レーザードップラー振動計は、使用しているレーザー管や干渉光学系の構成により、センサー端面(×レンズ端面)からの距離に応じ、感度の強・弱(可干渉性)が存在します。感度の強い距離で測定することにより S/N 比の良い計測が可能です (=感度調整が容易)。
※ここでの 距離は、レンズ先端部より、測定物 までの距離となります。 |
センサー端面(レンズ端面)より 170 mm の感度が良く、以後 200 mm ごとに感度が良い状態となります。250 mm および 450 mm 以後 200 mm ごと、の近辺は逆に感度が落ち込む部分となります。
接写リング使用時:LV-1300、LV-1600シリーズ(旧製品)では、測定範囲を可変させる為の『接写リング』を使用・変更しても、上記距離は変わりません。
なお、LV-1700シリーズでは、下図のように感度が最大となる焦点位置をセンサー部に「○マーク」で示しています。
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