レーザードップラー振動計で計測した「速度」を一階微分し「加速度」に変換さらに演算し「重力加速度」で表示します。
ここでは、3画面表示にして上から3段目のグラフに「重力加速度」の値を表示させます。
上から2段目のグラフ(速度のパワースペクトル)に演算をかけ重力加速度のパワースペクトルを求めます。
その結果を上から3段目のグラフに表示させます。よって、3段目のグラフを"選択"します。
数式演算機能を用いて、一階微分および演算します。演算後単位を"G"にします。
上から3番目のグラフが、重力加速度のパワースペクトルになります。
※1 9.8 を 2回 割り算している理由
パワースペクトルは、ある物理量(加速度、速度、変位など)の2乗の次元をもつ量です。 その値の単位変換する場合は、換算値の2乗の値を扱う必要があります。具体的には、m/s2 から G へ変換する場合には、 (9.8)2 で除算する必要があります。
(参考) FDIFF の演算も (2πf)2 を乗算しています。
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/c_support/tech_term/cf_fft/cf3_3_2.htm#mark7