大容量時系列データを自由自在に編集、
解析するソフトウェアです
各社レコーダのデータやCSV、WAV、動画ファイルなどの汎用フォーマットデータを容易に扱えます
レポート ギャラリー
変動音解析 <インジェクタの動作音(ピチピチ音)>
FFT解析では、5kHz帯域に見える縦縞のパターンがピチピチ音の正体ですが、低い周波数帯域(800Hz以下)の暗騒音レベルが大きいため、変動成分を特定するのは、困難です。変動音解析では、音の高低として5kHz帯域(縦軸)、縦縞の時間間隔として25Hz帯域(横縞)のマス目の値が大きくなり、ピチピチ音の特長を表現します。
T/Mギア歯打ち音 <ガラ音:ratting noise >
ギアの歯打ち音の音色は、800Hz帯域に成分を持ちますが、FFT解析では暗騒音レベルにガラ音が埋もれてしまうため、特徴量を見出すことはできません。「変動音解析」では、音の音色として800Hz帯域(縦軸)、変動周期として20Hz帯域(縦軸)のマス目の値が増大。音の大きさだけではその特徴量がまったく抽出できない音に対しても表現が可能です。
ラウドネス解析 <ノイズ低減を効率的に評価>
エンジンサウンドなどに混じってノイズが発生
FFT解析ではノイズレベルをどの程度下げればよいのか判断できません。ラウドネス解析を行えば、エンジンサウンドのマスキング効果を利用して、効果のある低減レベルを設定することができます。(青がエンジンサウンド 赤がノイズ)