当社のGPS速度計は、豊富な試験機能でさまざまな車両試験に対応します。法規に定められた計算式で算出した試験結果を表示、保存することができます。時系列データに加えて、帳票形式での保存も可能です。

 

 

ノーマル測定 (標準機能)

計測開始から終了までの速度、距離、経過時間の計測を実施します。

ノーマル測定 (標準機能)

区間測定試験 (標準機能)

計測の開始(GATE ON)から終了(GATE OFF)までの区間における、最大水平速度/ 最小水平速度/ 平均水平速度/ 水平移動距離/ 経過時間 などの値を計測します。

区間測定試験 (標準機能)

加速試験

必要なオプション 本体試験モード
PC試験モード
LC-0827
LC-0831
本体加速試験機能
加減速試験ソフト

発進加速

試験の開始(0 km/h発進) から100 km/h*1に到達するまで、または400 m や1000 m*2 の地点に達するまでの、指定ステップごとの 瞬時速度 / 移動距離 / 経過時間 / 区間加速度 を計測する試験です。

*1 任意に速度を設定することも可能
*2 任意に距離を設定することも可能

発進加速

追越加速

定常走行した状態からアクセルを踏み込み加速を開始し、任意に設定した速度に達するか、または白線を超えた地点で試験を開始。さらにアクセルを踏み続け、車両の速度が任意設定した速度に達するか、または任意設定した距離に達するまでの時間を計測する試験です。

追越加速
速度ステップまたは距離ステップごとの経過時間や加速度を記録する

制動試験

必要なオプション 本体試験モード
PC試験モード
LC-0828N
LC-0831
本体加速試験機能
加減速試験ソフト

*フェード試験は特注対応

MFDD

ブレーキ評価基準MFDD(平均飽和減速度)に対応した、制動試験用の試験モードです。制動開始時から車両停止までの 制動距離 / 制動時間 / MFDD などを計測します。

MFDD

ABS・ウエットグリップ

制動開始時から車両停止までの、特定のステップごとの 瞬時速度 / 移動距離(制動距離) / 経過時間(制動時間) / 区間減速度 を計測します。
ABSは最大減速度(Z)、ウエットグリップは平均減速度(AD)を算出します。
 *ウエットグリップは、PC試験モード(LC-0831 加減速試験ソフト使用)のみ対応

ABS・ウエットグリップ

フェード試験 (特注対応)

制動の作動及び解除を繰り返して制動装置をフェードさせ、高温時制動性能を評価する試験です。 加熱手順の際は制動初速度v1から制動終速度v2まで、減速のたびに MFDD(平均飽和減速度)を算出します。 最終的に規定試験速度vから車両が停止するまで減速することで計測が終了し、そのときの制動距離やMFDDを算出します。

フェード試験

惰行試験

必要なオプション 本体試験モード
PC試験モード
LC-0829
LC-0831
本体惰行試験機能
加減速試験ソフト

 

アクセルから足を離しギアをニュートラルにし、計測開始速度を下回った(あるいは STARTボタンが操作された)タイミングから、 計測終了速度に達する(あるいは STOPボタンが操作される)までの、惰行時間や惰行係数、区間平均速度、移動距離等の車両の惰行性能を計測する試験です。

惰行試験

燃費試験

必要なオプション PC試験モード LC-0832 燃費試験ソフト

定地燃費

車両を水平直線路において一定速度で走行させた状態で、燃料消費率を計測する試験です。
定地燃費試験は、計測を開始してからの距離ステップや時間ステップごとの 移動距離 / 経過時間 / 平均速度 / 累積燃料消費量 / 累積燃料消費率 などの計測結果を得ることができます。

 

 

パターン燃費

多様な走行パターンに対する各区間の、距離 / 時間 / 区間平均速度/ 区間燃料流量 / 区間燃費 / 平均速度 / 燃料流量 / 燃費 の各計測値を求める燃費試験モードです。
例えば、テストコースの周回を1 区間としパターン燃費試験を実施すると、周回ごとの燃料消費率や全周回の燃料消費率などの計測結果を得ることができます。

燃費試験 システム構成例

軌道解析

必要なオプション PC試験モード LC-0833 軌道表示ソフト

走行軌跡計測

計測スタートからストップまでの間の車両の走行軌跡を計測し、計測した結果を相対走行軌跡としてグラフ描画します。

走行軌跡計測

横流れ量の算出

計測スタートからストップまでの間の、車両の横流れ量を算出します。

横流れ量の算

最小回転半径の測定

車両の最小回転半径を測定します。

最小回転半径の測定

 

 

最終更新日:2023/09/28