騒音計 よくあるご質問
■データメモリ
データメモリの概要
データメモリには、マニュアルメモリとブロックメモリの2種類があります。データメモリには、同時に測定されたデータ(LA-1240/1250/1350:Leq/LE/LMAX/LX値、LA-4350:Leq/LE/LMAX/LPK/LX)を1組とした単位で、各メモリのアドレスに記憶することができます。
【注意】
内蔵電池が放電し切って電圧が低下している場合、データを正しくストアさせておくことができません。『第2章騒音計の測定準備/3.1電源の投入』をご覧の上、内蔵電池を充電してご使用ください。
保管中にバックアップ電池が消耗していた場合、メモリデータとカレンダー表示が異常となります。この場合は、それぞれメモリクリアおよびカレンダーの再設定を行って状態を復帰してください。
マニュアルメモリの概要
マニュアルメモリは、LA-1240/1250/1350/4350に搭載されています。LA-1250/1350/4350ではタイマー測定OFF時に、 パネルスイッチ [STORE]を押すことにより、データを任意のアドレスにストアします。アドレス数は300まであり、最大300組のデータをストアすることが可能です。詳細については、本章後述『2.マニュアルメモリ機能』をご覧ください。
ブロックメモリの概要
ブロックメモリは、LA-1250/1350/4350に搭載されています。ブロックメモリは、タイマー測定時に使用するメモリです。
タイマー測定による各測定が完了するたびに、測定データをブロックメモリへ自動的にストアしていきます。ブロック数は10、各ブロックのアドレス数は1440です。アドレス数の合計は14400で、最大14400組の連続した測定のデータをストアすることが可能です。マニュアルメモリとブロックメモリは、パネルスイッチ[TIMER]を押して切り替えます。このとき、タイマー測定がOFFの場合はマニュアルメモリが、タイマー測定ONの場合ではブロックメモリが、それぞれ選択されます。詳細については、本章後述『3.ブロックメモリの操作』をご覧ください。