ポータブル 2/4 ch FFTアナライザー
CF-9200/9400
CF-9200/9400は、一体型ポータブル・スタイルのFFTアナライザーです。 解析用PCを必要とせず、本体のハード・キーと静電容量式タッチパネルのみで、FFTアナライザーの全操作が可能です。
新たに専用開発された24ビットA/Dコンバータ搭載100 kHz 解析高性能フロントエンドにより、従来機より簡単・確実にプラントの配管・ポンプ、モーター、自動車、鉄道、家電等の機械装置、電機・電子部品が発する騒音や振動の分析が可能です。
また電磁加振機やインパルスハンマを使った加振による機械構造物の共振・周波数特性解析など、FFT解析を必要とする現場ソリューションに応えます。
特長
CF-9200/9400は、表示、計測、停止、記録、読み出しなど、FFTアナライザーの基本動作を大型のハードキーで実行。
確実でスピーディな操作をお約束します。一方、波形表示数の設定やX・Y軸の拡大縮小等はタッチパネル上で指を使ったスワイプ(swipe)やピンチ(pinch)で直感操作。希望するスケールに簡単に変更可能です。
FFT解析、リアルタイムオクターブ解析(RTA)※1、回転トラッキ
ング解析※2 はもちろん、信号出力を使ったリニア/Log・スイープ解析や、電磁加振機の振幅加振制御※3 までを、ポータブルな機体に凝縮。解析中の同時レコーディングも可能で、
CF-9200/9400本体や周辺ソフトウェアでオフライン解析が可能です。
※1 オクターブ解析機能(CF-0923)が必要です。
※2 トラッキング解析機能(CF-0922)が必要です。
※3 Logスイープ/加振制御機能(CF-0942)が必要です。
標準機能
* Vibration Criterion Curves
CF-9200/9400は、トリパタイトグラフ※1にて周波数(Hz)と3つの振幅値(加速度(m/s2)/速度(m/s)/変位(m))をリアルタイムで同時に読取り可能です。また1/3オクターブ処理を実施してVC曲線※2(振動評価曲線(Vibration Criterion Curves))を表示する事で、AFMや電子顕微鏡、レーザー干渉計など振動に敏感な精密機器の許容振動基準や設置環境評価をスピーディに判断できます。従来のように周波数解析機能で、微分・積分処理を個別に行って振幅値を変換する必要が無く、スピーディに各振幅値での読み取りを可能にしました。
※1 トリパタイトグラフ(図)は周波数(Hz)軸上で、速度(m/s)を基本として、加速度(m/s2)、変位(m)の振幅読み取りを可能にします。
※2 VC曲線は精密機械を設置する際に許容する微振動の基準として提唱されています。 VC曲線使用時は1/3オクターブ帯域幅での評価が用いられ、規格は6 dB刻みに5段階(VC-A、VC-B、 VC-C、 VC-D、 VC-E)に分けられており光学顕微鏡から光路長の長いレーザー装置など用途の目安に分かれています。
Generic Vibration Criteria for Vibration-Sensitive Equipment, Colin G.Gordon, SPIE99Evolving criteria for research facilities: I-Vibration
各入力チャンネルにはCCLD(センサー用電源)を装備。プリアンプ内蔵の加速度センサー、電荷出力型加速度センサー用チャージコンバータや計測用マイクロホンをCF-9200/9400対応から直接駆動できます。またTEDSセンサーを使用すれば、センサーへの電源供給と単位校正が自動的に行われます。
※CCLD(Constant Current Line Drive)とは定電流駆動方式のセンサーインタフェースを指します。プリアンプ内蔵タイプの加速度センサーや計測用マイクロホンプリアンプの定電流電源を供給することにより、外部アンプを介さずに FFTアナライザーなどの入力に直結することができます。通常は、2~4 mA程度の定電流電源となっています。
※TEDS(Transducer Electronic Data Sheet)とは計測用センサーに組み込まれたセンサー固有の情報を記述するフォーマットの総称で、IEEE1451シリーズで規定されています。TEDS情報を組み込んだ TEDSセンサーを 直接接続することにより情報が自動的に読み込まれ、面倒な校正作業が不要となり、計測準備時間の短縮や確実な計測が可能となります。
CF-9200/9400は、電源ON・OFFから主要な操作、表示データ種の切り替え・データの保存を、新たに開発した大型のハードキー操作で実施します。不安定で狭い場所でも素早く確実な操作感で、データの取り逃しや誤動作を防ぎます。
またハードキーやタッチパネルのロック機能(HOLD)も装備されており、意図しない接触による誤動作や設定変更を防ぎます。
加速度センサーやマイクロホン※のケーブル断線やコネクタ不良を自動検知。計測本番前のトラブルを未然に防ぎます。
CF-9200/9400では断線検知機能の無効機能もできます。
※定電流駆動(CCLD)型プリアンプ内蔵
振動や騒音をはじめ、歪、電流プローブなどのセンサーからの電圧信号を A/D 変換して時間軸領域のデータとして表示します。
サーチカーソルによる任意のポイントのX軸値、Y軸値の直読や、デルタカーソル機能を使って時間差、レベル差も簡単に読み取れます。
時間軸統計解析機能を使えば、平均値(MEAN)、実効値(RMS)、クレストファクター(Crest Factor)等の定量的な時間波形の解析や異常診断が可能です。
パワースペクトルは、FFT分析を行う事で、取り込んだ時間軸波形の中に各周波数成分がどの位の強度で含まれているかを周波数バンド幅(周波数分解能⊿f)毎のパワーを求め、横軸を周波数としてグラフ化して示したものです。
パワースペクトル解析を行なう事で、振動騒音レベルの計測や時間波形だけでは推定困難な設備の異常、構造物の固有振動数等の計測が可能です。
周波数応答関数(FRF)は機械系または電気回路系において、入力と出力の比を周波数軸上でゲイン特性と位相特性で表します。
ゲイン特性は評価対象の伝達系を入力信号が通過することによって振幅がどう変化するかを表すもので、Y軸は入力に対する出力の振幅比で表示されます。
位相特性は入力信号と出力信号との間での位相の進み、遅れを示し、Y軸は度またはラジアンで表示されます。
トラッキング解析機能(CF-0922)は、各種の回転機が低⇔高速域で回転する時に発生する振動や騒音等をFFTしながら自動で保存し、速度に伴って変化する振動や騒音等の物理現象を回転速度を基準に解析できる機能です。エンジンやギアボックス・タービンや電動機など、軸を中心として回転する機械(回転機)は低回転から高回転の幅広い速度範囲で回転する為、特定の回転速度で構成部品が共振して大きな振動や騒音を発生する事があります。破壊の危険性の低減や機器の静粛性を上げるため、回転速度と構成する部品の固有振動数の関係を評価する必要が生じます。トラッキング解析機能(CF-0922)を使う事で、回転速度と生じる物理現象の関係をカラーマップや三次元グラフ、1回転を基準とした次数成分など様々視点で指定の回転速度域を俯瞰的に可視化・分析する事ができます。
オクターブとは2倍の周波数を意味し、耳に感じる周波数特性が等比的なため、騒音解析にはオクターブ解析(CF-0923)が有効です。
計測対象とする騒音の周波数範囲において、1/1オクターブあるいは1/3オクターブの規格に定められたバンドパスフィルタを通 して各々の帯域毎の音圧レベルを求める事ができます。
Logスイープ機能は、1ch信号出力モジュール(CF-0971)から駆 動用正弦波の周波数を連続的に変化させ、対象となる伝達系の共 振点を評価できます。周波数軸をLogスケールでサインスイープす る事で、周波数毎にゲインと位相を求め、高S/N比で正確な応答関 数を求める事ができます。
また加振制御は、加振・掃引時に加振機 の振幅を任意の範囲に制御する事ができ、電磁加振機の周波数特性を考慮しないで加振試験を行う事ができます。
※ Logスイープ/加振制御機能(CF-0942)の使用には、1ch信号出力モジュール (CF-0971)が必要です。
SSD(CF-9200/9400本体内蔵)
CF-9200/9400本体内蔵のSSD(Solid State Drive)は、24ビットA/Dでデジタル化された時系列波形をFFT解析を実行しながらレコーディング可能。レコードデータをオフラインでFFT解析も可能です。またメモリエリアには各種解析結果を保存できます。
SD/SDHC メモリカード
SD/SDHCカードに対応し、最大32GBの大容量に対応。各種FFTデータ保存の他、レコード・データ(ORF)の保存も可能です。
USB メモリ
CF-9200/9400は汎用のUSBメモリが使用可能です。USBメモリに各種 FFTデータを保存可能な他、本体内蔵のSSDに保存されたFFTデータやレコードデータの移動も可能です。
USBマスストレージクラス機能
CF-9200/9400に装着の内蔵SSDに保存されたFFT計測データ、レコードデータ(ORF)にWindows® PC※ から直接アクセスできます。データの取り出しや専用ソフトウェアでのグラフ化が快適に行なえます。
CF側に保存されたデータを簡単にPC側にコピー・保存する事ができます。
接続PCの条件 Windows® 7 (32ビット版、64ビット版)、Windows® 10(32ビット版、64ビット版)
LAN接続機能 一部オプション
LANケーブルを使ってCF-9200/9400とWindows® PCを接続することで各種計測データのコピーや書き込み、リモートデスクトップ機能※1を使ってPC側からの操作やプロジェクタを使ってCF-9200/9400の画面の投影が可能になります。またオプションのLAN外部コントロール機能(CF-0947)を使用することで、CF-9200/ 9400をプログラムを使ってコントロールすることができます。
接続PCの条件 Windows® 7 (32ビット版、64ビット版)、Windows® 10(32ビット版、64ビット版)
無線LAN接続機能 オプション
CF-9200/9400本体に無線LANアダプタ※2 を装着する事で、CF本体に保存のFFTデータやレコードデータを無線でWindows® PCに転送する事ができます。
またリモートデスクトップ機能※1 を使う事で、Windows® PCや各種、携帯型情報端末でCF-9200/9400シリーズの画面表示や遠隔操作を行う事ができます。
ブルートゥース(Bluetooth®)接続機能 オプション
CF-9200/9400本体にブルートゥース(Bluetooth®)レシーバー※2 を装着する事で、本体「PRINT」ボタンの操作のみで、表示画面のグラフをモバイルプリンタ※2にワイヤレス出力する事ができます。
またキーボードなどもワイヤレス接続する事ができます。
※1 Microsoft® Remote Desktop使用 ※2 推奨品をご使用ください。
Oシリーズ ソフトウェアは、CF-9200/9400で収録・保存したデータをインポートしてブラウズ。 データ整理、加工、解析、グラフ化を円滑に行えるソフトウェアシリーズです。
1.入力部
入力チャンネル数 | CF-9200: 2 チャンネル / CF-9400: 4 チャンネル | ||||||||||||||||||||||||||
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入力形式 | シングルエンド | ||||||||||||||||||||||||||
アイソレーション | 各CH絶縁(常時) |
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入力コネクタ | BNC(CO2 型) | ||||||||||||||||||||||||||
入力インピーダンス | 1 MΩ ±0.5 % 100 pF 以下 | ||||||||||||||||||||||||||
入力結合 | DCまたはAC(0.5 Hz -3 dB±10 %) |
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センサー用電流(CCLD) | 入力コネクタ(BNC 端子)にて定電流供給型のセンサーに電流を同軸供給:+24 V /4 mA | ||||||||||||||||||||||||||
断線検知機能 | CCLD使用時にケーブルの断線を検知 | ||||||||||||||||||||||||||
TEDS * 注) | IEEE1451.4 Template Ver.0.9/1.0準拠の加速度センサー、マイクロホン、力センサーに対応 | ||||||||||||||||||||||||||
絶対最大入力電圧 | AC 70 Vrms 1分間(50 Hz) | ||||||||||||||||||||||||||
入力電圧レンジ | 1 Vrms、31.62 Vrms(2レンジ) | ||||||||||||||||||||||||||
DCオフセット | -60 dB F.S以下(オートゼロON時) | ||||||||||||||||||||||||||
入力レベルモニタ | 過大入力で赤色LED点灯(レンジF.Sで点灯) | ||||||||||||||||||||||||||
周波数範囲 | DC~100 kHz | ||||||||||||||||||||||||||
A/D変換器 | 24 bitΔΣ型 | ||||||||||||||||||||||||||
ダイナミックレンジ | 120 dB以上(FFTフレーム長 4096点以上1 kHz以上において) | ||||||||||||||||||||||||||
振幅フラットネス | 20 kHz未満: ±0.1 dB、 20 kHz以上: ±0.2 dB |
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高調波歪 | 20 kHz未満: -80 dB 20 kHz以上: -75 dB |
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エイリアシング | -80 dB 以下 | ||||||||||||||||||||||||||
フルスケール確度 | ±0.1 dB(1 kHzにおいて) | ||||||||||||||||||||||||||
振幅リニアリテイ | ±0.015 %(フルスケールにおいて) | ||||||||||||||||||||||||||
CH間クロストーク | -100 dB 以下 (1 kHzにおいて) | ||||||||||||||||||||||||||
ch間ゲイン確度 | 20 kHz 以下:±0.05 dB 20 kHz以上 (同一レンジにおいて):±0.1 dB |
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ch間位相確度 | 20 kHz未満:±0.3° 20 kH以上:±0.7° |
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アンチエイリアスフィルタ | 4次バタワース: LPF 450 kHz -3 dB | ||||||||||||||||||||||||||
デジタルフィルタ |
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外部サンプル入力 |
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外部トリガ入力 |
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* 注) 他社製TEDS対応センサーをご使用の場合: センサー内部にあるTEDS専用チップの種類によってはTEDS情報を読込めない場合があります。
1:他社製センサーの購入をご検討されている場合、各社TEDS対応センサーメーカまたは販売店へご相談いただき動作確認をお願いします。
2:お持ちのTEDS対応センサーを弊社TEDS対応の計測器でご使用になりたい場合、当社デモ品にて動作確認をお願いします。(最寄の当社営業所へご連絡ください)
2.表示装置
サイズ | 10.4型 |
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分解能 | 800×600ドット |
方式 | TFTカラー液晶 静電容量式タッチパネル装備 |
輝度調整 | 明/暗 2段階 |
照明(バックライト) | LED |
3.操作部
電源スイッチ | 1秒以上の長押しで本体電源ON 長押しで、ビープ音後、指を離せば電源OFF。押し続けた場合、強制電源OFF |
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ソフトキー | 液晶画面下ソフトキーにより各機能の詳細設定可能 | ||||||||||||||||||
ダイレクトキー |
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4.分析部
周波数レンジ | 100 mHz~100 kHz | ||||||||||||||||
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周波数確度 | 読み取り値の ±0.005 %(±50 ppm) | ||||||||||||||||
サンプリング周波数 | 分析レンジの 2.56 倍の周波数(内部サンプリング時) | ||||||||||||||||
サンプリング点数/分析点数 |
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オーバーラップ処理 | MAX/66.7 %/50 %/0 %/任意 | ||||||||||||||||
ウィンドウ関数 | レクタンギュラ/ハニング/フラットトップ/フォース/指数/ユーザ定義 | ||||||||||||||||
ディレイ機能 | CH1を基準にして他のチャンネルの時間フレームを0~8191点遅延させることが可能 | ||||||||||||||||
時間波形処理機能 | 1階、2階微分/1重、2重積分 絶対値変換/DCキャンセル/トレンド除去/スムージング |
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FFTリアルタイムレート | 100 kHz/4CH(FFTフレーム長2048点以下、内部サンプル時) | ||||||||||||||||
平均化機能 |
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トリガ機能 | トリガ時にLED(TRIG'D)緑色点滅
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FFT演算 | 32 ビット浮動小数点(IEEE 単精度フォーマット) |
5.処理関数
時間領域 | 時間軸波形/自己相関関数/相互相関関数/インパルスレスポンス/ケプストラム |
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振幅領域 | 振幅確率密度関数/振幅確率分布関数 |
周波数領域 | パワースペクトル/トリパタイトグラフ* /フーリエスペクトル/リフタードスペクトル/クロススペクトル |
周波数応答関数/コヒーレンス関数/コヒーレントアウトプットパワー | |
演算機能 (時間軸統計処理) |
平均値/絶対値平均値/実効値/標準偏差/最大値/最小値 |
波高率(クレストファクター)/歪度(スキューネス)/尖度(クルトシス) |
* 1/3oct VC曲線 VC-A~E曲線の任意選択表示可能。1/3octはパワースペクトルの束ね処理。
6.メモリ機能
記録装置 | 本体内部ストレージまたはSD/SDHCメモリカードを選択可 | ||||||||||||
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レコード機能 |
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データファイル | 9990(999データ×10ブロック)データ DAT/TXT/BMP (解析データを3種類のフォーマット形式で同時記録可能(TXT,BMPは選択可能)) |
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ファイル形式 | 解析データを3種類のフォーマット形式で同時記録可能(TXT・BMP は選択可能) DAT/TXT/BMP(TXT 保存時にはリストデータも保存可) |
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パネルコンデションメモリ | 計測条件を記憶・呼び出し(最大50種類) | ||||||||||||
手書きメモ | タッチパネル上に書き込んだ手書きメモを記憶 |
7.インタフェース
USB |
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DATA |
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無線接続 |
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SDカードスロット |
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LAN |
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プリンタ出力 | 本体 PRINTキーで印刷
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8.その他機能
コンディションビュー | 設定条件の一覧画面表示 |
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時計 | 西暦年月日、時分秒表示 |
操作確認音/警告音 | 任意にON/OFF可能 |
9.一般仕様
電源 | 付属ACアダプタまたは付属バッテリ | ||||||
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消費電力 |
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使用温度範囲 | 0~+40 ℃(湿度 20~80 % RH、結露なきこと) | ||||||
保存温度範囲 | -10~+50 ℃(リチウムイオン2次電池含む) (湿度 20~80 % RH、結露なきこと) |
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機能接地端子 | ノイズ除去用接地端子 | ||||||
外形寸法 | 333(W)×248(H)×112(D) mm未満※ハンドル・スタンド 突起部を除く | ||||||
本体冷却 | 自然空冷(FANレス) | ||||||
質量 | バッテリ未装着時 約3.9 kg | ||||||
バッテリ2個装着時 約4.9 kg | |||||||
CEマーキング | 対応( EN61010-1: 2010、EN61326-1: 2013、EN IEC 63000: 2018) | ||||||
耐振動 | 9.8 m/s2 (周波数10~150 Hz、150 Hz、XYZ各方向) | ||||||
耐衝撃 | 500 m/s2 (作用時間11 ms) |
10.ACアダプタ (PS-P20023)
入力電圧 | AC 100 ~ 240 V |
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入力周波数 | 50/60 Hz |
出力電圧 | 定格16 V |
出力電流 | 定格 4 A |
安全規格 | PSE/CE/UL/GS |
11.バッテリ
電池 | リチウムイオン2次電池(84 Wh) | ||||||
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本体に内蔵(ホットスワップ可能) | |||||||
数量 | 2個装着可能 | ||||||
駆動時間 | 連続5時間駆動(新品電池2個装着時) 4CH 100 kHz解析/信号出力OFF/液晶バックライト(明)/ USBポート非使用 |
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バッテリステータス 表示 |
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電池残量15 %以下で残量警告メッセージを表示 | |||||||
残量最低レベル時の処理 | 電池残量3 %以下で残量警告メッセージを表示しオートシャットダウン | ||||||
直前のパネルコンディションを記憶 | |||||||
充電時間 |
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12.信号出力 (CF-0971 1CH信号出力モジュール) オプション
チャンネル数 | 1 | ||||||||||
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出力端子形状 | BNC(C02型) | ||||||||||
アイソレーション | 非絶縁 | ||||||||||
出力電圧振幅 | ±1 mV~±10 V(振幅+DCオフセット) | ||||||||||
出力形式 | 不平衡出力 | ||||||||||
出力結合 | DC | ||||||||||
保護回路 | 短絡保護 | ||||||||||
出力インヒーダンス | 0 Ωまたは50 Ω±10 % | ||||||||||
最大出力電流 | 10 mA | ||||||||||
オフセット電圧 | ±10 V | ||||||||||
D/A変換器 | 16 ビット | ||||||||||
変換レート | 最大512 kHz | ||||||||||
D/A変換器 | 16 ビット | ||||||||||
出力波形 | 正弦波/スウェプトサイン/疑似ランダム/ランダム/インパルス | ||||||||||
THDおよびスプリアス | -75 dB以下(正弦波 1 kHz、振幅±1 V出力時) | ||||||||||
適応FFT解析長 | 256~16384 | ||||||||||
ズーム解析 | 対応(ズーム解析レンジに連動) | ||||||||||
電圧振幅確度 | ±0.5 dB以内(1 kHz、1 V0-p、1 MΩ負荷において) | ||||||||||
周波数確度 | ±50 ppm | ||||||||||
デジタルフィルタ |
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ピンクフィルタ | アナログ方式 -3 dB/oct±1.0 dB(20 Hz~20 kHzで規定) | ||||||||||
バースト機能 | 単発バースト、連続バースト | ||||||||||
バーストサイクル |
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サイクル設定単位 およびバースト間隔 |
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テーパ機能 | 信号の ON/OFF 時に徐々に出力の増減が可 |
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1 ms ~ 32 s(1ms 刻み) |
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ただし、バースト機能ON時には機能無効 | |||||||||||
スペクトル平坦度 | 20 kHz~100 kHz:±1.0 dB以内 | ||||||||||
0~20 kHz:±0.2 dB以内 | |||||||||||
クレストファクタ |
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13.オプション
型名 | 品名 |
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CF-9200 | ポータブル2ch FFTアナライザー (本体) |
CF-9400 | ポータブル4ch FFTアナライザー (本体) |
CF-0922 | トラッキング解析 (ソフトウェアオプション) |
CF-0923 | RTA解析 (ソフトウェアオプション) |
CF-0942 | Logスイープ/加振制御 (ソフトウェアオプション) ※CF-0971が必要です |
CF-0947 | LAN外部コントロール機能 (ソフトウェアオプション) |
CF-0971 | 1CH信号出力モジュール (取付費別途) |
DR202 | リチウムイオン2次電池 (購入時に2個付属) STL社製 |
CF-0703 | USB接続ケーブル (1.5 m・TYPE-A、mini-B USBマスストレージクラス機能用)(フェライトコア付) ※USBケーブルは本体付属品です |
CF-0951 | リファレンスガイド(日本語版) (PDF版は付属のCD-ROMに収録) |
CF-0951E | リファレンスガイド(英語版) (PDF版は付属のCD-ROMに収録)2014年8月~ |
CC-0025 | ソフトキャリングケース |
CC-0091 | ハードキャリングケース |
PS-P20025A | バッテリ充電器セット (充電器とACアダプタのセット。別途AC電源ケーブルが必要です) |
Logスイープ解析/加振制御 CF-0942
測定モード(FRAモード) | |
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測定周波数範囲 | 10 mHz~100 kHz |
周波数分解能(Logスイープ) | 10, 20, 40, 50, 80, 100, 120, 160, 200, 250, 300, 320, 400, 500本/decade |
周波数分解能(リニアスイープ) | 100, 200, 400, 500, 800, 1000, 2000, 2500, 4000, 5000本/全帯域 |
アベレージ回数 | 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 20, 25, 30, 40, 50, 60, 80, 100, 120, 150, 180, 200回および任意の回数 |
周波数範囲分割設定モード | 測定周波数範囲を最大10分割し、各々加算回数および信号出力レベルを変更して測定可能 |
オート分解能コントロール機能 | 周波数全域の特性を精度良く観察できるようにするため、各周波数バンドの decadeを自動的に最適化する機能 |
周波数分解能拡大機能 | 計測時の周波数レンジ分解能に対して、周波数分解能を20倍に細かくした正弦波を発生させ、再測定をすることが可能 |
演算機能 | 周波数軸微積分機能(1階微分、2階微分、1重積分、2重積分) 四則演算機能 |
表示 | |
周波数応答関数の表示 | ボード線図(横軸:周波数/縦軸:ゲインと位相) |
周波数応答関数の表示 | ナイキスト線図(横軸:実数部/縦軸:虚数部)振幅の対数軸表示が可能 |
表示モード | FRFモード(3画面表示) |
Listモード1画面表示 1) 測定条件 2) 測定データ全ての No./周波数/FRFゲイン/FRF位相/COH/FRF実数部/FRF虚数部/SPEC1/SPEC2/加算回数のリスト |
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Peak Listモード 2 or 3画面表示 FRFのボード線図表示において2つの方法で周波数、ゲイン、位相をリストアップ 1. ゲインのピーク点(自動サーチ) 2. 任意点 |
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Memoryモード 1) カレント状態のFRF 2) メモリした波形のリスト 3) 2)で選択した波形の重ねあわせ表示(最大20画面まで) |
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Calculation画面(4画面表示) 1) カレントのFRF 2) メモリしたFRF 3) 1),2)を四則演算・微積分演算した結果の波形、1), 2)から開閉ループ変換した結果の波形※Calculation結果の波形も表示可能 4) 3)の計算結果のナイキスト線図 |
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表示機能 | 位相アンラップ表示 |
サーチデルタ機能 |
トラッキング解析 CF-0922
トラッキング解析種類 | 位相トラッキング |
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振幅トラッキング | |
サンプリング方式 | 定比トラッキング(外部サンプル):最大分析次数まで |
定幅トラッキング(内部サンプル):周波数範囲は FFT 解析と同じ | |
FFTサンプリング点数 | パワースペクトル指数平均 |
フーリエスペクトル指数平均 | |
最大分析次数 | 800次(6.25、12.5、25、50、100、200、400、800) |
最大ブロック数 | 1000(100、200、400、800、1000) |
解析画面表示 | 6画面/トラッキング表示のリスト表示あり |
表示関数 | 時間軸波形、周波数分析(振幅、位相)、次数比分析(振幅、位相)、 定比トラッキング分析(振幅、位相)、定幅トラッキング分析(振幅、位相)、 固定周波数トラッキング分析(振幅、位相)、タイムトラッキング分析(振幅、位相)、 三次元マップ 、キャンベル線図 |
表示トラッキング線図本数 | 8本(MAX ord、O.A 別) |
スケジュール機能 | 回転スケジュール(自動下降判別機能あり) |
時間スケジュール(タイムトレンド) | |
回転数上下限設定 | UP(下限→上限) |
DOWN(上限→下限) | |
UP/DOWN(下限→上限→下限) | |
DOWN/UP(上限→下限→上限) | |
解析同時レコーディング機能 | 定幅トラッキングのみ対応 |
RTA解析 CF-0923
オクターブ種類 | 1/1オクターブおよび |
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1/3オクターブ(フィルタ:6次バタワース) | |
JIS C 1514:2002 Class 1、IEC 61260 Ed.1.0 (1995) Class 1ANSI | |
1ANSI S1.11:2004 Class 1に適合 | |
時間重み(時定数) | 10 ms、35 ms、125 ms(FAST) |
630 ms、1 s(SLOW)、8 s、 | |
IMPULSE 立上り 35 ms/立下り1.5 s | |
JIS C 1509-1:2005 Class 1、 IEC 61672-1:2002 Class 1に適合 | |
解析周波数レンジ | 0.8~20 kHz(1/3オクターブ) |
1~16 kHz(1/1オクターブ) | |
演算機能 | 瞬時値、1秒毎の最大値、最大値ホールド、最小値ホールド |
パワー平均値、パワー合計値、リニア Leq | |
解析画面表示 | 最高6画面(データ重ね描きあり) |
リアルタイムオクターブ表示のリスト機能有り | |
解析同時レコーディング機能 | 対応 |
オプション | CF-0922(トラッキング解析機能) |
LAN外部コントロール機能 CF-0947 (推奨環境)
クライアントPC (OS) | Windows® 7 SP1 (64ビット/32ビット) Windows® 10 |
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ソフトウェア | Microsoft® Excel 2007 (Windows® 7 SP1[32ビット]) |
Microsoft® Visual Studio 2012(VB, C#) | |
.NET | Microsoft® .NET Framework 3.5.1 および Microsoft® .NET Framework 4 |
ネットワークケーブル | LANケーブル** カテゴリ6 |
本体付属品
付属品 |
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型 名 | 品 名 / メーカー |
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BSBT4D09BK | Bluetooth®モジュール バッファロー社製 |
LAN-W150NU2AW | 無線LANモジュール ロジテック社製 |
MW-260MFi (販売終了) | MW-260MFi ブラザー工業株式会社製 <製品ページへのリンク> |
最終更新日:2021/04/05