LA-5111、LA-5110のオクターブ分析表示に比べ、騒音レベルが大きな値で表示されるのはなぜか

14.03 kHz よりも高い周波数に大きな音があると考えられます。

オクターブ分析の場合、最大分析バンドである中心周波数 12.5 kHz バンドの上限は 14.03 kHz までです。一方、マイク感度は 20 kHz まで測定が可能になっています。そのため騒音レベルの表示はマイク感度の周波数帯域 20 Hz ~ 20 kHz の騒音レベルを測定表示しています。
なお、オクターブ分析したとき、同時に表示される ALLPASS 1(下図参照)の値は騒音レベルと同じ値を示しています。

補足説明

LA-5111、LA-5110 騒音計の AC 出力を FFT アナライザなどに接続し騒音分析をする場合は、 20Hz ~ 20 kHz の範囲で分析を行うことができます。 LA-5111、LA-5110 は製造中止になり後継機種として LA-5560 を販売しています。LA-5560 のオクターブ分析では 中心周波数 20 kHz バンド(上限周波数 22.4 kHz)まで分析表示ができるようになっています。


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