計測・解析の流れ
新しい計測レポートの形 - レポート作成、計測作業に専門的なスキルは不要 -
1. オブジェクトを配置してレポートレイアウトを簡単作成
しかも、グラフインポートオブジェクトにより、既存アナライザーのデータ形式であるDAT形式ファイルの一括インポートに対応、今までの既存データ資産の有効利用・活用も可能です。
レポートぺーパーに配置するオブジェクト(グラフ、テキスト、画像など)を、ツールバーのアイコンから選びクリック、レポートペーパー上に配置したい大きさにドラッグで指定するだけで、レポートのレイアウトを簡単に作成できます。オブジェクトの配置・大きさの設定変更はいつでも行えます。
DAT形式対応アナライザー
・CF-3200/3400
ポータブルFFTアナライザー |
2. 計測準備作業はコンフィグボードでまとめて設定
デジタル前処理機能 各チャンネルごとにデジタルフィルターを設定できます。使用できるフィルターは、ローパスフィルター、ハイパスフィルター、バンドパスフィルター、バンドリジェクトフィルターです。カットオフ周波数は、1Hz単位で設定できます。 また、微積分機能(1階微分、2階微分、1重積分、2重積分)をプラスすることが可能です。
コンフィグボードとチャンネルパレットを使い、面倒な校正、計測・解析の設定をグラフィカルに行えます。
チャンネルパレットで選択したチャンネルと、そのチャンネルに割り当てられた解析機能がツリー構造で表示されます。マルチアプリやマルチ周波数レンジなどの設定もツリー形式の表示で確認しながら設定できます。
コンフィグボードでは、解析条件(平均化、トリガ、スケジュールなど)や、解析機能(FFT、トラッキング、オクターブなど)をそれぞれアイコン化し、ツリー形式で 相互の関連付けを可視化します。視覚的な確認により計測チャンネルと計測条件との関係が明快になるばかりか、複数項目の設定・変更もスピーディに行えます。いちいち設定プロパティを探すといった手間もありません。チャンネルパレットから単一チャンネルや複数チャンネル(グループ)を選択して、それぞれに解析条件や解析機能を割り当てることができるので、種類の異なる解析を同時に実行するマルチアプリやマルチ周波数解析を容易に実現することができます。
センサーデータベース
センサーの種類、メーカー名、型名、シリアル番号を順番に選択するだけで校正が完了します。また、センサーデータベース(センサーリスト)から、使用するセンサーを選択して、読込むこともできます。 使用するセンサーの情報をデータベースのように蓄積できますので、センサー交換時の再校正の手間が省けます。センサーリストにないセンサー や、基準信号による校正をしたセンサーもデータベースに追加登録可能です。
3. リモコンパレットで計測スタート!
計測のスタート/ストップに加え、計測条件(レコード/平均化/トリガ/スケジュール)の設定をリモコンパレット1つにまとめました。また、設定画面をダイレクトに呼び出して簡単に変更することができます。
4. 計測終了 - 即,「動く報告書」が完成
計測終了と同時にレポート完成
Repolyzerでは、計測終了と同時にレポートも完成します。そのまま、印刷することも可能です。
プロジェクトファイルでのオフライン解析も自由自在
プロジェクトファイルを開き、リモコンパレットで収録データを指定するだけで、解析の種類や条件を変更するなど、様々なオフライン解析を実現できます。
多彩な表現機能
重ねがきもドラッグ&ドロップ、スケール自動調整、3次元アレイ、カラーマップ、重ねがきしたデータの平均(波形間演算)など、多彩な表現形式から選択可能。
もちろん、写真などの画像データ取り込み、テキスト入力、レポート上での簡単な作図もできます。
XN-0850による効率的なオフライン解析
XN-0850収録データ編集機能を使うと、収録した全体のデータ(ORF形式、WAV形式)を見ながら、指定した解析範囲
をオフライン解析したり、プレイバック解析を行うことができます。
音を出しながら解析
収録したデータ(ORF形式、WAV形式)を再生して聞きながらオフライン解析やプレイバック解析が可能です。現象をより分かりやすくするためにも役立ちます。
多様なデータ分析機能
取得したデータは多様なデータ分析機能を使って様々な角度から分析することができます。
[複数グラフのピークサーチ連動]
[時間軸波形のパワースペクトル、1/3オクターブ表示]
[A特性、逆A特性表示]