レベルレンジの設定

■レベルレンジの設定

 

  • レベルレンジ

  • レベルレンジは、20dB~80dBから60dB~130dBまで10dBステップ単位で、6段階の中から設定することができます。

     
  • レベルレンジ値設定値一覧表

  • 次の表を参考に、測定するレベル範囲を含む適切なレンジ値に切り替えます。(表はIEC規格における表記です)
    レベルレンジ 周波数補正特性 測定上限値 共通 測定下限値
    A特性 C特性 FLAT
    60~130dB 140/137dB 55(55) 55(55) 55(55)
    50~120dB 130 45(45) 45(45) 45(45)
    40~110dB 120 35(35) 35(35) 36(35)
    30~100dB 110 26(25) 31(30) 36(35)
    20~90dB 100 26(25) 31(30) 36(35)
    20~80dB 90 26(25) 31(30) 36(35)
    *・・・      LA-1240/1250 : 140dB
                 LA-1350/4350 : 137dB ( )・・・  LA4350のみ
     
    【注意】
    各レベルレンジで測定下限値以下の値は、騒音計自身の持っているノイズに影響されています。測定時には、測定音が測定上限値から測定下限値の範囲内となるようなレベルレンジ値を設定してください。  
  • レベルレンジの切替え

  • レベルレンジは、瞬時値の値がバーインジケータの中央付近となるように、パネルスイッチ[LEVEL(▲・▼)]で切り替えます。パネルスイッチ[LEVEL(▲・▼)]を押すたびに、10dB単位でレベルレンジが増減します。

    P47.bmp (258580 バイト)

     
  • 過大/過小レベルの警告表示機能

  • 過大/過小レベルの警告表示機能とは、レベルレンジ表示の上限より10dB以上大きい場合に OVER を、レベルレンジ表示の下限より5dB以上小さい場合に UNDER をそれぞれ警告として表示する機能です。
    過大レベルまたは過小レベルの警告が表示された場合は、パネルスイッチ[LEVEL(▲・▼)]によりレベルレンジを切り替えてください。
     
    【注意】
    LA-1240/1250/1350/4350は、表示レベルになる前の信号の段階ですでに過大レベルのチェックしています。
    そのため、音の周波数や波形により、表示レベルがレベルレンジの上限より10dB以上大きくない場合においてもOVERマークが表示されることがあります。しかし、これは異常ではありません。 なお、上記のような場合でも、過大レベル警告表示が出ないようレベルレンジを切り替えてください。


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