分流性能
図 5は全排ガス流量と分流排ガス流量の相関図です。 これは図 6 の過渡運転状態における全排ガス流量と分流排ガス流量の時系列流量波形を元にしています。ここで全排ガス流量 Qt は、分割数 n、分流排ガス流量 Qs、廃棄排ガス流量の平均値を Qa とすると、 Qt = Qs + Qa (n − 1) で求められます。両者の相対流量がリアルタイムで良く一致していることが分かります。尚、他のモードにおいても同様の結果が得られています。図 5 の流量相関図は、どのモードにおいても高い相関を持つことを示しています。
図5 相対流量相関図(FTPモード)
図6 サンプル流量と全体流量の比較
図7 排ガストレース法による分流性能