用途例1  構造物の振動解析

ロボット・工作機械のびびり振動や航空機・車両の振動、騒音の最も大きな原因の一つは共振現象であるといえます。そしてその解析方法の中でポピュラーな方法が、インパルスハンマによる対象物の周波数応答関数の測定です。インパルスハンマによる加振は、構造物を加振機に取り付ける必要もなく、計測時間も短いので、トラブルシューティングを始めとする現場計測に適しています。Graduo は、最小2ch から最大32ch まで、チャンネル数を拡張する事が可能です。1 点加振・1 点応答の場合は最小2ch 、X 、Y 、Z 3 点同時に測る場合は4ch 、また大型構造物の場合、加振1ch で最大31ch の応答信号がとれます。

■計測例

1) インパルスハンマにより構造物を加振します。

 

  • インパルスハンマ、加速度ピックアップをダイレクト入力できます。

  • 2ch から32ch まで、チャンネル数を拡張できます。

  • オプションの信号出力を設定すれば、加振機による加振実験ができます。

  • 2ch 信号出力を設定すれば2 点同時加振する事ができます。

  • 測定結果をそのままモード解析させる事が可能です。

  • 多点同時測定により、実振動のアニメーション表示をする事ができます。

 

2) 多ch 入力ユニットによる、多点同時振動計測例

 

 

 

■使用先 各種構造物の周波数応答関数測定

自動車(車体・エンジンシリンダブロック他)、自動車部品(オイルパン・ワイパー・パワーステアリング他)、OA 機器(プリンタ・コピー機・ハードディスク他)、工作機械、回転機械(ポンプ・ファン・タービン羽根他)、ロボット、船舶、家電品(DAT 、CD 、VTR のシャーシ、洗濯機、冷蔵庫のコンプレッサ、エアコン、扇風機など)


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