DS-2000 よくあるご質問
ロボット・工作機械のびびり振動や航空機・車両の振動、騒音の最も大きな原因の一つは共振現象であるといえます。そしてその解析方法の中でポピュラーな方法が、インパルスハンマによる対象物の周波数応答関数の測定です。インパルスハンマによる加振は、構造物を加振機に取り付ける必要もなく、計測時間も短いので、トラブルシューティングを始めとする現場計測に適しています。Graduo
は、最小2ch から最大32ch
まで、チャンネル数を拡張する事が可能です。1
点加振・1 点応答の場合は最小2ch 、X 、Y 、Z 3
点同時に測る場合は4ch 、また大型構造物の場合、加振1ch
で最大31ch
の応答信号がとれます。
■計測例
1) インパルスハンマにより構造物を加振します。
インパルスハンマ、加速度ピックアップをダイレクト入力できます。
2ch から32ch まで、チャンネル数を拡張できます。
オプションの信号出力を設定すれば、加振機による加振実験ができます。
2ch 信号出力を設定すれば2 点同時加振する事ができます。
測定結果をそのままモード解析させる事が可能です。
多点同時測定により、実振動のアニメーション表示をする事ができます。
2) 多ch 入力ユニットによる、多点同時振動計測例
■使用先 各種構造物の周波数応答関数測定
自動車(車体・エンジンシリンダーブロック他)、自動車部品(オイルパン・ワイパー・パワーステアリング他)、OA 機器(プリンタ・コピー機・ハードディスク他)、工作機械、回転機械(ポンプ・ファン・タービン羽根他)、ロボット、船舶、家電品(DAT 、CD 、VTR のシャーシ、洗濯機、冷蔵庫のコンプレッサ、エアコン、扇風機など)