流量計JCSS 校正範囲を拡張、液種も軽油に加え、工業ガソリンにも対応可能に
流量計 JCSS 校正サービスは、2014年に独立行政法人製品評価技術基盤機構 認定センター(IAJapan)に「流量・流速」区分での JCSS (Japan Calibration Service System) 校正事業者として登録され、軽油を用いた 20 L/h から300 L/h までの校正サービスを開始しました。
この度、国立研究開発法人 産業技術総合研究所との共同研究により、国家標準から計量トレーサビリティが確保されている流量校正設備が、校正範囲下限を20 L/h から0.02 L/h へ拡張、さらに工業ガソリンを液種に加えました。IAJapanの審査を経て登録されたことにより、使用燃料に近い流量計のJCSS校正が可能となり、近年の内燃機関の低燃費・効率化技術開発に貢献できうるものとなりました。
今回の流量校正範囲拡張により、石油小流量JCSS校正で国内トップクラスの校正能力を有するJCSS登録認定事業者となりますので、今後とも当社流量計測関連製品および校正サービスに対しての変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
流量計校正内容詳細
JCSS 登録に係る区分: 流量・流速
校正手法の区分:液体流量計
種類:石油用流量計(軽油、工業ガソリン)
校正範囲:0.02 L/h 以上 300 L/h 以下
(0.000 02 m3/h 以上 0.3 m3/h 以下)
特長