信号の切り替えを接点で行うと、接点抵抗のばらつきなどでトルク検出器のN−0特性がばらつくため、規定の精度保証が出来ません。そのためトルク検出器信号の切替は禁止とさせていただいております。
信号を切替えるには、アンプを有した専用の切替器が必要です。 しかしながら、価格的に表示器2台を使う方が安価のため、切替器は受注生産にてお受けしています。
代用として、TS-3200型表示器では複数の検出器固有値の設定を記憶させる機能をもたせており、これにより信号線をつなぎかえるだけで直ちに測定が可能になるようにしています。
TS-3200以外のTSシリーズ表示器では、検出器にあわせて、その都度検出器固有値(FACTOR、CAPACITY、ZERO)の調整が必要となります。
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