MPシリーズ よくあるご質問
MP-981はセンサー先端に磁気抵抗素子を備えた検出部分を持っています。この検出部は2つの磁気抵抗素子MR1、MR2とマグネットからできています。この検出部で検出した信号波形を波形整形することで、MP-981は矩形波出力を得ています。
検出部は下図のように2つの磁気抵抗素子MR1、MR2とマグネットから出来ています。磁気抵抗素子は加わった磁界の大きさに比例した抵抗値を示します。 センサーの前方に磁性体(歯車)が存在すると、磁界の強さは変化します。このため、磁性体の位置がそれぞれの磁気抵抗素子に対して不均衡であると抵抗値も不均衡となります。 下図のように端子1 - 3 間に一定の電圧を掛け、端子2の出力電圧を観測すると、端子2からの出力信号は歯車の形状をなぞるように変化します。