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TM-3100シリーズ デジタル回転計 設置マニュアル短編 (PDF 1.2 MB) |
TM-3100
は、高感度のため、信号ライン上の高周波数ノイズの影響を受け、回転数がばらつくことがあります。必ず、取扱説明書に記載するノイズ対策を行ってください。
また、EMC 適合にする場合は「TM3100 設置マニュアル」取扱説明書をダウンロードし、必ず説明通り金属製盤への収納とラインフィルター、サージキラーを使った電源配線、および信号シールド線処理を行ってください。
■ノイズ対策配線
TM-3100 本体電源端子の GND は必ず接地してください。
接地
第3種接地以上(100Ω 以下)、2 mm2 以上の軟銅線(AWG14)、接地延長最大 20 m |
全ての入出力信号ケーブルのシールドは両端を安定したアースに接続接地してください。
次の図を参考に、信号ケーブルはなるべく短く配線してください。
サージキラーのマイナス側配線は 50cm 以内にしてください。
部品名 | 製造会社名 | 型名 | 個数 |
---|---|---|---|
ラインフィルター | TDK株式会社 | ZHC2203-11 | 1 |
サージキラー | フェニックス・コンタクト株式会社 | F-MS 12ST | 1 |
サージキラー | フェニックス・コンタクト株式会社 | VAL-MS 230ST | 2 |
サージキラー用ベース | フェニックス・コンタクト株式会社 | VAL-MS-BE | 1 |
次の図を参考に、シールドをグラウンディングを用いてアースに接地してください。なおグラウンディングクランプ は、竹内工業製EMT シリーズを推奨します。 なお、B スロットにオプションのEXTERNAL ユニットTM-0350 (RS-232C+GATE) が組み込まれている場合の RS232C のケーブルは、デジタル回転速度計TM3100 シリーズから10cm 以内に接地し、パーソナルコンピュー タ側には接地する必要はありません。
TM-3100 の POWER スロットにオプションの DC 電源ユニット TM-0301 が組み込まれている場合には、POWER スロットに配置されている DC 電源モジュールへは、次の図を参考にケーブルを接続してください。この時、必ずフェライトコア星和電機製(E04SR301334) を使用し、ファライトコアにはケーブルを必ず 2 ターンしてください。