電磁歯車位相差方式トルク検出器 (MD/SS/DSTP/DD/EZシリーズ) の測定原理

イラスト(磁気式位相差方式トルク検出器 (MD/SS/DSTP/DD/EZシリーズ) の測定原理)

動力伝達軸は、そこで伝達されているトルクに比例したねじり角を生じています。ディジタルトルクメーターは、このねじれ角を軸の2ヶ所に固定した歯車と、その各歯車と対向させて配置した電磁式検出器により動力伝達軸とは非接触で二つの交流電圧信号の位相差として取り出し、その位相差を水晶発振器の高精度、高安定なクロックパルスを基準に巧妙にディジタル処理して測定する伝達トルクの計測器です。

 

このねじれ角の検出法には、動力伝達軸の間にトルク検出器を挿入する方法と、実動軸に検出器をつけて直接検出する方法とがあります。
トルク検出器の回転中空円筒を検出器付属モータにより回転させ、それと一体の内歯々車を常時回転させていますので、軸(外歯々車)が静止していても、外歯々車と内歯々車の間には相対速度が生じています。

 

従って、内歯々車が歯車ピッチ回転するごとにコイルは磁束の変化を受け、サイン波状の交流電圧を発生しますので、静止軸に加えられたトルクも測定できることになります。

電磁誘導位相差方式トルク検出器 (THシリーズ) の測定原理

イラスト(新・磁気式位相差方式トルク検出器 (THシリーズ) の測定原理)

検出器内部の構成は左の概略図のように、回転軸に位相差板、それを挟んで駆動コイルと検出コイルを配置しています。励磁した駆動コイルから位相差板を通過した磁気信号を、2つの検出コイルで電気信号に変換します。

回転軸にトルクが加わると、回転軸がねじれます。そのねじれ角度の変化は、磁気回路で磁束の位相差となって現れ、2つの検出コイルとアンプにより位相差が生じた電圧信号1と2に変換します。この信号を TS-2800 トルク演算表示器に送ります。演算表示器では位相差からトルク値を算出しています。

 

最終更新日:2016/12/26



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