ExAngle(エクスアングル)は、当社が長年培った燃焼解析用の計測技術を再整理し、内燃機の計測にとどまらず、あらゆる回転体を対象とした高速サンプルの汎用計測器として生まれ変わりました。
EX-4100 ExAngle
燃焼解析用の1MHz高速ユニットを使い、最小0.05°分解能で収録可能な基本ソフトです。
以下の旧製品相当の計測機能が含まれます。
DS-0328T 過渡計測
DS-0335 SYNC計測
DS-0349 パルス周期計測
DS-0360 エンコーダーレス計測
EX-0428 DS燃焼解析
図示平均有効圧、燃焼質量割合、燃焼変動率、ノッキングピーク、燃焼騒音、トルクなど、
以下の旧製品の演算機能がすべて含まれます。
DS-0328 燃焼解析
DS-0337 燃焼騒音解析
DS-0329 ノッキング解析 NEW
DS-0361 トルク変動解析 NEW
EX-0436 DS燃焼リンク機能
LAN通信でベンチ側システムからExAngleを制御します。収録指示やデータ送受信が可能になります。
EX-0483 CAN機能
ExAngleの演算結果をCANバスに送信したり、車両側のCAN情報を受信して収録できます。
EX-0439 ノックエキスパート機能 NEW
マイクロホンでエンジン放射音を測定して、ノッキングを定量的に指標化できます。
従来の燃焼解析ソフトウェア(DS-0328)をご利用のお客様:
お手持ちのDS-3000シリーズハードウェアの初回ご購入時期によっては、ファームウェアの更新が必要な場合があります(2012~2016年頃出荷品)。その場合はDS-3000シリーズハードウェアをお引き取りし、当社で更新作業を行います。詳細については、当社営業所またはお近くの販売店までお問い合わせください。
カーボンニュートラルの実現に向け、新しい燃料や新しいデバイスに対する評価検証の重要性が高まっています。ExAngleであれば、限られた開発リソースの中で安全に効率よく試験を進めることができます。
ExAngleは、データ収録後の演算中もファイル保存時もモニタリングが止まることがないため、試験者は不安を感じることなく業務を遂行できます。それに加え、通常のメイン収録と並行して異常監視用のサブ収録も実行できるため、設備保護を行いつつ貴重な異常データを残すことも可能です。
入力ch数 | 4 ch/ユニット(最大28 ch、5ユニットまで) |
---|---|
入力方式 | シングルエンド |
アイソレーション | ユニット間絶縁(ユニット内4入力はコモン共通) |
端子形状 | BNC 端子 |
入力インピーダンス | 1 MΩ |
カップリング | DC 結合 |
入力電圧レンジ | ±0.1/0.2/0.5/1.0/2.0/5.0/10.0 V |
レベルモニターLED | -20 dB(緑)、-0.915 dB (赤) |
オフセット誤差 | ±1.0 % 以内 |
A/D分解能 | 16 bit 逐次変換型 |
サンプリング速度 | 最大 1 MHz |
データメモリ | 56 MB/ch |
質量 | 約 900 g |
パルス入力部 | |
---|---|
入力インピーダンス | 100 kΩ |
入力方式 | シングルエンド |
アイソレーション | 非絶縁 |
端子形状 | BNC端子 |
カップリング | ACまたはDC結合 |
入力電圧レンジ | ±10 V |
絶対最大入力電圧 | ±45 V |
最低入力電圧 | 1.0 Vp-p |
モニターLED | 信号正常検出(緑)、信号異常(赤) |
トリガーレベル | ±10 V、設定分解能 10 bits |
トリガースロープ | +(立ち上がり)、−(立ち下がり) |
絶縁 | |
絶縁 | 「1 P/R入力、角度パルス入力」「外部スタート入力」 「ステータス出力」間絶縁(1 P/Rと角度パルスはコモン共通) |
外部スタート入力 | |
入力形式 | TTLまたは無電圧接点信号 |
内部プルアップ抵抗 | 100 kΩにて内部+5 Vに接続 |
最小パルス幅 | 10 ms |
ステータス出力 | |
出力形式 | TTL |
外部スタート機能部 | TTL レベルまたは無電圧接点信号にて、計測開始するための
BNC 入力端子 検出スロープは、立ち上がりまたは立ち下がり |
質量 | 約 800 g |
入力ch数 | 16 ch/ユニット(最大32 ch、2ユニットまで) |
---|---|
入力方式 | シングルエンド |
アイソレーション | 非絶縁 |
端子形状 | D-SUB 37pin |
入力インピーダンス | 1 MΩ |
カップリング | DC 結合 |
電圧レンジ | ±1.0/2.0/5.0/10.0 V |
A/D分解能 | 16 bit |
サンプリング角度 | 45 ° |
サンプル方式 | マルチプレックス方式 |
質量 | 約 800 g |
付属品 | BNCコネクターBox、信号ケーブル (1.5 m) |
燃焼解析演算データ(Pi、Pmax 等)をアナログデータとして出力するためのユニットです。1ユニットは 16 chで構成されており、最大 32 chまで増設することができます。
出力ch数 | 16 ch/ユニット(最大 32 ch、2ユニット まで) |
---|---|
出力方式 | シングルエンド(各chのGNDは共通) |
アイソレーション | 非絶縁 |
端子形状 | D-SUB 37pin(外付けBNCコネクターBOX使用) |
出力インピーダンス | 1 Ω 以下 |
負荷インピーダンス | 10 kΩ 以上のこと |
最大出力電流 | ±1 mA |
出力カップリング | DC 結合 |
出力電圧レンジ | ±10.0 V |
D/A分解能 | 14 bit |
立ち上がり時間 | 100 μs 以下 (−10 V から+10 Vへ変化する時の 10 % から 90 % の時間) |
質量 | 約 800 g |
付属品 | BNCコネクターBox、信号ケーブル (1.5 m) |
AC電源電圧 | 100~240 VAC |
---|---|
DC電源電圧 | 10.5~16.5 V*1 |
消費電力 | 約 27 ~67 W*2 |
使用温度範囲 | 0~+40 ℃(非結露) |
保存温度範囲 | −10~+60 ℃ |
CEマーキング | 対応 |
最大ユニット数 | 9ユニット |
PCインタフェース | USB3.0 インタフェース |
外形寸法 | 257(W)×104~344(H)×182(D) mm*2 |
質量 | 約 3.1~8.5 kg*2 |
ハード構成補足:5ユニット以上から 150 WタイプのAC アダプターになり、冷却ファンがつきます。
*1:4ユニット時のみ10.5~16.5 Vとなります。
*2:ユニット数に応じて変わります。
OS | Microsoft® Windows® 10 Pro Microsoft® Windows® 11 Pro バージョンの詳細については、 ソフトウェア環境【Windows】を参照ください |
---|---|
CPU | Intel® CoreTM i7 第8世代以降のプロセッサー ベースクロック周波数 1.7GHz以上 |
メモリ | 16GB以上 (高速12CH以上は32GB推奨) |
ドライブ | DVD光学ドライブ(ソフトインストール時に必要) |
インタフェース | USB タイプA USB3.0 x 3 ポート以上 (EX-0436 使用時はLAN端子も必要) |
ディスプレイ | フルHD 1920 x 1080 |
※ Microsoft® Windows®は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
クランク角度検出器 スリット円盤分離タイプ CP-5110B |
クランク角度検出器 スリット円盤一体タイプ CP-5730 |
クランク角度検出器用 増幅器 CA-6000B |
![]() |
||
・光ファイバー採用で高耐ノイズ性
・光学系を改善し安定検出を実現
・小型・軽量で高振動エンジンでも使用可能
・セッティングを配慮したデザイン
・ベアリング等未使用で軽回転負荷 |
・光ファイバー採用で高耐ノイズ性
・光学系を改善し安定検出を実現
・回転部の軽量化/回転止めの構造改善により耐振動性向上
・高回転用ベアリング採用でスムーズ回転 |
・クランク角度検出器からの信号( A相:角度信号、1 P/R:原点信号)を受け、TTLレベルあるいはアナログ信号にて出力
・外部ボリュームによりクランク角度 検出器感度のマッチングが可能
・CEマーキング相当の高耐ノイズ性
・スイッチ切替でクランク角度検出器の機種変更にも適応が可能 |
最終更新日:2025/02/14