FV-1100 F/V変換機の使用周波数範囲と電圧出力の関係は

FV1100の標準仕様は max 10kHzです。

使用周波数が周波数レンジの50%以下では、出力電圧が小さくなると同時にリップル*が大きくなり、使用範囲での精度が悪くなります。
よく使う周波数範囲がフルスケール周波数に近くなるよう改造をお薦めします。


(例)    10kHzレンジでは 精度 は±0.2%、この意味は
            → 20mV/10Vフルスケール/10kHzフルスケール

 

           1kHz以下が使用範囲とすると、
           1kHz=1Vなので1kHzに対する精度は、
           → 20mV÷1V= 2% /1V/1kHzの精度となります。

 

         1kHz をフルスケールに改造すると
           → 0.2%/10Vフルスケール/1kHzフルスケール になります。

 

FV変換器の使用範囲はフルスケール周波数(周波数レンジ)の10%~100%の範囲を大体の目安としてください。

*リップルに関しては次のPDFファイルを参考ください。

FV変換とレスポンス、リップルについて

 



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