10 Hz~20 kHz | 10 Hz~20 kHz 1Hz~20kHz(超低周波機能有効時※2) |
10 Hz~8 kHz | ||||||||||
測定レベル範囲(JIS、IEC) |
A: 20~128 dB C: 28~128 dB Z: 34~128 dB |
A: 24~138 dB C: 32~138 dB Z: 38~138 dB Z: 50~138 dB(超低周波機能有効時) G: 35~138 dB(超低周波機能有効時) |
A: 23~138 dB C: 30~138 dB Z: 36~138 dB |
||||||||||
自己雑音レベル | A: 12 dB 以下 C: 20 dB 以下 Z: 26 dB 以下 |
A: 16 dB 以下 C: 24 dB 以下 Z: 30 dB 以下 G: 27dB以下(超低周波機能有効時) |
A: 17 dB 以下 C: 24 dB 以下 Z: 30 dB 以下 |
||||||||||
マイクロホン | MI-1281 | MI-1271 | MI-1471 | ||||||||||
マイクロホンプリアンプ | MI-3270 | ||||||||||||
リニアリティレンジ | ワイドレンジ: 110 dB/ノーマルレンジ: 80 dB | ||||||||||||
レベルレンジ | 10~120 dB(wide)/50~120 dB/40~110 dB/ 30~100 dB/20~90 dB/10~80 dB/0~70 dB |
20~130 dB(wide)/60~130 dB/50~120 dB/ 40~110 dB/30~100 dB/20~90 dB/10~80 dB |
|||||||||||
基準レンジ | 50~120 dB | ||||||||||||
時間重み付け特性 例:LAF | F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms | F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms ,10 s(超低周波機能有効時) | F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms | ||||||||||
周波数重み付け特性 例:LAF | A,C,Z 特性 | A,C,Z G特性(超低周波機能有効時) | A,C,Z 特性 | ||||||||||
測定項目 | Lp, Leq, LE, Lmax, Lmin Lpeak, LN (L5, L10, L50, L90, L95, Lhigh, Llow, Lave.任意の2個のLN値) |
||||||||||||
サンプリング間隔 | 15.6 μs (Lp、 Leq、 LE、 Lmax、 Lmin、 Lpeak)、 100 ms (LN) | ||||||||||||
測定時間 | 例:毎正時10分の繰り返し計測で24時間測定する場合、 M.T:10 min, P.T:1h, T.T:24h となる |
||||||||||||
計測時間(Meas. Time) | 手動(OFF)、任意設定 0.1~199 hour 59 min 59.9 sec まで 分解能:0.1 sec | ||||||||||||
周期時間(Period Time) | 1 min~24 hour まで 分解能:1 min | ||||||||||||
全測定時間(Total Time) | 0.1 sec~999 hour 59 min 59.9 sec まで 分解能:0.1 sec | ||||||||||||
スタート種類(スタートモード) | マニュアルスタート、タイマースタート、カウントダウンスタート、レベルスタート | ||||||||||||
表示機能 表示器 | カラーバックライト付き 4.3 インチ液晶表示器(タッチパネル対応) | ||||||||||||
デジタル表示 | 4 桁/分解能 0.1 dB /表示周期 1 s | ||||||||||||
バーインジケータ | ワイドレンジ:表示範囲 100 dB/ノーマルレンジ:表示範囲 70 dB | ||||||||||||
電池残量表示 | 4段階表示 | ||||||||||||
オペレートモード | (オンライン)モード |
|
|
||||||||||
オフラインモード (LA-0704 必要) |
標準:SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1 オプション:Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703) ※ LSIM(LA-0707)、SQE 定常音(LA-0708A)は、Ver4.0以降にて対応。 |
||||||||||||
重ね書き表示 (Overlay) |
重ね書き 表示 | 標準:RTA1/1 オプション:RTA1/3(LA-0702) |
|||||||||||
暗騒音補正 表示 | 標準:RTA1/1 オプション:RTA1/3(LA-0702) |
||||||||||||
メモリ機能 | SD/SDHCカード内に保存( SDHCカード 32 GBまで使用可能) | ||||||||||||
メモリモード |
|
||||||||||||
パネルコンディションメモリ | 内蔵メモリ および SD/SDHCカード (内部メモリ: 任意書換え 5個、EZコンディション5個、電源OFF時のコンディション1個) (SD/SDHC: 個数は、SD/SDHCカード容量による) |
||||||||||||
簡易測定モード | 5モード (EZ1:LAeq+LCpeak、EZ2:Record、EZ3:Logging 100 ms、EZ4:NC、EZ5) |
||||||||||||
時計機能 | 内蔵(年/月/日/および時:分) 連続動作時間:約1年(充電時間:完全放電状態から24時間) |
||||||||||||
校正履歴機能 | 内蔵メモリ(保存点数:約100点) 内容(校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/内部基準信号、校正日時) |
||||||||||||
レジューム機能 | 内蔵メモリに測定コンディションを保存 | ||||||||||||
校正 | 基準信号 (外部機器接続時のための出力) |
内部発信器による電気的校正(1 kHz 正弦波) ノーマルレンジ:フルスケールの-6 dB、ワイドレンジ時フルスケールの-16 dB |
|||||||||||
推奨校正器 | SC-2600、SC-2500A | SC-2600、SC-2500A、SC-2120A | |||||||||||
出力/入力 | Phone 出力 (ヘッドホン出力) |
実音、または収録音(再生音) 1/1オクターブFilter(標準機能), 1/3オクターブFilterモード(オプション:LA-0702)使用時は、 選択された1バンドの実音、または収録音(再生音)。 レベルシミュレータ(LSIM:LA-0707)の「UD」選択時はレベル編集音、 「AP」選択時は実音 最大出力:0.03 mW( 63 Ω:1 kHzにて)、コネクタ:ステレオφ3.5 |
|||||||||||
AC 出力 | A/C/Zのいずれかを画面(Main)に連動して出力 | ||||||||||||
AC 出力レベル | 出力レベル:0.707 Vrms±5 %(ノーマルレンジ)、2.236 Vrms±5 %(ワイドレンジ) レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時 歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下、 負荷抵抗 :10 kΩ以上、 オフセット電圧:±30 mV以内、 出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
||||||||||||
AC/DC 出力 | DC, AC-Z, Through の切り替え | ||||||||||||
DC出力レベル | 2.5 V±20 mV(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時 スケールファクター:0.25 V±10 mV/10 dB、 負荷抵抗:10 kΩ以上、 出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
||||||||||||
AC-Z出力レベル | 出力レベル:0.707 Vrms 5 % (ノーマルレンジ)、2.236 Vrms±5 % (ワイドレンジ) レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時、 歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下、 負荷抵抗 :10 kΩ以上、 オフセット電圧:±30 mV以内 出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
||||||||||||
Through出力レベル | 0.707 Vrms± 5 %(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)フルスケール入力,1 MΩ 負荷時 |
||||||||||||
外部コントロール入力 |
|
||||||||||||
レベル判定出力(LA-0705) | オープンコレクタ(出力耐電圧:DC+24 V以下、シンク電流:20 mA以下) 「出力ケーブル(MULTI I/O - BNCコネクタ 2 m)付属」 |
||||||||||||
レベル判定比較対象 | SLMモード (Main:Lp)、Filter 1/1,1/3(Main(BP):Lp)、 RTA1/1,1/3(AP1:Lp)、FFT(OVERALL:Instant) | ||||||||||||
インタフェース | RS-232C | 転送速度:9600,115200 bps、MULTI I/Oケーブル(別売) | |||||||||||
USB |
|
||||||||||||
外部メモリ | SD/SDHCメモリカード、最大容量 SDHC 32 GB ※4 | ||||||||||||
適合延長ケーブル (マイクロホン延長)※5 |
AG-3400シリーズ(CE対応は 30 m以内)、最大延長:103 m(AG-3305)、 5 mを超えるケーブル延長は、補正機能有り。 |
||||||||||||
電源 | ・単3形( アルカリ乾電池またはNi-MH二次電池)4本 ・USBバスパワー(動作入力電圧範囲:DC 4.75~5.25 V) ・ACアダプター(PB-7090 消費電力 AC100 V時、約7 VA) |
||||||||||||
外部電源動作機能 | ACアダプターからの電源供給と連動して本体の電源操作を行う機能。(外部電源起動モードは、電池では動作しない設定です) 電池ボックス内のスイッチで切り替えが可能(標準機能) | ||||||||||||
防風スクリーン補正機能 | 防風スクリーン「防風スクリーン(φ70)/全天候防風スクリーン(LA-0207A)」の影響を補正する機能。(LA-7700は、全天候防風スクリーンには対応していません) | ||||||||||||
電池寿命(連続使用)※6 | アルカリ乾電池LR6:約12時間 Ni-MH二次電池:約12時間 | ||||||||||||
使用(保存)温度範囲 | −10 ~ 50 ºC (−20 ~ 60 ºC) | ||||||||||||
使用(保存)湿度範囲 | 20 % ~ 90 % RH (10 ~ 90 % RH))ただし結露のないこと | ||||||||||||
寸法 | 約 90 mm (W)×279 mm (H)×42 mm (D) | ||||||||||||
質量 | 約 540 g(電池含む) | ||||||||||||
付属品 | AC アダプター(PB-7090)※7 信号ケーブル(AX-501) 防風スクリーン(φ70 mm) ハンドストラップ、単3形アルカリ乾電池4本 キャリングケース(ショルダーベルト含む) SDHCメモリカード(16G) 取扱説明書(CD版) セットアップガイド |
||||||||||||
価格(税込) |
( ) |
( ) |
( ) |
||||||||||
出荷時検定料 ※8 | (税抜き) | (税抜き) | (税抜き) |
※1 計量法(令和3年施行)
※2 LA-0709 超低周波音測定機能にて対応
※3 ファームウェア Ver.2.0 以降にて対応
※4 SDメモリ機能をご使用になる場合には、推奨SDカードをご使用ください。
※5 ここに記載されたケーブル延長距離は、それぞれ当社指定の専用ケーブルを用いた場合です。
※6 操作Mode、メモリMode、バックライトにより使用時間が異なります。
※7 海外仕様のコンセントケーブルは別途お問い合わせください。
※8 当社は原則として、出荷時おこなう検定については自主検査により「基準適合証印」を付してこれに代えています。
出荷後の製品に対する検定は、当社で点検・調整をおこなった後に(財)日本品質保証機構(JQA) に検定を依頼しています(普通騒音計:¥15,300(非課税)+¥22,900(税抜き)精密騒音計:¥23,000(非課税)+¥35,400(税抜き))。また、当社では検定無しの製品を標準としているため、検定(基準適合証 印)付きの製品をご希望のお客様および出荷時から公的機関による検定をご希望のお客様は、製品発注時にその旨をお申し付けください。
オプション価格
型名 | 品名 | 価格(税込) |
---|---|---|
LA-0702 | 1/3リアルタイムオクターブ分析機能 | ( ) |
LA-0703 | FFT分析機能 | ( ) |
LA-0704 | サウンドレコーディング機能 | ( ) |
LA-0705 | レベル判定機能 | ( ) |
LA-0707 | レベルシミュレータ | ( ) |
LA-0708A | 音質評価機能 | ( ) |
LA-0709 | 超低周波音測定機能 | ( ) |
関連製品
音響校正器 (SC-2600 / SC-2500A / SC-2120A)
詳細はこちら
LA-7200(クラス2)は、SC-2120A、SC-2500A、SC-2600。
LA-7500(クラス1)/LA-7700(クラス1)は、SC-2500A、SC-2600 をご使用ください。
LA-0207A 全天候防風スクリーン
全天候防風スクリーンを使用することで、屋外での騒音測定時に風による雑音の軽減、雨や雪などによるマイクロホンの損傷を防ぐことができます。LA-7000 本体で延長ケーブル補正機能を設定の上、ご使用ください。
スクリーン直径:Φ 200 mm
取付ネジ部:1/4-20 UNS 深6(カメラ用三脚ネジ)
* LA-0207Aを装着した状態で、JIS C 1509-1:2017/ IEC 61672-1:2013 に適合。
* 消耗部品(防風スクリーン、防水メッシュ)については、定期的な交換が必要となります。
* LA-7700(クラス1)には、装着できません。
AG-3400 シリーズ マイクロホン延長ケーブル
マイクロホン部と本体部を切り離し、専用のマイクロホン延長ケーブルを使用して、長距離延長することが出来ます。 ※ LA-7000の延長ケーブル補正機能を設定の上ご使用ください。 |
AG-3401 マイクロホン延長ケーブル (5 m):
(税込
) AG-3402 マイクロホン延長ケーブル (10 m): (税込 ) AG-3403 マイクロホン延長ケーブル (20 m): (税込 ) AG-3404 マイクロホン延長ケーブル (30 m): (税込 ) |
推奨 USBケーブル
(U2C-AMBF2U12BK ELECOM製)
Micro-USB(A-microB)ケーブル 2A出力対応 (1.2 m)フェライトコア付
USB(A) USB(microB)(騒音計側)
MULTI I/Oケーブル
(製品コード PS-D10758* )
RS-232Cインターフェースに使用します。(2 m)
シリアルポート側 (D-sub9pin) MULTI/IO(騒音計側)
*弊社社内コード
解析モードによる詳細な解析
LA-7000シリーズ(+LA-0704)で収録したデータ(wav形式)を O-Solutionへインポートする事でPC上で音の再生、周波数解析、オクターブ解析する事ができます。
また、IIRフィルタ(オプション)を使用することにより、収録した音を再生しながらフィルタ通過後の音を試聴することも可能です。
DS-5000 の信号入力源として
マイクロホンの代わりに、LA-7000シリーズ のアナログ出力を DS-5000 に入力することで、リアルタイム解析を行うことができます。 LA-7000シリーズ からは音響フィルタ(A 特性など)のかかった信号と、フラット(Z 特性)の信号を 2 系統同時に出力できるので、これらを DS-5000 で同時に解析することも可能です。
時系列データ解析 O-Solution
OS-0525 音質評価機能では、「ラウドネス」「シャープネス」「ラフネス」「変動強度」「トーナリティ」など、 人の聴感特性を考慮し、音に対するさまざまな感覚に対応した音質評価指標を求めることが可能です。
変動音解析機能 OS-0526は、レベルに左右されない時間変動の大きな成分のみを抽出でき、ラフネスや変動強度では検出の難しかった、様々な時間変動の特徴を定量化できるようになります。また、変動がある音と変動がない音を聞き比べる機能を搭載しています。(変動音シミュレーター)
FFT解析では捉えることが難しかった過渡現象を評価する事ができます。特徴量(周波数)を周波数分解能を維持したまま、周波数成分の時間変化を鮮明に表示する事ができます。短時間フーリエ変換とウェーブレット変換を搭載しています。
OS-0525 音質評価機能では、「ラウドネス」「シャープネス」「ラフネス」「変動強度」「トーナリティ」など、 人の聴感特性を考慮し、音に対するさまざまな感覚に対応した音質評価指標を求めることが可能です。
変動音解析機能 OS-0526は、レベルに左右されない時間変動の大きな成分のみを抽出でき、ラフネスや変動強度では検出の難しかった、様々な時間変動の特徴を定量化できるようになります。また、変動がある音と変動がない音を聞き比べる機能を搭載しています。(変動音シミュレーター)
FFT解析では捉えることが難しかった過渡現象を評価する事ができます。特徴量(周波数)を周波数分解能を維持したまま、周波数成分の時間変化を鮮明に表示する事ができます。短時間フーリエ変換とウェーブレット変換を搭載しています。
環境予測ソフトウェア SoundPLAN noise
ASJ CN-Model 2007
SJ RTN-Model 2013
道路、鉄道、工場などから発生する騒音がどのように伝搬していくかを予測計算する音響シミュレーションのためのソフトウェアです。
ある地域に道路騒音、鉄道騒音、工場騒音、大規模小売店舗、建設工事、変電設備等、様々な騒音源が混在するような場合でも、ソフトウェアを切り替えずに複合的な計算を行うことができます
音源可視化システム BF-3200 / MI-5420A
LA-7000シリーズでオクターブバンドパスフィルタの周波数を通した音(気になる異音)の場所を特定できる機能から、一歩進めた装置となります。気になる音(1/3オクターブバンドパスフィルタの周波数)を「可視化」をすることができる装置です。