騒音計 よくあるご質問
1. 共通メモリーの概要
共通メモリーには次の3種類があります。用途や目的に合わせ使い分けてください。
<メモ>
共通メモリーへのデータストアは、すでにストアされているデータ上に、アドレス番号1から順に上書きされます。
共通メモリーにストアされているデータが必要な場合には、新たにデータをストアする前にプリントアウトするか、またはRS-232Cを介しパーソナルコンピュータへデータを転送してください。
2. 共通メモリーへのストア手順
◆操作
測定条件を設定する。
ストアするメモリーへのデータに応じて、通常の演算またはデュアル演算の測定条件を設定をします。なお、LP メモリーを設定した場合に限り、ストア間隔も設定してください。ストア間隔は、機能2のパネルスイッチ[Period]を押すごとに切り替わります。
データをストアするメモリーを選択する。
機能2のパネルスイッチ[Mem Mode]を押しメモリーモードを起動します。さらに、パネルスイッチ[Mem
Mode]を押しAUTO、AT LX、LP のいずれか1つを選択します。
パネルスイッチ[Store]を押しストアを開始する。
AUTOまたはAT LXを選択した場合には、演算が完了するたびに演算結果がストアされます。なおこのとき、アドレス番号は自動的に繰り上がっていきます。また、LP
を選択した場合には、設定したストア間隔ごとに測定した瞬時値データがストアされます。なおこのとき、アドレス番号は自動的に繰り上がっていきます。共通
メモリーのメモリー容量に空きがなくなるまでストアは継続し、メモリー容量に空きがなくなった時点で自動的に停止します。ストアを強制的に終了するには、再度パネルスイッチ[Store]を押してください。
■AUTO/AT LXメモリーストア操作
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■LPメモリーストア操作
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3. ストアデータのリコール手順
<メモ>
リコールデータを画面表示した状態で、パネルスイッチ[Address ▲・▼]を押すと、アドレスの増減に伴いリコールデータも切り替わります。
リコール画面のバーインジケータは、共通メモリーに限らず表示値を示しています。
LPレコードメモリーはリスト表示できません。
◆操作
メモリーモードを起動し、共通メモリーを選択する。
機能2のパネルスイッチ[Mem Mode]を押すとメモリーモードが起動します。さらに、AUTOまたはAT LX、LPメモリーが選択されるまでパネルスイッチ[Mem
Mode]を何回か押します。
リコールするアドレス番号を指定する。
機能2のパネルスイッチ[Address ▲・▼]を押すたびにアドレスが増減します。
リコールを実行する。
機能2のパネルスイッチ[Recall]を押すと、AUTOまたはAT LX、LPメモリーにストアされているデータがリコールされます。
なお、リコールをOFF(解除)したいときには、再度パネルスイッチ[Recall]を押してください。
4. リコール画面のリスト表示切替え
AUTOまたはAT LXメモリーデータリコール画面を表示した状態でパネルスイッチ[LIST]を押すと等価騒音レベル、単発騒音暴露レベル、最大値、最小値、ピークレベルが一覧表示されます。なおこのとき、デュアル演算データをリコール表示した場合には、メインとサブそれぞれの等価騒音レベル、単発騒音暴露レベル、最大値、最小値、ピークレベルが一覧表示されます。
5. リコール画面とパネルスイッチ
リコール画面表示中は、次のパネルスイッチのみ操作が可能です。操作不可のパネルスイッチを操作する場合には、再度機能2のパネルスイッチ[Recall]を押しリコールを解除してください。
[LIGHT] :
バックライトのON / OFF切替え
[Main / Sub] : メイン/サブ切替え
ただし、デュアル演算データリコール時のみ
[Recall] : リコールのON /
OFF切替え
[2nd] :
パネルスイッチの機能切替え
[Address] : アドレス番号の切替え
[LIST] :
通常画面とリスト画面切替え
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