騒音計 よくあるご質問
■LA-0122(外部コントロール入力機能)
外部コントロール入力機能の概要
LA-0122外部コントロール入力機能とは、外部より電圧を入力することにより騒音計をコントロールする機能です。騒音計LA-1240/1250/1350/4350のすべてで動作可能です。騒音計底面部のEXT CTRL(外部コントロール入力端子)にモノラルミニミニプラグで電圧を入力します。そのため、接続ケーブル(AX-501ケーブル)が別途必要になります。
■LA-0121ブロック図と電気仕様一覧 最大印加電圧 :3V
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外部入力信号によるコントロール
外部入力信号によるコントロールは、3Vを基準にしてコントロールしたい内容の電圧値まで電圧を下げて、その後、また基準の3Vにもどすというサイクルが基本になります。次の表や図を参考に、外部より任意の電圧を入力して騒音計をコントロールしてください。
【注意】
1度、基準の3Vに戻すことなく各コントロール電圧から次のコントロール電圧へ入力しても、次のコントロールは実行しません。
必ず3Vに戻してから次のコントロールを実行してください。
データストアはマニュアルメモリに対して実行されます。そのため、タイマー測定OFF時のみ有効となります。
また、アドレスも自動的に進むため、メモリアドレス0300にデータをストアすると、次はアドレス0001にストアされます。
データの除去および測定再開は、LA-1250/1350/4350のみ有効です。またこの場合、コントロール電圧が検出されたとき、データ除去用バッファメモリの測定データは一括して除去されます。
時刻確定はカレンダー設定画面表示時のみ機能します。
コントロール電圧を検出可能な最小幅は200msです。200ms以上に短いパルス幅の信号ではコントロール電圧を確実に検出できません。
3V以上の電圧は絶対に入力しないでください。
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抵抗を使用した外部コントロール
次の図のように、外部に抵抗とスイッチを接続することによってコントロールすることも可能です。
SW1: ONすると測定を開始または時刻設定
SW2: ONすると、ONしている間だけ一時停止、その後OFFすると測定続行
SW3: ONするとデータをプリントアウトしてメモリストア
SW4: ONすると測定を開始し、ONしている間だけ測定を続ける、その後OFFすると測定を終了し、データをプリントアウトしてメモリストア
SW5: ONするとデータ除去し一時停止、その後OFFすると測定続行
【注意】
図で記載した回路を組む場合は、抵抗は誤差±10%以内のものをご使用ください。