NP-3210 ワックスの使用に関して

カタログ仕様の「周波数範囲」はワックスで取り付けた場合の数値ですか? また被測定物の温度によりワックスが軟化しませんか?軟化した場合の性能への影響はありませんか?


カタログ仕様の周波数範囲は、瞬間接着剤で固定した場合です。

ワックスで取り付けた場合、周波数範囲はワックスの厚みに影響されます。取説に周波数特性を記載していますので、参考下さい。

ワックスは人の体温(36 度)程度で軟化します。それ以上では軟らかくなり、解けてしまいます。また、周波数特性も悪くなります。ワックスの使用温度は体温程度までとして下さい。

ワックスを指先で体温で暖め柔らかくし 2 mmほどのボールに丸め、測定対象に置き、NP-3210 で塗るように薄く密着させて取り付けます。ワックスは温度が下がると硬くなり NP はしっかり固定され周波数特性が良くなります。


被測定物が磁性体の場合、ピックアップ取り付け方法としてマグネットを使用したいのですが問題はありますか? 方法は小型のマグネットにピックアップを接着(瞬間接着剤)し、マグネット面を被測定物にくっつけます。

 

問題ありません。周波数特性は、マグネットと対象との密着度に影響されます。水平振動が無く、垂直振動だけであれば、10 kHz 近くまで可能です。NP-0102 マグネットベースにオプションのフラットテーブルを組み合わせフラットテーブルに NP-3210 を接着することができます。

 

 

使用上の注意点があれば教えてください

 

NP-3210の取説に記載しておりますので、ご参照下さい。


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