振動レベル、振動加速度レベルの測定方法を説明します。
電源をON
- 振動レベル計 VR-6100 に乾電池または AC アダプターを接続して電源を供給します。 次に、電源スイッチをON に切り替えます。
測定項目を L (瞬時値)に切替
- パネルスイッチ[ L Leq LE ]を押し、測定項目を L (瞬時値)に切り替えます。画面には Lv または Lva、LvF の文字が表示され、現在の値が繰り返し表示されています。
校正の実行
- パネルスイッチ[ CAL ]を押し、振動レベル計 VR-6100
の校正レベルが適切な値に表示されているかを確認します。「内部校正信号による校正方法」の項を参照ください。
振動感覚補正特性
- パネルスイッチ[ Lv/Lva/LvF ]を押し、振動感覚補正特性を切り替えます。振動レベル測定の場合は「 Lv
」に、また振動加速度レベル測定の場合は「 Lva 」に、広帯域加速度レベルは「 LvF 」にそれぞれ切り替えます。
瞬時値モードをINSTで実行
- 振動レベル計 VR-6100 のパネルスイッチ[ INST/T.MAX ]を押し、瞬時値表示モードを INST に切り替えます。
レベルレンジの設定
- 入力レベルが過大または過小入力にならないように、液晶画面のバーグラフを見ながらレベルレンジ値を適切な値に切り替えます。振動レベル計
VR-6100 のパネルスイッチ[∧∨]( LEVEL )を押すたびにレベルレンジが切り替わります。
なお、一般的な振動のおおまかな目安は、次の表のとおりです。レンジを切り替えるときに参考にしてください。
表示する軸の選択
- パネルスイッチ[ AXIS ]を押し、振動レベルまたは振動加速度レベルを表示させる軸( X 軸/Y 軸/Z 軸/3 軸)を選択します。