TQ-5300 演算表示器は、フランジ型高剛性検出器と組み合わせて使用することにより、検出器のパルス出力をディジタルトルク値、アナログ電圧出力に変換することができます。

ディジタル出力は、4種類のディジタルインターフェース(オプション)を用意しております。従来機種に搭載されているディジタルインタフェースRS-232Cの他に、新たにEtherCAT,PROFIBUS,CANを搭載し、より高速でのディジタル通信が可能となりました。このディジタルインタフェースを使用することにより、トルク検出器本来の高精度なトルク計測値をそのまま出力することができるようになりました。

アナログ出力は、パルスの1周期毎に変換する周期演算方式を採用していますので、高速応答が可能です。システムアップ時に便利なリモートI/O 機能、通信機能、インターロック機能を標準装備しています。

また、マルチレンジ計測機能(オプション)に対応しているので1台のトルク検出器で複数のトルク容量を設定することができます。

特長

4種類のディジタル出力

· トルク計測値の高精度出力

ディジタル出力を使用することにより、トルク検出器本来の精度でトルク値を出力することができます。

ディジタルグラフ

· ディジタルインタフェース(オプション)

■ EtherCAT (TQ-0535)
■ PROFIBUS (TQ-0534)
■ CAN (TQ-0533)
■ RS-232C (TQ-0532)

ディジタルグラフ

マルチレンジ計測機能に対応

異なるトルク容量の計測をする場合、トルク容量に応じたトルク検出器に交換する必要がありましたが、オプションのマルチレンジ機能(TQ-0536)を使用することにより トルク検出器を交換することなく、1台のトルク検出器で複数のトルク容量を設定することができます。トルク検出器のファクタ、キャパシティ等の情報をあらかじめ入力して おくことで簡単にレンジ切替えができます。

● 異なるトルク容量の設定が最大3レンジ設定が可能

● メニューまたは外部モードから切替え可能

● 外部モードからのレンジ切替えの場合、設定されているレンジ確認出力により、現在のレンジを確認できるので誤測定防止できます。

マルチレンジ計測機能に対応

* マルチレンジ仕様を使用する場合は、使用するトルクレンジにより条件がありますので、ご注文前の打合せが必要となります。

高速応答でアナログ出力

フランジ型高剛性トルク検出器は、検出したトルク量に応じて検出器からの信号出力周波数が変化します。トルク演算表示器は、検出したトルク量に相当する周波数を 1周期毎に演算し、高速応答でアナログ出力します。
高速応答のアナログ出力は変動の激しい過渡トルクに追従し、より最適な制御を可能にします。

アナログ出力 入力信号+5 μs以内

TQ-1000/2000 シリーズに対応

TQシリーズフランジ型高剛性トルク検出器と接続できます。

TQ-2000シリーズにおいては、EV/HEV駆動用モータなど高速回転が必要なモータトルク試験などに適した トルク検出器です。

TQ-1000/2000

回転速度アナログ出力搭載

トルク・回転速度値を同時にアナログ出力できます。
オプション(TQ-0531)を使用することによりトルク 2 ch の出力ができます。例えば、制御用と記録用の出力を使い分けたい場合に1台の演算表示器で出力することができます。

TQ-1000/2000

表示画面例

通常計測画面

●メイン表示

メイン表示

●二段表示(トルク、回転速度)

二段表示(トルク、回転速度)

画面表示設定で、トルク値または、トルク値&回転速度表示の選択が可能です。

コンパレータ出力

●コンパレータON時(一段)

コンパレータON時(一段)

●コンパレータON時(二段)

コンパレータON時(二段)

設定したトルク値以上となると異常とみなして接点出力し、インターロックとして使用することができます。設定値を自由に決められる 2ch とトルクの最大値 110 % を超えると出力する 1ch の合計 3 ch 出力です。また、自由に決められる 2 ch は回転出力にも割り当てることができます。

設定

●コンディション設定時

コンディション設定時

●通信インタフェース選択時(オプション)

通信インタフェース選択時(オプション)

アプリケーション

エンジンテストベンチ

エンジンベンチにおいて仮想負荷を忠実に再現するためのデータを提供します。ディジタルインタフェースを搭載したTQ-5300を使用することにより高精度・高応答のトルクデータを得ることが可能となります。

 

トランスミッション試験装置

エンジンの耐久試験から効率試験まで、マルチレンジ機能により1台のトルク検出器で測定可能です。試験内容によりトルク値に合わせた検出器を取り付ける必要がないため、状態を変えずに安定した計測になります。

 

 

仕様

入力部
トルク

入力形式

ラインドライバ入力

入力周波数範囲

1 kHz ~ 25 kHz
適合検出器 TQ-1000シリーズ、TQ-2000シリーズ
コネクタ D-sub 15 PIN(メス)
回転速度 適合検出器 MP-981、MP-9820

入力周波数範囲

1 Hz ~ 100 kHz

信号振幅範囲

Highレベル +5 V ± 0.5 V
Low レベル 0.5 V 以下

コネクタ

R03-R6F(多治見無線)
表示部
トルク

表示桁数

極性 + 5 桁(少数点を除く)

単位

N・m、kN・m

精度

± 0.008 %/F.S. ± 1カウント
回転速度

表示桁数

極性 + 5 桁

単位

r/min

精度

表示値 × (±0.01 %) ± 1カウント以内
出力部 (アナログ出力)
トルク 出力形式 電圧出力 0 ~ ±10 V/F.S.

アナログ変換方式

周期変換方式(1周期毎に周波数に換算し、アナログ電圧に変換)

2 CH切替(オプション)

2 CHの出力項目をトルクと回転速度から選択可能

アナログ変換時間

1周期 +5 μs 以内

最小許容負荷

100 kΩ
精度 ± 0.05 %/F.S.
コネクタ D-sub 9PIN(オス)
回転速度 出力形式 電圧出力 0 ~ ±10 V/F.S.

アナログ変換時間

1 ms 以内

最小許容負荷

100 kΩ
精度 ± 0.3 %/F.S.
コネクタ D-sub 9PIN(オス)
出力部 (パルス出力)
トルク 出力項目 トルク検出器のパルス出力を波形整形して出力
出力形式 オープンコレクタ出力に330Ωの抵抗+ 5 Vにプルアップして出力

パルス幅

センサの出力幅による

最小許容負荷

10 kΩ
コネクタ D-sub 9PIN(オス)
回転速度 出力項目 回転速度検出器のパルス出力を波形整形して出力
出力形式 オープンコレクタ出力に330Ωの抵抗+ 5 Vにプルアップして出力

パルス幅

センサの出力幅による

最小許容負荷

10 kΩ
コネクタ D-sub 9PIN(オス)
インターフェース部
REMOTE

外部入力項目

回転方向選択:接点入力
CW/CCWのトルクゼロ点の切替

CCW時接点クローズ

トルクゼロ補正値取得開始:接点入力

外部接点より自動的に無負荷時のトルク表示を0とする機能

設定コンディション切替
3コンディションから外部入力信号により切替(オプション)
外部出力項目

READY:接点出力

トルク計測状態時、接点がクローズ

コンパレータ:接点出力
3 ch(任意設定警報 2 ch、内部固定 1 ch)

コンディション設定確認

オープンコレクタ出力 2 ch(有効なコンディションを2ビットで出力)

通信インターフェース

RS-232C
(オプション)

規格

RS-232C準拠

ボーレート 9600/38400 bps
通信方式 調歩同期全二重モード
コネクタ HR12-10R-8SD(ヒロセ電機製)

通信インターフェース

CAN出力
(オプション)

プロトコル CAN Ver2.0B 適合
ボーレート

125 /250 /500 kbps

1 Mbps

出力更新周期 OFF/1/2/5/10/20/100 Hz 1 kHz
出力項目 トルク値/回転速度値
コネクタ D-sub 9PIN(オス)
通信インターフェース
PROFIBUS
(オプション)

プロトコル ProfibusDPスレーブ
ボーレート 9.6/19.2/93.75/187.5/500 kbps
1.5/12 Mbps
出力項目 トルク値、回転速度値、設定項目(CAPACITY,FACTOR)
コネクタ D-sub 9PIN(メス)
通信インターフェース
EtherCAT
(オプション)
プロトコル IEC61508に準拠
ボーレート 10/100 Mbps
出力項目 トルク値、回転速度値、設定項目(CAPACITY,FACTOR)
コネクタ RJ45 Ethernet Connector Channel0, Channel1
通信インタフェース搭載形態 各通信オプションの同時搭載は不可、ただし、RS-232CとCANの組合せのみ同時搭載可能
一般仕様

電源電圧

DC 24V (18 ~ 30 V )

消費電力

20 VA 以下(センサ接続時、オプション除く)

使用温度範囲

0 ~ 50 ℃
使用湿度範囲 20 ~ 80 %(ただし結露なきこと)

保存温度範囲

- 10 ~ 60 ℃
保存湿度範囲 20 ~ 85 %(ただし結露なきこと)

外形寸法

170 (W) × 49 (H) × 150 (D)mm(突起部除く)

質量

約 700 g
CEマーキング 低電圧指令:2014/35/EUEN61010-1 クラス1
EMC指令:2014/30/EUEN61326-1 クラス1工業環境
RoHS指令:2011/65/EUEN50591
FCC CFR47 Part15 SubpartBクラスA

付属品

DC電源入力コネクタ × 1、REMOTE用コネクタ × 1、アナログ・パルス出力コネクタ × 1、ゴム足 x 4、取扱説明書 × 1

 

オプション

型名 名称
TQ-0531 アナログ出力切替機能
TQ-0532 RS-232C通信機能
TQ-0533 CAN出力機能
TQ-0534 PROFIBUS通信機能
TQ-0535 EtherCAT通信機能
TQ-0536 マルチレンジ機能
TQ-0811 リモートケーブル 2 m
TQ-0821 アナログ・パルス出力ケーブル 2 m
CT-0673 パネル取付金具

 

背面パネル(オプション搭載時)

●EtherCAT搭載時

メイン表示

●PROFIBUS搭載時

二段表示(トルク、回転速度)

 

●CAN、RS-232C搭載時

メイン表示

※ CAN、RS-232Cについては、個別搭載および同時搭載が可能です。

 

 

 

 

 

最終更新日:2017/05/23



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