反射シートは、再帰性反射(光学上特殊な反射機構で、入射した光が再び入射方向へ帰る反射現象)により光源方向に光を反射する機能を有したシートです。
構造的にはレンズとして作用する直径 100μm 程度の微小な高屈折ガラスビーズが一定の効果を満たすように、結合樹脂中に均一に多数配置され、全体の厚みが 100 ~ 300 μm の薄く柔軟なシート状のものです。 ガラスビーズの一つ一つは、真円球で 一種の凸レンズとして作用します。入射した光はガラス体を通り屈折して一点に焦点を結びますが、球体底部に反射層を設け、再びガラス体を通ってもとの光源方向に帰されます。
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