AP-981 磁電式回転検出器 耐浸/防水型


AP-981は耐硝酸(濃度10%以下)、防浸型構造。保護等級7 (IP X7)に適合しているため水中専用ではありませんが、ときには水没するような環境でもご使用いただけます。

内部に磁気抵抗素子、永久磁石、直流増幅器、電圧レギュレーターを組みこみ、磁束応答型(磁束に応じて抵抗値が変わる)としたもので、超低速から高速まで(1~20,000 r/min(60 P/R))矩形波出力として検出することができます。

AP-981:信号ケーブル 1.9 m 直出し(端末:オープン)

磁電式回転検出器には他に以下の2機種があります。

汎用型(防水・防塵):MP-9810
高速型(防水・防塵):MP-9830

特長

  • 0 r/min 至近から検出可能
  • 非接触検出なので安全です
  • 小型、軽量で取付が簡単です
  • 取付位置は測定対象物に歯車さえつけられればどこでもOK
  • 水没する可能性のある環境、硝酸霧状雰囲気中での計測が可能

検出歯車

以下仕様のものをご用意ください

歯車形状 インボリュート歯車相当
モジュール 1~3 (AP-981)
歯幅 3 mm以上
材質 強磁性体(例:S45C、SS400等)


歯車モジュールと検出距離の関係

AP-981 モジュールと検出距離の関係

検出距離は使用する検出歯車のモジュールによって変わり、モジュールが大きいほど検出距離を長くすることができます。 また、検出距離は温度にも依存し、特に周囲温度が大きく変化するような場合、検出距離をできるだけ小さくして取り付けるようにします。 なお、図の検出可能範囲は、出力波形のデューティ比が 50 %± 20 % の範囲内にある時です。


取付け注意事項

磁電式回転検出器の取付注意事項

磁電式回転検出器(MP-9800シリーズ/AP-981)は、歯車の歯の中央と位置合わせマークを合わせる必要があります

回転検出器分類一覧

AP-981 概略仕様

検出方法 磁気抵抗素子と磁性体歯車による
検出歯車 強磁性体製 (S45C,SS400等),
モジュール 1~3,歯幅 3 mm 以上
検出距離 歯車のモジュールによる
測定範囲 1 Hz~20 kHz
出力信号 矩形波“Hi”レベル:+5±0.5 V以内
“Lo”レベル:+0.5 V以下
出力インピーダンス 約 330 Ω
適合回転計 TM-4000 シリーズ
電源 DC 12±2 V,約 40 mA
保護回路 電源極性保護
使用温度範囲 −10 ℃~+70 ℃
−10 ℃~+50 ℃
(ただし、硝酸10 %霧状雰囲気中)
耐電圧 DC 250 V
耐振動(通電) 複振幅 1.2 mm 30 Hz
X, Y, Z 方向 各1時間
耐衝撃(無通電) 490 m/s2 X, Y, Z 軸方向(各3回)
外形寸法 AP-981 外形寸法図
質量 約 130 g(信号コードを含む)
信号ケーブル 耐硝酸コード 1.9 m 直出し
価格 (税込
備考 外形材質はポリカーボネート、
防水型 JIS C0920による保護等級 IPX7 に適合
耐酸型硝酸霧状雰囲気中で使用可能

* 20 kHz とは、60 P/R の検出歯車を使用したと仮定した場合、20,000 r/min に相当する周波数です

最終更新日:2025/12/12