ラインドライバ出力とはどの様なものでしょうか

送り側(ドライバ)と受け側(レシーバ)に専用 IC を使用して、より大きなパワーで信号伝送を行います。出力信号に対し反転した極性の信号を出力して、この差を信号とします(差動出力)。これはEIA RS-422A 規格に準拠したデータ伝送方式です。

トーテムポール、オープンコレクタ、コレクタ出力は、信号線と COM 間の電位差を信号とするので、COM 側にノイズ電圧がかかると、信号線との電位差が小さくなり、High−Low 判定が困難となって伝送ミスを起こしやすくなります。これに対しラインドライバ出力は、出力信号に対し反転した極性の信号を出力して、この差を信号とします(差動出力)ので、電位差が小さくなる事がなく、ノイズに強い傾向があります。


ラインドライバ出力回路

ラインドライバ出力信号



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