DS-0221で周波数重み付けを「A特性:ON」で測定し、テキスト保存したパワースペクトルを再度開いたら値が変わった。
何か設定が影響しているか?
テキスト形式での保存は、画面に表示されたデータの値をそのまま保存します。従って、DS-0221 で周波数重み付けを「A特性:ON」で測定し、そのデータをテキスト形式で保存すると「A特性:ON」のデータが保存されます。 このテキストデータを再度 DS-0221 で開き、周波数重み付け「A特性:ON」にした場合、二重にA特性がかかったパワースペクトルが表示されます。 この場合は、周波数重み付け「A特性:OFF」で使用してください。

 

周波数重み付け「A特性」ON/OFFの操作手順

  • カレントデータ(計測中のデータ)をクリックし、アクティブにした後、 メニューより「解析 → 周波数重みづけ → OFF」を設定します。
  • 保存されたパワースペクトルのテキストデータを開き、再生します。
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    補足説明 メニューの「解析 → 周波数重みづけ → A特性ON」は、測定された元データに対し二次演算された結果を表示するようになっています。「.dat 形式」での保存は元データが保存されます。よって「.dat 形式」で保存されたデータを再生した場合は「A特性:ON」にするとA特性を1回かけた表示となります。

     

     

    上段 A特性ONで測定したデータ(カレントデータ)
    中断 上段をtxt形式で保存したものを再生 (A特性ONのため2重にA特性が掛かっています。そのためオーバーオールの値が上段と違っています。 この値はデータの周波数分布に依存し、元データより大きい場合も小さい場合もありえます)。
    下段 上段を「.dat形式」で保存したものを再生したもので、上段と同じオーバーオール値になっています。


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