騒音計 よくあるご質問
1. 概要
MANメモリーは、アドレス01~80を持つ独立した汎用メモリーです。MANメモリーにはデータをストアした時点で測定中のすべてのデータ(表示可能な測定または演算値)が保存されます。保存したMANメモリーにストアしたデータは、再度同じMANメモリーのアドレス上に別のデータがストアされるまで保存され続けます。
■データのストア手順
◆操作
ストアするデータを測定する。
MANメモリーモードを選択する。
機能2のパネルスイッチ[Mem Mode]を押すとメモリーモードが起動します。さらに、MANメモリーモードが選択されるまでパネルスイッチ[Mem
Mode]を何回か押します。
ストアするアドレス番号(01~80)を指定する。
機能2のパネルスイッチ[Address ▲・▼]を押すたびに、アドレスが増減します。また、アドレス番号80に続いてパネルスイッチ[Address▲]を押すとアドレス番号が01に戻ります。すでにデータがストアされているアドレス番号の後ろにはマーク(*)が表示されています。次は、アドレス07を指定した例です。
ストアを実行する。
機能2のパネルスイッチ[Store]を押すと、表示中のデータがMANメモリーのアドレス07にストアされます。なお、ストアが完了するとアドレスの番号は自動的に1つ繰り上がります。
<メモ>
アドレス番号80にストアした場合に限り、ストアが完了してもアドレス番号は繰り上がりません。
演算データがリアルタイムデータの場合、データのストアはできません。ご注意ください。
2. ストアデータのリコール手順
<メモ>
リコールデータを画面表示した状態で、パネルスイッチ[Address ▲・▼]を押すと、アドレスの増減に伴いリコールデータも切り替わります。
データがストアされているアドレスにはマーク (*)が表示され、データがストアされていないアドレスにはマーク (*)が表示されません。
◆操作
メモリーモードを起動し、MANメモリーモードを選択する。
機能2のパネルスイッチ[Mem Mode]を押すとメモリーモードが起動します。さらに、MANメモリーモードが選択されるまでパネルスイッチ[Mem Mode]を何回か押します。
リコールするアドレス番号を指定する。
機能2のパネルスイッチ[Address ▲・▼]を押すたびにアドレスが増減します。また、すでにデータがストアされているアドレス番号の後ろにはマーク(*)が表示されています。
リコールを実行する。
機能2のパネルスイッチ[Recall]を押すと、MANメモリーにストアされている07のデータがリコールされます。また、リコールをOFF(解除)したいときには、再度パネルスイッチ[Recall]を押してください。
3. リコール画面のリスト表示切替え
リコール画面を表示した状態でパネルスイッチ[LIST]を押すと、等価騒音レベル、単発騒音暴露レベル、最大値、最小値、ピークレベルがリスト表示されます。さらに、演算を完了した時点でデータのストアを実行した場合には、パネルスイッチ[Lp/Leq …]を押すことにより、すべてのLX値が一覧表示されます。
4. リコール画面とパネルスイッチ
リコール画面表示中は、次のパネルスイッチのみ操作が可能です。操作不可のパネルスイッチを操作する場合には、再度機能2のパネルスイッチ[Recall]を押しリコールを解除してください。
[LIGHT] :
バックライトのON / OFF切替え
[Main / Sub] : メイン/サブ切替え
ただし、デュアル演算データリコール時のみ
[Recall] :
リコールのON / OFF切替え
[2nd]
: パネルスイッチの機能切替え
[Address] :
アドレス番号の切替え
[LIST] :
通常画面とリスト画面切替え
[Lp/Leq …] : 時間率騒音データ表示への切替え