NP-3110の使用周波数範囲(5Hz ~ 15kHz)以外の周波数で測定できないか

NP-3110 加速度ピックアップのカタログの仕様欄に


共振周波数 40 kHz
周波数範囲 5 kHz から 15 kHz


の記載が有ります。これは、検出器に付属の特性表を見ると、X 軸を周波数に、Y 軸を感度に取ったグラフはなだらかな山のように 5 Hzから 15 kHz までは平ら(3 dB 以内)で 40 kHz 付近を山の頂上としたような特性になっています。40 kHz を超えると減衰が大きくなります。


40 kHz 近辺は加速度ピックアップ本体の共振の為不安定な測定になりますが、これは 15 kHz から 40 kHz に掛けて感度が良くなること(出力電圧が実際より大きくなること)を示しています。 精度を無視して、高い周波数の振動があるのかどうかみるだけでしたら、使用することはできますが、出来れば共振周波数の高い型式;


NP-3210     80kHz
NP-2910     60kHz
LVシリーズレーザドップラ振動計


をお使いになられることをお勧めします。

 

<注意>


・取り付け

加速度ピックアップを測定対象に取り付ける場合、接触共振という問題が有ります。加速度ピックアップをマグネットベース、両面テープ、接着剤、ネジ固定などで取り付け、測定対象を基準に加速度 ピックアップの出力を見ると、加速度ピックアップ単体の周波数特性と同じ様な周波数特性が選られますが、共振周波数はその取り付け方によりかなり差が生じます。一般的にはネジ固定、接着剤、マグネットベース、両面テープ(厚いもの)の順に低くなり、マグネットベースではおよそ 7kHzになり、加速度ピックアップの特性よりかなり悪くなります。高い周波数を測定するには加速度ピックアップの取り付けには十分注意が必要です。測定対象と一体で動くことが加速度 ピックアップ取り付けの基本になります。(取扱説明書をご参照下さい)

・重さ

測定対象が軽量では、加速度センサの自重が測定に影響を与えることが有ります。測定対象の重さの 1/100 以下、少なくとも数十分の 1 以下であることが必要です。

 

センサの取付方法

イラスト(加速度センサの取り付け方法)

  • ① ネジ固定+シリコンオイル

  • ② ネジ固定

  • ③ マグネットベース

  • ④ 探触針

  • ⑤ 厚めの両面テープ

  • ⑥ 薄めの両面テープ

 

接触共振周波数特性データ(加速度センサの取り付け方法による接触共振周波数特性)

 


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