TS-2700 「トルクの値がおかしい」 - トルク検出器が故障か
どうか確認する方法

トルク検出器が故障していないか判断する方法として「ゼロ補正値が出荷時の値より大きく変化していないか」を確認することがあります。トルク検出器を無負荷の状態にしてゼロ補正操作を実行すると自動でゼロ値が設定されます。その後設定されたゼロ補正値を読みとり、トルク検出器の出荷時のゼロ補正値(出荷時に同梱されている試験成績書に記載)に対し±100 以上大きく違っていないか確認します。

差が大きい場合は次のような原因が考えられます。また差が少ない場合は、温度、経年変化などの要因で正常の範囲と思われますが、長年後使用の場合は点検校正(有料)をお勧めします。なお、CW/CCW の設定によりゼロ補正値は違う値となりますのでご注意ください。


【ゼロ補正値の変化の要因】

  • トルク検出器の電源が入っていない。


  • トルク検出器の電源がoffの状態でゼロ補正を行った。


  • トルク検出器に負荷がかかった状態でゼロ補正を行った。


  • 試験する軸の回転方向に対し、トルク検出器と TS-2700 の CW/CCW 設定が一致していない。


  • CW/CCW の設定が検出器側とTS-2700側で一致していない。

    (TS-2700 の CW/CCW キーは記憶されている CW・CCW のゼロ補正値を切換えています)


  • トルク検出器の故障

  • 上記 1 ~ 5 にあてはなまらない場合は検出器の校正を行い直線性など詳細確認が必要です。再度次のことを確認いただき、点検修理へ出される判断材料としてください。

  • トルク検出器の電源を入れる。無負荷状態であることを確認し再度ゼロ補正を行なう。

  • トルク検出器の少なくとも一方の軸のカップリングをはずした状態で再度ゼロ補正を行なう。

  • 検出器に貼ってある「駆動側」シールから見た軸の回転方向と、検出補助モータの回転方向の設定を一致させる。 (参照:SSシリーズ回転方向の確認


  • 検出器側の回転方向設定と、TS-2700 側の回転方向設定を対応させる。

  • 検量による校正を行う。(参照:トルク検出器の校正

  • メーカー小野測器へ点検校正、修理依頼を検討する。

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    【ゼロ補正値の確認操作】

    「LOCK」キーを押しランプが点灯している状態で「TRQ ZERO」キーを押します。トルク表示窓に現在設定されているゼロ補正値が数秒間表示され、その後トルク表示に戻ります。「LOCK」を解除し、「CW/CCW」キーを押すごとに回転方向の設定 CW/CCW が切替わります。それぞれのゼロ補正値を確認してください。

    <CW/CCW切替時の注意>

    「LOCK」キーのランプが点灯していると各種設定ができません。解除するにはもう一度「LOCK」キーを押してランプを消灯してください。

     

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