インパルスハンマは、構造物の固有振動数測定やモーダル解析を行うための力センサーを内蔵した加振ハンマです。
GK-2110 は質量4.8 gの超小型タイプで、小型・軽量部品の加振器として、また GK-4110G20 は質量1.1 kgの大型タイプで、自動車のホワイトボディーや大型構造体の加振器としてお使いいただけます。
測定対象物に加速度ピックアップを取り付け、インパルスハンマで打撃することにより、インパルスハンマの加振力信号と加速度ピックアップからの応答加速度信号との2つの信号からFFTアナライザーにより周波数応答関数測定(固有振動数測定)が可能となります。また、得られた周波数応答関数を モード解析ソフトに読み込むことで、対象物のモード解析を行うことも可能です。
特長
GK-2110 は軽量な 4.8 g ハンマ質量により、HDD 等の小型ケース、コンプレッサ等の細径パイプの鳴き解析および対策の為の加振が可能
GK-4110G20 は 1.1 kg のハンマ質量により、工作精度を左右する機械の架台の振動解析、 自動車ホワイトボディーのモード解析用加振が可能
CCLD 方式のプリアンプ内蔵により、解析器にダイレクト接続が可能。 (GK-4110G10 は TEDS にも対応 )
測定対象に合わせて、インパクトチップを交換して使用可能
システム構成
概略仕様
GK-4110G20 | GK-2110 | |
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周波数範囲 (ハードチップ使用時) |
~ 1 kHz | ~ 20 kHz |
測定範囲 | 22,000 N | 220 N |
感度 | 0.23 mV/N | 22.5 mV/N |
共振周波数 | 12 kHz 以上 | 100 kHz 以上 |
ハンマ質量 | 1,100 g | 4.8 g(プラスチック柄時) |
ヘッド直径 | 51 mm | 6.3 mm |
チップ直径 | 51 mm | 2.5 mm |
ハンマ長さ | 370 mm | 107 mm |
出力コネクター | BNC(CO2) | アルミ柄(5-44
同軸コネクター) プラスチック柄(ケーブル直出し、ミニチュア 10-32 コネクター) |
出力信号 | CCLD
対応電圧出力 TEDS(Ver. 1.0)対応 |
CCLD 対応電圧出力 |
出力インピーダンス | 100 Ω 以下 | 100 Ω 以下 |
CCLD電源 | 2 ~ 20 mA、+18 ~ +30 VDC | 2 ~ 20 mA、+18 ~ +30 VDC |
キット構成 |
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価格 | (税込 ) | (税込 ) |
最終更新日:2016/12/16