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Windows® 11へ対応いたしました。 |
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道路交通騒音予測手法「ASJ RTN-Model 2018」へ対応いたしました。 |
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「SoundPLANマネージャ」 |
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SoundPLANの各種設定(グローバルフォルダ、プリンタ、インターネットアップデート等)が設定画面に集約しました。 |
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「ジオデータベース」 |
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GUIの大幅な改良を行いました。 |
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ビットマップマネージャを導入し、従来の下絵画像の読み込み機能が改良されました。 |
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オブジェクトプロパティが同じ種類の他のオブジェクトへコピーできるようになりました。 |
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オブジェクトをコピーする際、1個をコピーしてこれを複数のオブジェクトとして複製できるようになりました。 |
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オブジェクトをコピーする際、反転させて対称の位置に貼り付けることができるようになりました。 |
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従来の「直角モード」が廃止され、「角度モード」での入力方法が導入されました。 |
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オブジェクトの回転中心のデフォルトがオブジェクトの重心に変更されました。 |
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距離計測オブジェクトの保存ができるようになりました。 |
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テキストデータのおよびシェープファイル(ESRIシェープファイル、「SY-0147 GIS変換」でインポート可能」)を用いたインポートの際のGUIが改良されました。 |
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CityGMLのインポートが可能になりました。(「SY-0147 GIS変換」) |
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ジオデータベースで入力されたオブジェクトをKML形式でエクスポートすることが可能になりました。(「SY-0141 グラフィック高機能出力ツール」) |
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ジオデータベースに入力されたオブジェクト、およびグラフィックスで表示したグリッドノイズマップのコンターをシェープファイル形式のデータでエクスポートする際、他のGISソフトウェアでの読込に必要なプロジェクションファイル(データの座標系や参照系を定義する記述が保存されたファイル)が作成されるようになりました。(「SY-0147 GIS変換」) |
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工場建物オブジェクトの機能が向上しました。
① 室内音響計算手法「Sound Particle Diffraction(SPD法※)」サポート開始します。
※SPD法は、ハンブルクのハーフェンシティ大学のUwe Stephenson教授の研究チームによって開発され、SoundPLANnoiseドイツ開発元・SoundPLAN GmbHによって導入された手法です。音源からランダムに粒子を発生させ、反射(吸音)、障壁の回折、および透過を含めた粒子のエネルギの伝搬計算が行われます。
② 工場建物のオブジェクト内で、騒音源や障害物を、計算条件に含むかどうかの条件設定を行うための「変数」設定が導入されました。
③ 障壁オブジェクトを個別に入力したものをまとめてグループ化することができるようになりました。
④ 工場建物内の下絵の読込時に、屋外と同様に「ビットマップマネージャ」を用いることが可能になりました。
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ジオツール「平行なオブジェクトの作成」の操作の過程で、入力した距離に応じて即座にプレビューが表示されるようになりました。 |
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多くのオブジェクトが読み込まれた状態で負荷が高い場合に生じる描画の繰り返し現象が解消されました。 |
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「ライブラリ」 |
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データ名(要素名)文字数の制限を任意に変更可能になりました。デフォルトは半角英数文字で80文字ですが、任意に文字数の制限を変更することができ、制限がなくなりました。 |
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従来、周波数重み付けの各周波数の補正値は小数点以下3桁まで取り扱われていました。Version 9.0より、周波数重み付けAのみ、小数点以下1桁の取扱に変更されました(IEC 61672-1:2013、Table 3で示される周波数重み付けの値も小数点以下1桁目までで、これと一いたします)。 |
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「計算」 |
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日本の予測手法「ASJ CN-Model 2007」(SY-0123 工業騒音の伝搬計算ソフトウェア)および「Japan Narrow Gauge Railways(在来鉄道騒音の予測手法)」(SY-0122 鉄道騒音の伝搬計算ソフトウェア)において、側方回折の手法が変更となりました。本変更により、Version 8.1とVersion 9.0では計算結果に差が生じますことになにとぞご留意いただけますようお願いいたします。(Version 9.0において、日本の道路交通騒音予測手法「ASJ RTN-Model 2018」が導入されました。ASJ RTN-Model 2018では側方回折は計算されません。) |
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「Japan Narrow Gauge Railways(在来鉄道騒音の予測手法)」において、高架の鉄道を設定した場合、従来、その高架の上面から放射される音の側方回折は計算されませんでしたが、Version 9.0より、側方回折を含む計算を行うことが可能となりました。 |
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日本の予測手法「ASJ CN-Model 2007」を選択して計算する際、回折補正量の計算方法として「超過経路の計算に(円筒座標による)最短経路を使用」を選択することができましたが、Version 9.0ではこれが廃止されました。 |
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グリッドノイズマップの他に、水平面音圧レベル分布を計算する方法として「市街地ノイズマップ」(「SY-0134 建物壁面音圧レベル表示ソフトウェア」の機能)があります。この名称を「メッシュノイズマップ」に変更しました。 |
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Nord2000の伝搬計算手法において、地形の起伏があり、受音点が騒音源より低い位置に設定された場合の回折補正量が大きい傾向がありました。Nord2000の予測手法の改訂によりこの問題が解決され、Version 9.0にプログラムの修正として反映されました。 |
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ジオデータベースで作成したシチュエーションを用いてDGM(デジタルグラウンドモデル)を計算する際、オブジェクト高さを「相対高さ」で設定したオブジェクトはDGMの計算には用いられないこととなりました。 |
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道路騒音、鉄道騒音、工業騒音等の複数の種類の騒音源がシチュエーションに設定されている際、それらの音源を計算において計算するかどうかを計算プロパティで選択できるようになりました。 |
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従来、グリッドノイズマップの計算の際、9×9点の計算点をCPU・スレッドに割り当てて並列計算を行うことができましたが、Version 9.0より、9×9点の計算点をさらに分散させて計算を行うことにより、計算速度が向上しました。 |
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計算を行う際、「グラフィックス」タブを表示すると、従来は描画の負荷によって計算速度が低下しました。Version 9.0では、「グラフィックス」タブを表示していても計算速度が維持されるようになりました。 |
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「SY-0124 工場内騒音の伝搬計算ソフトウェア」に、「メッシュノイズマップ(Mesh Noise Map)」の計算機能が加わりました。「メッシュノイズマップ」はSPD法で計算する場合に有効な機能です。(VDI 3760による計算では使用することができません。) |
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Version 9.0において、「ASJ CN-Model 2007」(SY-0123 工業騒音の伝搬計算ソフトウェア)および「Japan Narrow Gauge Railways(在来鉄道騒音の予測手法)」(SY-0122 鉄道騒音の伝搬計算ソフトウェア)において、2件の不具合が修正されました。 ①地面から建つ防音壁に追加要素を設定した場合の側方回折計算の修正 ②建物上空の側方回折計算の修正 |
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「グラフィックス」 |
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室内グリッドノイズマップの計算結果とシチュエーションを読み込んだ際、計算に使用された変数に応じたオブジェクト表示が自動的に工場建物内のオブジェクト表示に反映されます。 |
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室内受音点の計算結果を読み込み、その受音点での音圧レベルの大きさをカラースケールの色で表示することができるようになりました。 |
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グラフィックスでグリッドノイズマップ等の計算結果を表示する場合の手順として、計算結果と合わせて表示するシチュエーションファイル、またはジオファイルを選択していただいておりますが、計算結果だけを読み込んだ状態で、計算に使用されたジオファイルを自動で読み込む機能が加わりました。 |
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「距離計測」オブジェクトがジオデータベースで保存可能なオブジェクトとなり、これをグラフィックスでも表示することができます(「SY-0141 グラフィック高機能出力ツール」の機能)。 |
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グラフィックスにおいて、例えばグリッドノイズマップの周波数ごとの計算結果や、昼間、または夜間の計算結果の切り替えを行いやすくするための「結果マネージャ」が導入されました。 |
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新オプション「SY-0125 室内音響指標計算ソフトウェア」の導入 |
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「SY-0125 室内音響指標計算ソフトウェア」は、「SY-0124 工場内騒音の伝搬計算ソフトウェア」と組み合わせて使用することで、残響時間やSTI(音声明瞭度)等の室内音響指標の算出、さらに音源から受音点までのインパルス応答を算出し、そのインパルス応答を音声データに畳み込んで響きが付加された状態の音声を可聴化できる機能をもちます。 |
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残響時間やSTI等の室内音響指標は、SoundPLANnoise Version 9.0よりサポートを開始した「Sound Particle Diffraction(SPD法)」を用いて計算されます。 |