トルク検出器の校正

(1) トルク検出器の校正期間

トーションバーの材質は、若干の経年変化(G 横弾性係数)が生じ、静的トルク特性の誤差が変化してきます。これは再度校正試験を行い、Factorを調整する事により、高精度が維持されます。SS型、DSTP型、DD型などでは次の要領で静的校正を行うことが可能です。期間は、半年から1年の校正が望ましいといえます。
あらかじめ、片軸ロック機構と分銅等を用意しておくと便利です。尚、検出器、TS表示器引き取りにて校正検査を実施していますので最寄り営業所へお問い合わせお願いしま
す。

 

(2) トルク検出器の校正手順

①駆動装置の電源を切ります

②校正アームを片軸端に取り付けます

③フックにリボンを掛けます

④TS演算表示器のZero Adjust をします

⑤分銅をリボンにかけ、その時のトルクを記録します

 

         校正トルクは定格トルク内としてください

⑥校正時には必ず、演算部のFactor、Range、Zero、温度、日時を記録してください

 

  軸中心からアーム端までの長さ L(m) 分銅の重さ W (kg)とすると


            L×W×9.807   (Nm)

 

(3) トルク検出器の校正方法(Factorの決定)

Factorは検出器の基準となるトルク(負荷)をかけて決定します。Zero Adjustは検出器にトルク(負荷)を加えない状態で行います。検出器は出荷時に校正し、Factor及びRengeを決定し、検出器の銘板に刻印しています。


①TS表示器をFactor及びRengeを刻印した数値に設定します

②Zero Adjustを00000にします

③この状態で表示値を読みとり、読み取った数値をZero Adjustの設定値に置くと表示は00000になります


(例)


Zero Adjust=00000で、無負荷時の表示値     10195
Zero Adjust設定値                                             10195
ZeroAdjust設定後                                              00000


④検出器に定格負荷(基準値)を加え、基準値と計測値を比較します。

⑤精度範囲を超えている場合はFactorを変更します。


   (基準値)÷(計測値)×(変更前Factor)=新Factor


⑥新Factorを設定し、その後で再度ZeroAdjustを設定します。

⑦検出器に何点かの負荷を加え精度を確認します。
   +トルク、−トルクの負荷を掛けて確認してください。



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