TS-2600 で N-0(回転数毎のゼロ点補正の設定)をするには、TS-2600 と CPU を RS232C で接続し、Windows 95 に標準で装備されているハイパーターミナル機能を利用します。RS232C 用信号コードは当社専用のものが必要です。
次はハイパーターミナルの立ち上げ手順です。
名前(N):TS-2600 と入力し、アイコンは適当に選択し OKを押します。
接続方法(N):Com1へダイレクト、またはCom2へダイレクトを選択し、
OKを押します。
これは RS232C ケーブルを接続しているComポート番号を選択する設定です。CPU のコネクター番号を確認してください。
ビット/秒(B):9600
データビット(D):8
パリティ(P):なし
ストップビット(S):1
フロー制御(F):Xon/Xoff
以上を入力または選択しOKを押します。
ファンクションキー、方向キー、Ctrlキーの使い方
ターミナルキーを選択。
エミュレーション(E):VT100
10.エンコード方法(I)を押しホストシステムエンコード方法のウインドウを開きます。
シフトJIS(S)を選択し、OKを押します。
11.ASCII設定(C)を押しASCII設定のウインドウを開き、以下の設定を行います。
[ASCIIの送信]
行末に改行文字を付ける(S)
ローカルエコー(E)
にチェックマークを付けます。
[ASCIIの受信]
受信データに改行文字を付ける(A)
右端で折り返す(W)
にチェックマークを付け、OKを押します。現在開いているウインドウを閉じるため再度OKを押します。
12.ファイル(F)→名前を付けて保存(A)します。
ファイル名にはすでにTS-2600と入っているので保存を押します。
13.TS-2600の電源を一度OFFし、再度ONします。
これによりRS−232CでCPUとTS-2600が接続されます。
14.半角大文字でTRMとキー入力(ターミナル画面上には入力した文字は見えない)するとN−O補正値入力画面が起動しますので、TS-2600取り扱い説明書にしたがって設定操作をしてください。
15.TS-2600のアイコンが作られてますので、後日再度N−O補正を行う場合はハイパーターミナルを起動しファイル(F)からTS-2600のアイコンをクリックする事によりハイパーターミナルが起動します。その画面で14.の操作を行います。