背面パネルの REMOTE コネクターを使い外部からコントロール信号を入力することで可能です。 但、REMOTE コネクターに接続するケーブルは全長 5 m 以下とし、必要に応じてシールド処理を行ってください。
■操作方法
(1) 背面パネルのREMOTEコネクター
(ケーブル側コネクターは標準付属)ピン番号"C"と"D"間
を無電圧接点出力で配線します。
適合コネクター(信号コード側) : R03―PB8M (多治見無線電機製) <標準付属>
● REMOTEコネクターピン配列 |
ピ ン |
信号名称 |
備考 |
---|---|---|
A |
CLR IN |
無電圧接点入力 (コモンは共通) |
B |
TRG IN |
|
C |
CW/CCW切替 |
|
D |
COM |
|
E |
READY OUT |
無電圧接点出力 (コモンは別) |
F |
同上 COM1 |
|
G |
TRG OUT |
|
H |
同上 COM2 |
(2)
MENUの設定「回転方向の外部入力」をONにします。これにより、REMOTEコネクターから
のCW/CCW切り替えが有効になります。
-1 MENUキーを2s以上押し、設定モードに入ります。
-2 ENTERキーを使い「5.
回転方向の外部入力」モードに移り、設定をONにし
ます。ENTERキーは押す度に設定が確定され、次のモードに移行します。
注意
測定する軸の回転方向を変えた場合、トルクのゼロ補正値、N-0補正値が変わります。 回転方向を切り替えて使用するには、CW/CCW各方向についてトルクのゼロ補正値、N- 0補正値の設定を行う必要があります。トルクのゼロ補正値、N-0補正値は一度設定するとバックアップメモリに記憶されます。測定時は、検出器付属モ−タの回転方向を切り替えるとともに本器のCW/CCWを切り替えることにより測定してください。