FFTアナライザー よくあるご質問
【入力部】
TEDS(Transducer Electronic Data Sheet)とは、計測用センサーに組み込まれたセンサー固有の情報を記述するフォーマットの総称で、IEEE1451 シリーズで規定されています。
TEDS 情報を組み込んだ TEDS センサーを TEDS 対応の計測器(例:DS-2104A)や計測アンプ(例:AUシリーズ)などに直接接続することにより情報が自動的に読み込まれ、面倒な校正作業は不要となり、計測準備時間の短縮や確実な計測が可能となります。このような
TEDS センサーをスマートセンサー、プラグアンドプレイセンサーなどと呼びます。
IEEE1451
シリーズの中で IEEE1451.4 規格は、アナログ信号出力を持つセンサーを対象とした規格(MMI: Mixed
Mode Interface)で、2線式の CCLD インターフェイスを利用しています。
書き込まれる TEDS 情報としては;
基本情報 | メーカ識別ID、型名、シリアル番号、バージョン番号 |
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拡張情報 | 校正データ(感度、周波数特性、製造年月日、・・) |
ユーザエリア | 設置位置情報、校正年月日、サービス履歴・・ |
などを書き込むことができます。
また、既存の CCLD 対応の加速度センサーに TEDS アダプタ(例:TEDSアダプタ:NP-0081N10)を追加することにより、TEDS機能付きセンサーとして使うことも可能です。