LV-2100 レーザー干渉変位計 よくあるご質問
LV-2100 レーザー干渉変位計は[変位計]であり、LV-1700 シリーズレーザードップラー振動計は[速度計]です。 検出原理も違います。
LV-2100 レーザー干渉変位計は、計測対象に投受光で得たレーザー光の干渉縞の数から振幅変位(m)を復調します。 対してLV-1700シリーズレーザードップラー振動計は、計測対象に変調したレーザー光を照射し、計測対象が振幅時に反射光に生じるドップラシフトの周波数から振幅速度(m/s)を復調します。
LV-2100 レーザー干渉変位計は DC(オフセット)を含む振幅変位の検出が可能で、矩形駆動の圧電素子やカンチレバー(cantilever)測定に加え、オフセットを伴う振幅変位の検出も 0.155 nm※ の分解能で可能な変位計です。
LV-1700 シリーズレーザードップラー振動計は変位(m)を得る為に積分処理が必要ですが、得られる変位値は交流成分のみであり、積分処理でDC成分(オフセット)を得る事はできません。