ソフトウェアの部品化で試験内容の進化に柔軟に対応
試験内容をソフトウェア部品として豊富に用意しており、燃費性能試験、排ガス試験および駆動系試験等の試験法やガス分析計 等周辺機器の変化、および新規の試験に柔軟に対応できます。
豊富なオプションソフトウェアと周辺機器
ECU最適化支援ツール、実働負荷試験機能等のオプションソフトウェアを豊富に用意しており、各種アクチュエータ、各種センサー、温度コントローラ等の周辺機器との組合せにより、高度で幅の広い試験システムの構築が可能です。
高精度・高応答な計測・制御を実現
計測部と制御部は各々の専用CPUで管理されており、高精度で高応答な計測・制御が可能です。
操作性・メンテナンス性に優れたシステム
運転パターンの作成編集、計測データのスケール値や警報レベル等の各種設定操作、試験状態の表示、入出力信号の点検、校正等が同一画面上の操作で簡単に行えます。
信頼性の高いシステムが構築可能
ハードウェアには広く使用されている標準規格品を採用しており、部品環境の変化に柔軟に対応でき、将来に亘り信頼性の高 いシステムが構築できます
システム構成ダイヤグラム
システム構成例
FAMS-8000 自動運転計測システムを核に、各種試験システムが構築できます。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
上記例の他にも、様々な計測・制御試験に応用可能です。
全負荷・部分負荷性能試験
フィシュフック性能試験
エンジンマッピング性能試験
定常モード排ガス試験
実車ベースモード排ガス試験
エンジン排ガス劣化耐久試験
駆動系用各種試験
画面データ例
画面データ例を PDFファイル(容量:約900kB)として用意しました。PDF画面から戻る際にはブラウザ側の「戻る」ボタンを使用ください。
概略仕様
種 別 | 機 能 | 型 名 | 項 目 | 仕 様 |
---|---|---|---|---|
操作設定部 | 諸元設定 | GW-2001 |
エンジン諸元、ミッション諸元、車両諸元、燃料諸元 | |
運転プログラム設定A | GW-2001 |
運転プログラム数 | 最大 99 種類 | |
設定ステップ数 | 最大 8000 ステップ/運転プログラムのステップ数の合計 | |||
組合せプログラム数 | 最大 99 種類 (1種類の組合せプログラムは、運転プログラムの組合せで構成) | |||
指令値項目数 | 最大 16 ch(1.ダイナモ、2.スロットル、3.その他 14ch) 、全ての指令値にスイープ設定可能 | |||
ステップアップ条件 | 最大 2 ch /ステップ (アナログ、パルス、デジタル、演算の全項目よりステップ毎に任意選択) | |||
ステップアラーム | 最大 8 ch /ステップ (アナログ、パルス、デジタル、演算の全項目よりステップ毎に任意選択) | |||
運転プログラム設定B | GW-2031 | 運転プログラム数 | 最大 999 種類(但しHDD空き容量の範囲内) | |
設定ステップ数 | 最大 60,000 ステップ(1種類の運転プログラムのステップ数) | |||
組合せプログラム数 | 最大 99 種類(1種類の組合せプログラムは、最大10種類の運転プログラムの組合せで構成) | |||
指令値項目数 | 最大 16 ch(1.ダイナモ、2.スロットル、3.その他14ch)、全ての指令値にスイープ設定可能 | |||
繰返し数 | 1 ~ 60,000 回(組合せプログラムを構成する各運転プログラム毎に設定可能) | |||
その他 | ステップアップ条件/ステップアラームは、運転プログラム設定Aと同仕様 | |||
走行抵抗設定A (エンジン&駆動系用) |
GW-2022 |
設定方式 | 1. A,B,C係数設定方式 、2. マルチポイント設定方式、3. 風損法 | |
設定個数 /項目 | 最大 99 個(1、2、3 の合計で) /X軸;回転速度、速度 Y軸;走行抵抗(N・m)、メカロス(N・m) | |||
走行抵抗設定B (シャシーダイナモ用) |
GW-2032 | 設定方式 | 1. A,B,C係数設定方式 、2. マルチポイント設定方式、3. テーブル法(モーターサイクル用) | |
メカロス測定方式 | 1. 惰行法、 2. モーターリング法(メカロス測定/補正/確認まで自動シーケンス)� | |||
勾配抵抗設定 | GW-2023 |
設定方式 | 距離(m)― 勾配、時間(s)― 勾配 | |
計測部 | 入力信号 | GW-2001 |
アナログ信号 | 最大 128ch = 64ch(標準)+ 64ch(オプション)、計測周期 :1ms |
パルス信号 | 6ch(周期カウンタ:3ch、積算カウンタ:3ch)、計測周期:5ms | |||
デジタル信号 | 4桁 × 2ch、計測周期:10ms | |||
モニター | GW-2001 |
モニター部品 | デジタル、トレンド、アナログ (丸型メータ、縁型メータ) 、 XYモニター、バーグラフ(横、縦) 、コンパレーター | |
モニター画面数 | 最大 20 画面登録可能 (任意にモニター部品を組合せた画面作成可能) |
|||
演算データ処理 | GW-2001 |
演算項目数 | 最大 32ch ( アナログ、パルス、デジタルの全項目より任意選択) |
|
平均計測処理 | GW-2001 |
計測項目数 | 最大 256ch (アナログ、パルス、デジタル、演算の全項目より任意選択) |
|
計測方式 | 計測周期毎のデータを計測開始から 終了間で平均したデータを1点とし、 最大 8000 点/ch (64ch 時)計測可能 |
|||
計測周期/表示 | 1ms ~ 10s 内任意設定 (アナログ入力が 64ch の時 )/ロギング(作表)、X・Y 作図 (=XYモニター )、トレンド表示 | |||
ロガー計測処理 | GW-2001 |
計測項目数 | 最大 64ch(アナログ、パルス、デジタル、 演算の全項目より任意選択) |
|
計測方式 | 計測開始から終了間の計測周期毎のデータを連続計測可能 | |||
計測周期/表示 | 100ms、200ms、500ms、1s、2s、5s、10s から選択/時間軸トレンド表示、 Y 軸項目数:最大 20ch | |||
トランジェント 計測処理 |
GW-2024 |
計測項目数 | 全計測項目選択可能(アナログ、パルス、デジタル、演算の全項目)� | |
計測方式 | 計測周期毎のデータを計測開始から終了間で最大 180,000 点/ch(32ch時)計測可能 | |||
計測周期/表示 | 1ms ~ 10s 内任意設定/時間軸トレンド表示、Y軸項目数;最大8ch | |||
記録用アナログ出力 | GW-2001 |
全計測項目、および、運転指令値から最大 24ch = 8ch(標準)+ 16ch(オプション)、出力周期:2ms | ||
警報部 | 上下限警報処理 | GW-2001 |
監視対象 | 全計測項目中の任意項目の上限2段、下限2段、監視周期:10ms |
外部接点警報処理 | GW-2001 |
監視対象 | 外部機器よりの接点信号最大 56ch、監視周期:10ms | |
マップ警報処理 | GW-2001 |
監視対象 | 警報領域を2つの計測項目の折れ線グラフで設定、最大 8ch 設定可能、監視周期;10ms | |
データフリーズ処理 | GW-2001 |
監視対象 | 全計測項目より最大 32ch | |
計測方式 | 警報発生前/前後の計測データを、計測周期毎に最大 15,000点/ch(32ch時)収録可能 | |||
計測周期 | 1ms ~ 10s 内任意設定 | |||
警報履歴 | GW-2001 |
過去に発生した警報項目を一覧表示 | ||
制御部 | デジタル制御 | GW-2001 |
デジタル PID 演算機能 (最大 2ch) | |
学習・予測制御 | GW-8026 |
過渡運転機能、シミュレーション運転機能 | ||
実働負荷制御 | 車両モデルシミュレーション機能、エンジンモデルシミュレーション機能 | |||
ECU最適化ツール | OP-2001 |
試験スケジュール作成機能、ECUマップ最適化演算機能、ECU制御通信機能 | ||
チェンジコントロール | FM-8031 |
動力伝達系の運転、シャシーダイナモ上での車両の自動運転 | ||
外部機器制御 | 燃費計(FP、FX)(FM8030)、排ガス分析計(FM8028)、スモークメータ(FM8029)、予備(FM8026) | |||
データ 処理部 |
作図 | OC-1000 | 散布図、折れ線グラフ、準エルミート曲線グラフ、コンターマップ、棒グラフ、3次元散布図(O-Chartカタログをご参照) | |
作表 | FM-8032 |
試験諸元、計測データおよび演算データの作表 |
はオプション仕様です。なお、上記掲載の他にもオプション機能を用意しておりますので、ご相談ください。 |
最終更新日:2011/08/05