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と表すことができます。この2乗平均値を信号 x(t)のパワーと呼びます。また、(1)式や(2)式において平均操作を省いた量を信号 x(t)のエネルギーと呼びます。このことから、信号 x(t)のパワーとは、信号 x(t)のエネルギーの時間平均値であると言うこともできます。
信号 x(t)の物理単位が
EU とすると、パワーとエネルギーの単位はおのおの EU2 と EU2 s となります。
ここで、信号 x(t)のパワーやエネルギーは信号処理の分野での呼び方であって、必ずしも実際の物理的量と対応しているわけではありません。