アナログの出力に付いて説明します。パラメータの設定に関しては 「設定手順書」を御参照ください
背面パネルの TRQ OUT コネクタから、トルクのアナログ電圧出力が行われます。 通常「設定値の入力」で設定されたトルク検出器のキャパシティ値の時に出力電圧は ±10 V になります。
出力電圧 |
±10 V |
---|---|
出力コネクタ |
C02形(BNC)コネクタ |
適正負荷 |
10 kΩ以上 |
時定数 |
63 ms/500 ms切替 |
出荷時の時定数は、500 ms に設定してあります。 「設定値の入力」設定項目のアナログ出力時定数を切り替えると 63 ms に変更でき ます。
トルクの電圧出力の校正のしかたデジタルボルトメ−タ(以下ディジボルと略す)の表示を見ながら行いますので、ディジボルを用意してください。
設定範囲:0~±0.999 ・入力できる部分のLEDが点滅 ・右矢印キーで入力位置(桁)を移動 ・上矢印キーで数値を変更。「−」は、MENUキーで表示
設定範囲:9.000~10.999 ・入力できる部分のLEDが点滅 ・右矢印キーで入力位置(桁)を移動 ・上矢印キーで数値を変更 ・4桁目5桁目は、9または10の表示のみ。4桁目で上矢印キーを押すごとに9→10を交互表示 |
背面パネルの REV OUT コネクタから、回転のアナログ電圧出力が行われます。 「設定値の入力」において設定された回転キャパシティ値に対して 10 V が出力されます。
<ご注意> 入力周波数の精度保証は、10 Hz ~ です。 回転数は回転信号パルス数と入力周波数に依存します。 例えば、回転信号パルスが60 P/R のときに入力周波数が 10 Hz の場合には回転数は 10 r/ min、1 Hz では 1 r/min となります。 |
回転の電圧出力の校正のしかたデジタルボルトメ−タ(以下ディジボルと略す)の表示を見ながら行いますので、 ディジボルを用意してください。
設定範囲:0~±0.999 ・入力できる部分のLEDが点滅 ・右矢印キーで入力位置(桁)を移動 ・上矢印キーで数値を変更。「−」は、MENUキーで表示
設定範囲:9.000~10.999 ・入力できる部分のLEDが点滅 ・右矢印キーで入力位置(桁)を移動 ・上矢印キーで数値を変更 ・4桁目5桁目は、9または10の表示のみ。4桁目で上矢印キーを押すごとに9→10を交互表示 |