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回転2入力対応回転トラッキング分析 WS-5245 販売終了
DS-2000 製品紹介
製品カタログ (PDF)
音響・振動技術相談
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回転体から発生する音・振動の解析には、回転体の 回転速度に同期して回転トラッキングを 用いるのが一般的です。無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)のように入力軸と出力軸の 回転速度比を自由に制御できる変速機の場合は、入力軸や出力軸など対象となる回転部それそれに同期した多チャンネルの回転トラッキングが必要となります。 そのニーズに応えたものがWS-5245回転2入力対応のトラッキング分析ソフトで、DS-2000マルチチャンネルデータステーションのメインフレームと信号入力部(最大24bitsの分解能)及びパソコンとを組み合わせたもので構成し、次数比としては従来以上に精度のよい解析を行うことができます。 入力軸と出力軸の2つの異なる回転パルスによる回転トラッキング分析と、第三の 回転速度 を内部演算により算出し、その回転に同期した回転トラッキング分析も可能となっています。また回転パルスをベースに、評価対象の回転変動成分の解析もオプション機能として 行うことができます。

製品写真(DS-2000マルチチャンネルデータステーション)

DS-2000シリーズ
マルチチャンネルデータステーション

表示例

  •  計算によるベルト回転をベースにした3次元表示

データ画面(計算によるベルト回転をベースにした3次元表示)

 

機能

次数比解析 各回転軸(回転1、回転2)及び演算回転軸(回転3)に対し、最大8本の次数及び特定周波数バンドにおけるパーシャルオーバーオールあるいは 1/3 オクターブバンドの設定でも最大 8 バンド分の設定・分析が可能 (次数比で計算し、再計算により特定周波数バンドあるいは 1/3 オクター ブバンドによる分析が可能)
演算回転(回転3) 入力軸(回転1)、出力軸(回転2)の異なる回転パルスから第3の回転軸(回転3)を算出する為に計算式の設定が可能(+、 −、×、/、sin、cos、tan、log、ln、 べき乗 が可能な最大250文字の計算式)
再計算可能変数 計測結果から以下の設定を変更し再計算することが可能
  • 定比/定幅トラッキングの切替え
  • 回転トラッキング、タイムトラッキングの切替え
  • 次数の変更
  • 最大分析次数の変更
  • 回転速度範囲の変更
  • ステップ回転速度の変更
  • フレーム点数の変更
  • 第3の回転軸の計算式の変更
  • 分析バンド幅の変更
  • トルクSweepチャンネルの変更(オプション)
  • 打痕解析設定(オプション)
  • 回転変動設定(オプション)
  • ねじり振動解析(オプション)
クリップボードへの貼り付け 分析したグラフ上に任意のコメントを記載でき、またグラフ画面をビットマップ、メタファイルにしてクリックボードに貼り付けが可能
リアルタイム波形表示 計測中のデータはすべてリアルタイムにグラフ出力が可能
音源ボードからの音の再生 パソコンに音源ボードを搭載していれば、収集データの時系列波形から音の再生が可能
重ね書きグラフ出力 複数のファイルのまたがる分析結果の重ね書きグラフ出力が可能
(重ね書き本数は最大 16 本まで可能)
指定chのひとつの次数における位相特性の出力機能 ペアchは自由に選択可能

 

分析仕様

分析チャンネル数  最大 16 ch
分析周波数 最大 20 kHz

8ch使用時 20kHz(サンプリングは51.2kHz)
16ch使用時 10kHz(サンプリングは25.6kHz)

収集時間 波形を連続収集するための収集時間
パソコンメモリが 256 MB時(8 ch)
20 kHz 60 秒
10 kHz 120 秒
5 kHz 240 秒
4 kHz 300 秒

最大収集時間は、システム構成(ch数、パソコンのメモリ容量)により制限値が変ります。 Help機能で制限値の確認を行うことができます。

回転信号と回転速度範囲 回転パルス数は任意 : 20 r/min-150,000 r/min
分析ステップ数 最大 400ライン( 回転1、回転2、回転3とも共通)
同時分析次数 回転1、回転2及び回転3のch毎に最大8次数分析解析可能(それぞれの位相差解析も可能)
周波数バンド及び1/3オクターブバンドによる設定も可能
トラッキング表示のX軸 回転軸の切替え(回転1、回転2、回転3)が可能
トラッキング表示のY軸 対数/リニアの切替えが可能

 

表示機能

解析モード
  • 回転 1、2、3:次数トラッキング線図
  • 回転 1、2、3:パーシャルオーバーオール・1/3オクターブ線図
  • 時間:パーシャルオーバーオール・1/3オクターブ線図
時系列波形
  • 最大値戦後 1000点の時間軸波形
  • 最小値前後 1000点の時間軸波形
  • 解析時のリアルタイム波形モニター(同時 8 ch)
  • 収集データの一括波形表示(同時 8 ch)及び音源再生機能(5 kHz 以上のサンプル周波数であること)
その他
  • 平均スペクトル

解析モードのトラッキング波形のサーチカーソル時の回転域におけるスペクトルと時間軸波形

  1.  任意1次数抽出後の時間軸波形
  2.  任意 2chの時間軸波形の重ね書き
  • 回転速度、オーバーオール及び次数成分のリスト出力
  • 周波数スペクトルの3次元表示(X軸は周波数、次数切り替え可能)
  • トラッキング波形表示(7 ch同時表示)
  • トラッキング次数のキャンベル線図(X 軸は回転、時間切替可能)
  • スペクトルピークのキャンベル線図(フルキャンベル)
  • トラッキングデータの移動平均による平滑化表示
  •  

    設定機能

    • チャンネルの校正機能(1 V 当たりの物理量または AC 信号による校正)
    • 定比、定幅トラッキングの切替え
    • タイムトラッキング、回転トラッキングの切替
    • 回転軸の設定(回転軸の有無、回転1、2 のパルス数、 回転3 の計算式等)
    • 分析次数、分析周波数、分析バンド域の設定
    • 計測次数の設定(最大 8 次数)
    • フィルタの選択(A、B、C)
    • チャンネルの設定(名称、単位、電圧レンジ等)
    • 諸元の設定(計測名称、計測者、機種名、計測番号)
    • 自動計測サイクルの設定(自動スタート、上昇のみ、 下降のみ、上昇+下降、繰り返し等)
    • 速度の設定(1000r/min 当たりの速度)
    • 計測時間の設定
    • 自動保存ファイル名の設定

     

    ファイル機能

    バイナリーファイル
    • 設定条件
    • 分析結果(時間軸生データは適用外)
    • 時間軸生データ
    • 重ね書きトラッキングデータ(最大 8 次数)
    CSV ファイル
    • 分析結果(全チャンネル同時)
    • 最大値・最小値前後1000点の時間軸波形
    • スペクトル
    • 重ね書きトラッキングデータ
    • 特定回転速度域におけるスペクトルのフーリエ係数
    • 無段変速機分析での入出力回転速度とその比較

     

    オプション機能

    オートシーケンス機能
    CSV ファイルから読み込んだ所定のコマンドを使用して、バッチ処理を簡単に行うことが可能です。
    1. 計測ファイル読込み
    2. ファイル書き込み
    3. 再計算
    4. 平均処理
    5. 最大値ホールド

    スループットディスクデータ演算機能

    ・DS-0250 で計測したスループットファイルを読み込み解析が可能
    ・スループットディスクデータフォーマットへの書き込み機能

    グラフ印刷機能

    回転変動演算機能

    任意次数判定機能

    回転域を最大 8 分割し、判定レベルを超えたか否かの判定を行います。

    ME'scope へのデータ変換機能(実稼動アニメーション)

    トルク Sweep 分析機能

    打痕解析機能 販売終了

    ねじり振動解析機能 販売終了

    Revised: 2014/06/16


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