よくあるご質問(FAQ)

ソフトウェアの操作について

SoundPLANnoiseはドイツで作られたソフトだそうですが、日本語には対応していますか?

ソフトウェアは日本語モード、英語モードのどちらでもご使用いただくことができます。また、フォルダ名やファイル名を除き、日本語をソフト上で入力することも可能です。

スタートキットではどのような計算を行うことができますか?

ポイントで設定する受音点と水平面の音圧分布を計算することができます。
受音では寄与度や減衰量、周波数特性等も出力することが可能です。

ジオデータベースでの入力が大変そうですが・・・。

ユーザー様の入力作業の負担を軽減するため、SoundPLANnoiseでは以下のような方法をご用意しております。
・ビットマップファイルで保存した図面等のデータを下絵にする
・CADの共通形式データ「DXFファイル」をインポートする
・テキストで作成された座標データをインポートする
・数値地図データ(シェープファイル形式)をインポートする

道路や鉄道の設定において、高架を設定することは可能ですか?

可能です。SoundPLANnoise では縦断勾配も設定することが可能です。また、その下部の空間を騒音が伝搬する計算も可能です。

工場の騒音を予測する際、騒音源のデータで必要なのは音圧レベルですか。それとも音響パワーレベルですか?

音響パワーレベルが必要です。1/1、1/3オクターブが可能で、周波数帯域は任意に設定可能です。また、卓越周波数におけるパワーレベルだけでも計算は可能です。Version 7.0より、建設機械に関する音響パワーレベルデータをライブラリに組み込みましたのでご活用いただけます。

等価騒音レベルを計算するための時間帯区分は固定ですか?

任意に複数区分を設定していただくことが可能です。また、各時間区分に環境基準値、および騒音規制法の基準値等、予測の目標値を入力し、計算結果と比較・表示することが可能です。

等価騒音レベルの他、最大値や時間率騒音レベルを計算することは可能ですか?

最大値については、騒音源の稼動率を与えずに、最大値に相当するパワーレベルを設定することによって計算することが可能です。また、建設工事騒音については、実効音響パワーレベルと、最大値評価を行うための補正量を入力・考慮することが可能です。

ピロティのような構造を設定し、その下部の空間を騒音が伝搬するような計算は可能ですか?

可能です。SoundPLANnoise では宙に浮いた構造物を設定することができます。

回折は何重まで行うことができますか?

SoundPLANnoise では、騒音源と受音点の間に障害物による回折のエッジが3つ以上ある場合には、3重、または 2重の回折に置き換えて計算を行います。各国で発表されている計算手法によっては 3重以上の回折は 2重に置き換えて計算するように記述されているものもあります。

地形の起伏によって騒音源と受音点が見通せない場合、回折の計算に反映されますか?

反映されます。



規格について

現在、環境省主導で始められた「環境基準達成状況の把握」で行われている、いわゆる「道路騒音の面的評価」の手法には対応していますか?

申し訳ございませんが、本手法には対応しておりません。ただし、ASJ RTN-Model 2018 に基づいた計算を行うことができますので、面的評価の主旨とは違わない計算を行うことは可能です。面的評価において悩みどころである起伏の多い地域や道路特殊部において、SoundPLANnoise はフレキシブルに地形を作成して計算することが可能です。

ASJ CN-Model 2007、ASJ RTN-Model 2018 のすべての項目に対応していますか?

一部対応していない項目もございます。詳しくは 対応表 ASJ CN-Model 2007, ASJ RTN-Model 2018をご覧ください。



技術サポートについて

購入後、使用上のアドバイスやエラーへの対処方法など、技術的な問い合わせには対応してくれますか?

お気軽にご連絡ください。E-mailで弊社担当に直接お問い合わせください(ただし、保守契約が有効なお客様に限らせていただきます)。



トレーニングについて

SoundPLANnoiseの担当者が変更になり、レクチャーを依頼したいです。

有償(1日 ¥150,000、税抜価格)にて承ります。 ご検討にあたってのご相談は、担当営業、またはsoundplan-support@onosokki.co.jpまでご連絡ください。

SoundPLANnoiseを導入するときの取り扱い説明はありますか?

はい、ライセンスの納入後、できるだけ早い日程にて、納入説明会を実施いたします。



保守期間について

SoundPLANnoiseは保守期間が終了しても使用可能でしょうか?

SoundPLANnoiseは保守期限が過ぎても、その期限までに公開されたバージョンおよびアップデートが反映された状態で使用し続けることは可能です。 年間保守の納入品であるライセンスファイルには保守期間が設定されており、その保守期限までに公開されたアップデートや新バージョンをインストール可能です。また、メールサポートは保守期間内にてお受けいたします。 保守期限が近づきますと、「保守期限が残り○○日」と表示されますので、その際は年間保守の更新をぜひご検討ください。



リモートでの使用について

リモートでSoundPLANnoiseを使うことはできますか?

ネットワークライセンス、リモートデスクトップの2種類の方法にてSoundPLANnoiseを使用することが可能です。

ネットワークライセンスはどのような使い方ができますか?

サーバPCにネットワークライセンス用のプロテクトキーを装着し、サーバPCと同一ネットワーク内にあるPCでSoundPLANnoiseを利用することができます。同ネットワーク内であれば、社内の他拠点での使用も可能です。ネットワークライセンスに関しては、お客様社内のセキュリティも大きく関係します。よって無償の試用版ネットワークライセンスを短期間貸し出しさせていただき、お客様の責任の下、動作確認を行っていただいております。試用版をご希望の場合はその使用開始日をご連絡ください。対応させていただきます。

SoundPLANnoiseのリモートデスクトップ機能対応について教えてください。

SoundPLANnoiseスタンドアロン版が、Windows®リモートデスクトップ機能に対応いたしました。お使いのライセンスキーの種類によっては別途お手続きが必要ですが、次回保守更新時に申し込み頂いた場合、無償にて対応させていただきます。


【お手続き一覧】※以下は既存ユーザー向けの情報です。

・ライセンス No.2000~5999 のお客様
ハードロックキーから HASP キーへの交換が必要です。ライセンス No.も変更となります。
保守更新時に新しいキーをお送りいたします。
※古いキーは着払いにてご返却いただきます。

・ライセンス No.6000~7850 のお客様
HASP キーのアップデートが必要です。保守更新時にお手続き手順をご連絡いたします。
※ライセンスキーとライセンス No.に変更はございません。
一部、ユーザ様に専用ソフトウェアにてキー情報ファイルを作成頂く作業がございます。
その他は弊社とのメール連絡にて完了いたします。

・ライセンス No.7880 以降のお客様
お手続き無く、リモートデスクトップ機能をお使い頂けます。
※弊社へのお申込みは不要です。

 


その他、操作方法等のお問い合わせにつきましては下記の SoundPLANnoise の技術サポート専用メールアドレスをご利用ください。