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損失係数測定ソフトウェア DS-0256 販売終了
DS-2000 製品紹介
技術レポート「制振材料とその性能測定について」
製品カタログ (PDF)
音響・振動技術相談

損失係数 η は制振性能を表す指標の中で最も一般的なもので、代表的な損失係数の測定法には、半値幅法、減衰率法、機械インピーダンス法があり、いずれも共振周波数付近で測定する共振法です。

DS-0256 損失係数測定ソフトウェアは、DS-0242 サーボアナライザーソフトで測定された高精度周波数応答関数を元に、設定されたピーク付近からピークの周波数とピークのレベルから、−3dBの点を求め半値幅法で損失係数を計算します。ここで、−3dB点は、より正確に求めるため、−3dB点は、周波数分解能間を補間します。

周波数応答関数グラフ

データ画面(周波数応答関数グラフ)

 

損失係数グラフ

データ画面(損失係数グラフ)

左:f−ηグラフ(Tパラメータ)
右:T−ηグラフ(fパラメータ) 

ヤング率グラフ

データ画面(ヤング率グラフ)

左:f−Eグラフ(Tパラメータ)
右:T−Eグラフ(fパラメータ)

太線:材料を単一梁とした場合の平均損失係数・平均ヤング率
細線:Oberstの式にて計算した材料単品の損失係数・ヤング率

特長

  • 片持ち梁法、中央加振法(共振法、反共振法)、2点吊り・2点支持の試験法に対応

  • 単一梁、2層型梁、両面梁、サンドイッチ梁の試料に対応

  • 高周波数分解能(最大1/25,600) FFT 及びデュアルレンジ使用によって、ズーム分析をせずに η=0.01 までの測定が可能

  • RKU(Ross、Unger、Kerwin)方程式による材料単品の損失係数(η) ・ヤング率(E)が計算可能

  • 測定データはBMPファイル・メタファイルで記憶可能

  • 周波数応答関数・損失係数・ヤング率等のデータはテキスト化して、CSVファイルで記憶可能

 

 

測定システム例

片持ち梁法

イラスト(片持ち梁法システム構成図)

 

 

中央加振法

イラスト(中央加振法システム構成図)

仕様

損失係数測定方法 半値幅法
計測項目 周波数応答関数、損失係数 η、ヤング率 E
表示グラフ 周波数応答関数、周波数(f)− ηグラフ(温度(T)パラメータ)、T− ηグラフ(fパラメータ)、f− Eグラフ(Tパラメータ)、T−Eグラフ(fパラメータ)
共振次数 最大8点、温度測定点数:最大10点、T− ηグラフ用fパラメータ数:最大10点

CF-0242サーボ解析ソフトウェアが別途必要です
CF-0259ノモグラムソフトウェアを用意しております。

加振器・加振治具・応答センサー・マスキャンセルアンプ等システムすべて用意しています。 また、 特殊ソフト(恒温漕コントロールソフト・当ソフトの2次処理ソフト)も製作いたします。ご用命ください。


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