日本のモノづくりを支える次世代人材育成に貢献
小野測器、「学童保育向け学習講座」を開催
神奈川大学工学部機械工学科と連携した地域貢献活動
2025年12月1日
NPO法人おかえりと神奈川大学山崎研究室の学生、 小野測器社員の集合写真
電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(代表取締役社長 大越 祐史)は、神奈川大学工学部機械工学科 山崎徹研究室(以下、神奈川大学山崎研究室)と連携し、同研究室に在籍する学生を対象とした3日間の仕事体験を実施しました。最終日には、NPO法人おかえりが運営する学童保育向けの「コップマイクロフォンづくり教室」を当社の開発拠点「横浜テクニカルセンター(横浜市緑区)」で開催しました。イベント終了後には、おかえりから参加学生、小野測器に感謝状が贈呈されました。
当社は創業以来、計測技術を活かした「はかる・わかる・つながる」という価値提供により、「人とテクノロジーのより良い関係を支え、サステナブルな社会の実現を加速させる存在であること」をビジョンとして掲げています。
また、次世代人材育成や地域貢献活動に積極的に取り組んでいます。今年7月には、「神奈川大学みなとみらいエクステンションセンター」に協力し、当社として初となる生涯学習講座を開催。小学生を対象とする参加型イベントを共同開催しました。
本施策では、神奈川大学山崎研究室と連携し、モノづくりの楽しさを学生に知ってもらうことを目的に仕事体験企画を立案しました。同研究室の学生6名が参加し、身の回りにある材料を使った「マイクロフォン工作」を通じて、マイクロフォンの原理や構造を学びました。最終日には、学生が学んだ内容のアウトプットとして、「NPO法人おかえり」が運営する学童保育の児童10名を迎え、マイクロフォン工作イベントを実施しました。
参加者の声
神奈川大学工学部機械工学科4年 荒木 雄大 さん
「学童を対象にしたわかりやすい資料作成や準備が大変でしたが、チームとして事前に役割分担を決めて準備を行ったことが功を奏したと思います。貴重な経験を積む機会をいただき、本当にありがとうございました。」
学童にマイクロフォンの製作を教えている荒木さん
神奈川大学工学部機械工学科 教授 山崎 徹 さん
「今回、小野測器様をメンターに、学生が学童教室を企画・運営する機会をいただきました。子どもたちと、モノづくりを楽しむ中で、技術の面白さに加え、伝え方やチームワークの大切さを学ぶことができました。本企画を支えてくださった小野測器の皆さま、温かく迎えてくださったNPO法人おかえりの皆さまに感謝申し上げます。」
NPO法人おかえり副理事長 伊東 圭昌 さん
「地域に根ざした企業・大学の方々のおかげで、子ども達にとって、モノづくりの楽しさ、科学技術の大切さを実際に体験する貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。」
本発表のポイント
- 社会貢献活動の一環として神奈川大学と連携し、学童向けイベントを開催
- 学童教室を運営する「NPO法人おかえり」より、参加学生、小野測器に感謝状を贈呈
開催概要
開催日:2025年10月22日(水)/11月10日(月)/11月30日(日) 計3日間
場 所:株式会社小野測器 横浜テクニカルセンター(横浜市緑区)
主 催:株式会社小野測器
協 力:神奈川大学工学部機械工学科 山崎徹研究室、NPO法人おかえり
対 象:神奈川大学山崎研究室の学生、学童保育に通う児童 ほか
実施コンテンツ ※一部抜粋
10月22日(水)
・小野測器について
11月10日(月)
・コップマイクロフォンを自作&性能向上するには?
・学童の皆さんを受け入れるための準備
11月30日(日) ※学童保育向け学習講座実施日
・コップマイクロフォンの作り方
・実際に音を録音してみよう!
小野測器と神奈川大学山崎研究室の学生6名に
感謝状が贈呈されました。
コップマイクロフォンを製作中の模様
【参考:神奈川大学工学部機械工学科 山崎徹研究室について】
振動・騒音などの「エネルギーの流れ」に基づく機械構造設計や、車外騒音問題の評価・予測手法などに取り組む研究室です。
https://www.mech.kanagawa-u.ac.jp/lab/yamazaki_lab/ylab_index.htm
【参考:NPO法人おかえり】
神奈川県を拠点に、学童保育や放課後の居場所づくりなどを通じて、地域の子どもたちの成長を支援するNPO法人です。
https://okaerigakudou.com/