ブロックメモリの操作

■ブロックメモリの操作

 

  • ブロックメモリへのデータストア

  • ブロックメモリは、タイマー測定時に使用するメモリです。タイマー測定による各測定が完了するたびに、測定データをブロックメモリへ自動的にストアしていきます。ブロックメモリクリア直後は、必ずブロックB0のアドレス0001からデータが記憶されます(任意ブロックの指定は不可)。
    ブロックB0の全てのアドレスにデータが記憶され、なお計測が続いている場合は、ブロックB1、アドレス0001となり継続してデータが記憶されます。
    新たなタイマー測定を開始した場合には、前回のタイマー測定終了時にデータが記憶された次のブロックメモリのアドレス0001からデータが記憶されます。なお、測定が無限に繰り返された場合、データはブロックB9、アドレス1440まで記憶され、それ以降はタイマー測定のみ継続されます。

     

    【注意】

    • 前回のタイマー測定でブロックB9までデータがストアされていた場合、既にストアされてるブロックメモリデータを消去しない限り、タイマー測定のみ実行し、測定したデータは記憶しません。また、データが記憶されていないブロックのアドレスには、「- - - -」が表示されます。

    • タイマー測定の詳細については、前述『第4章測定データ』をご覧ください。


    P84.bmp (278080 バイト)

     

  • ブロックメモリデータのリコール

  • ブロックメモリにストアされてるデータのリコール手順は、次のとおりです。

     
    1. データのストアを完了する。
      詳細については、本章前述『3.1 ブロックメモリへのデータストア』をご覧ください。


    2. タイマーモードに切り替える。
      パネルスイッチのモードをセカンダリーに切り替えた後、パネルスイッチ[Timer]を押し、タイマーモードに切り替える。
      タイマー測定をONに切り替えると、タイマー測定ONマーク(Timer)が表示され、メモリアドレスがマニュアルメモリからブロックメモリに切り替わります。


    3. リコールするブロック番号を設定する。
      パネルスイッチのモードをセカンダリーに切り替えた後、パネルスイッチ[Memory(▲・▼)]を押しブロック番号(B0~)を切り替える。
      データが記憶されていないブロックのアドレスには「- - - -」が、既にデータが記憶されているアドレスにはアドレス番号が、それぞれ表示されます。


    4. リコールを実行する。
      パネルスイッチのモードをセカンダリーに切り替えた状態で、パネルスイッチ[Recall]を押す。
      指定したブロックのアドレス0001にストアされているデータがリコールされます。リコール中は、リコールマークが表示されます。またこのとき、パネルスイッチ[Memory(▲・▼)]を押すことにより、アドレス番号を切り替えることができます。


    P85.bmp (346080 バイト)

     

  • ブロックメモリデータのクリア

  • ブロックメモリにストアされているデータは、パネルスイッチ[STORE(BM CLEAR)]を押しながら電源をONすることにより、全てのデータを一括してクリア(削除)することができます。

    【注意】

    • データのクリアには約3秒間を要します。なお、クリアが終了すると、騒音計は再起動します。

    • ストアされているデータは、個々のアドレス単位ではクリアできません。全て一括してクリアされます。

    • ストアデータをクリアする前に、必要なデータはプリントアウトするか、他の手段により保存しておいてください。

    P86.bmp (219396 バイト)


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